mixiユーザー(id:124952)

2022年04月24日20:56

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土曜は……

 土曜は、午前中、水槽の水替え。
 今週の水替えでは、40cm水槽で育成中のアーリーの稚魚を、成魚の泳ぐ90cm水槽へ引っ越しさせるつもり。
 当面は、セパレーターで90cm水槽を区切り、そこへ稚魚を移し、馴染んだ所で混泳させよう、と。
 作業中、その作業中、90cm水槽に、アーリーの稚魚が……ありゃ、90cm水槽でも繁殖しちゃってたか……

 水替え後、出掛ける。
 みなとみらい駅のドトールで、ミラノサンドとコーヒーの軽めの昼食の後、Kinoシネマみなとみらいで、
 「潜水艦クルスクの生存者たち」

 これは、2000年にバレンツ海で発生したロシアの原子力潜水艦事故を映画化。
 監督は、「アナザーラウンド」のトマス・ヴィンターベア。
 出演は、「レッド・スパロー」のマティアス・スーナールツ、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」のレア・セドゥ。

 ロシア海軍の演習に参加の為、出航した原子力潜水艦クルスク。
 しかし、予算不足で海軍は潜水艦の6割をスクラップにし、残存艦艇も錆びだらけで手入れが出来ておらず、兵員の給料も遅配する有様であった。
 それでも、西側へ虚勢を張って艦隊を展開したのだが、その最中、クルスクで魚雷の爆発事故が発生、艦は海底に沈降してしまった。118名の乗員も大半が死亡し、生き残った23名が後部区画で救出を待つのだが……

 クルスク沈没は、ソヴィエト連邦崩壊後のロシアの弱体ぶりを示すニュースとして記憶している人も多いのではないか、と思う。
 当時、生存者救出にモタつく軍と政府に抗議した乗員家族の女性が、メディアも取材中の公の場で、政府職員に注射を打たれて連れ去られて行くシーンも繰り返し放送された。(この映画でもしっかり再現されている)

 映画は、当時の状況を再現したものとなっている。沈没の原因となった魚雷の爆発や、その後、生存者死亡の原因となった酸素発生器の爆発なども、実際の調査結果に基づくもので、リアルに再現されたセットと合わせ、見応えのあるものとなっている。
 また、水中でポンプの作動や水密など、水流を確認する際に、牛乳を流して水流を可視化する、などの描写も興味深い。
 最初の爆発事故から、艦内のサヴァイバル、ロシア側の救出の不手際に、同じ海の男として敵味方を越えて協力を申し出る英国海軍と、要らぬプライドと秘密主義でそれを蹴るロシア軍高官……と、テンポよくサスペンスを盛り上げて行くのもいいし、港で帰りを待つ乗員らの妻や子供の不安と焦燥を描くのもドラマを盛り上げる――主人公の身重の妻役は、レア・セドゥが演じているがこの役作りも見事――ただ、全員死亡となる結末が史実より明かなのでやりきれないのだが……

 ただ、ロシア政府の協力を得る為に仕方なかったとしても、英国の協力要請を断り、救出作業を遅らせた(実際、救難ダイバーが潜水艦のハッチを開けたのは9日後で、その時には艦内は完全に水没していた)のは、プーチン大統領が休暇中で、5日間を無為に費やした、と言う事も一因であった、と言う史実を描かず、海軍上層部の責任とした、この映画の踏み込みの浅さは気になった所だ。
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