金曜、仕事の後、イオンシネマ港北NTへ――時間に余裕を持ち、会社は2時間前に出た。距離は15km、道路は渋滞さえなきゃ、45分で到着する筈なので、ゆっくり夕食をとって、本屋に寄るくらいの時間はあるかぁ、と思っていたのだが……いきなり工事渋滞に掴まり、その後もあちこちひっかかって、結局、1時間半以上かかり、大慌てて焼きそばかき込んで映画館へ……で、映画は、
「天間荘の三姉妹」。
これは、高橋ツトムの漫画「スカイハイ」のスピンオフ作品である「天間荘の三姉妹−スカイハイ−」を北村龍平監督が映画化したもの。
主役となる三姉妹を、のん、門脇麦、大島優子が演じている。
小川たまえは交通事故で臨死状態になり、「もう一度現世に戻って生きる」か「天へと旅立つ」か自ら決断が出来るまで、天と現世の狭間の町・三ツ瀬にある旅館「天間荘」で過ごすことになる。
そこでは初めて会う腹違いの二人の姉が待っていた。その日から、たまえは「天間荘」の住人として、三ツ瀬で暮らし始めるが……
この映画だが、柴咲コウ演じるイズコの「おいきなさい」のキメ台詞に既視感があると思ったら……これ、高橋ツトムの漫画で、2003年には映画公開もされた「スカイハイ」のスピンオフ。なるほど、そのせいか……
映画鑑賞後、原作コミックも1話だけ試し読みしてみたが、再現度の高さには感心する――しかし、のん、あの役は17歳設定ではないか……まぁ、違和感ないのは立派(?)だけど。
また、この映画、かなり豪華なキャストではあるのだけど、中村雅俊が顔出しだけのちょい役、三田佳子はサングラスで顔を半分隠し、高橋ジョージがカメオ出演して、歌まで歌っているのに、音声カットなど、勿体ないオバケが出そうな使い方には感心するやら呆れるやら……
この物語のテーマは、東日本日本震災への鎮魂となる。あの日の悲劇を忘れず、突然の死を迎えた人々への救いと、その後も生き続ける人々への想いを代弁するような物語は決して悪くはなく、むしろ、心打つものだとは思うのだが、如何せん、この映画版、テンポが悪い。この内容で150分だ、北村龍平監督もどうしてしまったのか……
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