8月6日の水曜、「この世界の片隅に」の、戦後80周年特別上映を観に行く事に。
映画内容としても、8月6日までのカウントダウンが続く本作は、この日に観るのが相応しい、と思ったり……
これは広島を舞台とした優れた作品で知られるこうの史代の同題漫画を、アニメ映画監督に加え、軍事史研究でも知られる片渕須直監督がアニメ映画化したもの。
広島の海苔漁師の家に育った浦野すず。
絵を描くことが得意だけど、どこかぼうっとした所のある彼女に突然縁談が舞い込んだ。そして、昭和19年2月。すずは呉に住む海軍文官、北條周作のもとへと嫁ぐ事になった。
軍港を見下ろす高台の慣れぬ土地での生活に戸惑いながらも、北條家に迎えられたすずだが、思わしくない戦況により北条家の暮らしも日々厳しいものとなり……
今回、5回目の鑑賞。
相変わらず、素晴らしい完成度だと思うんだけど、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を観た後では物足りない……やはり、りんさんのエピソードを切っちゃうと、作り込まれた完成度があるが故に、描かれてはいるけれど語られない事が気になるし、これでは、これは(かなり)ほんわかした子のホームドラマになってしまう。
確かに、こうしないとTV放送は出来ないとは思う。それでも、(さらにいくつもの)が描いたドラマを盛り込んで、これを、ちゃんと夫婦の愛憎の物語とするのが本来の姿のように思った。
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