水曜、仕事の後、TOHOシネマズ海老名で、
「ぼくらのよあけ」。
これは、今井哲也の同題のSFジュブナイル漫画を劇場アニメ化したもの。
2049年、夏。解体工事の進む阿佐ヶ谷団地に住んでいる小学 4 年生の沢渡悠真は、27年ぶりに地球に大接近する「SHIII・アールヴィル彗星」に夢中になっていた。
そんな中、沢渡家の家庭用AIオートボット・ナナコが未知の存在にハッキングされた。「二月の黎明号」と名乗るその存在は、外宇宙からの探査機で、2022年に地球に降下した際、大気圏突入時のトラブルで故障し、休眠していたという。
「二月の黎明号」を故郷に帰すべく、悠真らの極秘ミッションが始まった……
このアニメ、先日公開された「雨を告げる漂流団地」と偶然ながら似通った印象――小学生らが主人公、解体されつつある団地が舞台、など……偶然ではあるものの、「あれ?この間似たようなのを観たっけ」と言うのはマイナス要因だろうなぁ……尚、こちらは、子供たちは異星からの来訪者を、帰してやろう、とがんばる内容で、それはつまり「E.T.」であるのだが。
物語としては、原作もSFとして高い評価を受けた作品であり、なかなかSF度は高い。異星の知的生命体が、人間と同じような“人”であるとは限らない、と言う設定をぶっ込んで来る辺りから本格派だと言える。
いただけなかったのは、エピソードの整理がついていない事で、ナナコのAIの「嘘」と「死」を巡るエピソードが上手く噛み合っていない辺りや、そもそも、最大の盛り上がりを描くのが、AI・ナナコとの別れだったりするのも腑に落ちない。
あと、主人公・悠真の声を、杉咲花が当てているのだが、これがどうにも違和感――自分は、俳優がアニメで声の出演をする事に否定的ではないつもりだが、先日の宮沢氷魚と言い、最近、ちょっと上手く行ってない例が目立っているように思う。
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