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2023年01月05日11:26

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冬休み6日目

 冬休み6日目、今日も箱根駅伝・復路をTV観戦。

 昨日、山登りで青山が失速、リードを許す展開となり“ノリと勢い”の青山だけに、箱根の山で追いつけなければ苦しいだろう、と思ったが……山下りで大きく崩れ、これで優勝はないな、と。その後は、駒沢・中央のトップ2の独走となった。
 でも、9区で、3位グループで、中堅5校がダンゴになり、「学校最高順位」とか「55年ぶりの表彰台」とか「初の表彰台」とかを変に意識して牽制し合っているのを、8位の青山が一気に抜いてしまったのには笑った……まぁ、青山にとってみれば3位など通過点でしかないからな……

 終わってみれば、駒沢の完全優勝。しかも、出雲、全日本を制しての三冠だ。大八木監督に最後に華を持たせる形となったか……

 また、中盤以下は、こちらも順位がめまぐるしく変わるシード権争い……前日、一時19位に落ちた東洋が、なんとかシード権を取るなど、今年も面白かった。

 

 駅伝の後、今日は映画を観に行く。映画は、
 「近江商人、走る」。

 これは、大坂商人、伊勢商人と並ぶ「日本三大商人」のひとつである「近江商人」の活躍を描くビジネス時代劇。
 主演は、「許された子どもたち」の上村侑。監督は「鬼が笑う」の三野龍一。
 
 ある近江商人との出会いから、大津の米問屋・大善屋で丁稚奉公することとなった銀次――それから5年が過ぎ、商才を発揮する銀次は、店の仕事だけではなく、職人の互助組合作りや茶屋の宣伝などを手掛け、町の人々を助けるようになっていた。
 だが、大善屋の主人が、悪辣な奉行への賄賂を断った事で、その仕返しに大善屋が千両もの借金を背負うことになってしまう。銀次は店を守るため、大津と十五里離れた堂島の米の価格差を利用した裁定取引を思いついて……

 この映画はなかなか面白い作りになっている。
 製作は独立系のKCIで、出演俳優も主演の上村侑始めスター俳優はおらず、あたかも単館系作品のようでありつつ、これは時代劇……まぁ、江戸時代の時代劇ならば日本では体制が整っている、と言いながらも、この規模の作品で時代劇はなかなか出来ない。
 ただ、セットや衣装、小道具までは整えつつ、そこで繰り広げる内容は現代的で、台詞などはほぼ現在の言い回し――「リスク」と言う英語まで飛び出す始末なのだ。こうした時代劇に、現代風のアレンジを加える事自体は、最近では珍しくはないのだが……さすがに、茶屋の宣伝で、茶屋娘がアイドル歌唱をし、それを“オタ芸”で応援し、握手会までする、と言うのはさすがにどうか、とは思ったが、それも、後の展開の伏線となるのだから気が抜けない。
 最大の見せ場の、米取引での大儲けも、高速通信手段による時間差で稼ぐ、と言うものであり、決して奇想天外なものではなく、ギリギリの所で地に足つけている、なかなかのバランス感覚だ。

 いただけないのは、主演の上村侑で、どうにも台詞回しが拙い感じがする。
 また、奉行の悪行を粉砕するのが主人公らの知恵と活躍ではなく、藩主のお殿様が出て来て沙汰を下す、と言うオチになるのはどうにもすっきり来なかった。
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