を読んだ。2〜3回目(汗)。菊地秀行著。
ニューヨークの古書店で見つかったその稀覯本を手に入れるために、八頭大は日本から5時間で現場に駆けつけ、100万ドルを支払った。
しかし思った通り本を狙う刺客の手も伸びていた。
巨体のサイボーグ、生き物のように鞭を操る男の2人の殺し屋から辛くも逃げ延びた大は、チャイナタウンのバーで祝杯をあげようとするが・・・。
なぜか無性にこのシリーズを読みたくなったので読んだ。
面白い(笑)。
クトゥルフ神話と関連深い本シリーズだが、本作ではタイトルの通り聖書関連のエピソードなので、クトゥルフ関係はいくつか書名が出てくる程度に留まっている。
その代わり聖書関連の情報とその斬新すぎる解釈には力が入っており、興味深く読めた。
また普通の冒険小説としても、上記の2人の殺し屋に加えてまだまだ滅茶苦茶な能力を持ったやつが出てくるので飽きさせない。
1つ気になったのは駐車場のシーンの展開で、主人公も疑問を呈していたが、やはり「暴走」だけで片付けるには少々やりすぎだったと思う。
ミステリとして提示された混沌とした状況は、やっぱりすっきりと解決してほしいと思う。
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