冬休み6日目の大晦日。
今日は、午前中に昨日出来なかった網戸と窓ガラスの清掃。
更に、洗面台の配水管の補修をし、更に便器も磨いた。
今日の昼食はハラミステーキ。
午後、T−JOY横浜で映画、
「ジョゼと虎と魚たち」。
これは、田辺聖子の同題の短編小説をアニメ化したもの。
この小説は、2003年に実写映画化されており、これが2回目の映画化となる。
幼いころから車椅子生活のジョゼは、ある日、坂道で転倒したところを、大学生の恒夫に助けられる。海洋生物学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない憧れの魚の群を実際に見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れていた。
ジョゼとふたりで暮らす祖母は、恒夫にあるバイトを持ち掛ける。それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすることだった――
この物語、元々短編と言う事もあって、犬童一心監督による実写映画版でも大分話を膨らませていたが、今回はアニメと言う事で更に表現の幅を拡大――まぁ、個人的にはもっとファンタジックに振ってもよかったように思うが……
アニメとしては、キャラクター造形もよく、作画や背景も丁寧で破綻がない。ストーリーはいささかベタではあるのだが、それは一方で安心して観ていられる、と言う事ではある。
事実上のクライマックスであるジョゼの絵本の読み聞かせのシーンは、先日観た「えんとつ町のプペル」のブルーノの紙芝居と同様だったりするのだが、映画としての見せ方は数段上で、思わずホロリ。ここからエンディングまで幾度も涙を誘われ、ここまで泣いた映画は最近ないほど。
物語のその後を見せるエンドロール、最後に添えられたエピローグもいい。これは傑作だ。
映画の後、スマホを見ると、昨日の東京の新型コロナウィルス新規感染者数が1300人超えだって!?……おいおい。どうなるんだ、一体……
さて。
今日は映画をもう1本。Kinoシネマみなとみらいで、
「ソング・トゥ・ソング」。
これは、現代映画界の巨匠、テレンス・マリックによるラブロマンス。
音楽の街、オースティン。
ミュージシャンを目指すフリーターのフェイ、大物プロデューサーのクック、売り出し中のソングライターのBV、夢を諦めたウェイトレスのロンダ――4人の男女の人生が交錯して……
この映画、実はほとんど予備知識なしで観始めた。美しくエモーショナル映像に、ポエティックなモノローグ――今時、こんな、ゴダールのような真似を出来るとすればテレンス・マリック?と思っていたら案の定であった。
今回は、音楽業界の内幕を描くと言う、巨匠らしからぬ題材だが、そんな中に“関係性の本質”を浮かび上がらせる、と言う、いつものテレンス・マリック映画になっていく。
見所としては、リッキ・リー、イギー・ポップ、パティ・スミス、ジョン・ライドン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなど様々なミュージシャンの出演と、趣向を凝らした音楽の使い方だろう。
キャストも豪華だし、巨匠故に、最近煩いポリティカル・コレクトなど知ったことかと、主要キャストは白人ばかり。アメリカ社会における白人の特権性を隠そうともしない辺りは潔いとさえ言えるだろう。
ただ、物語としては弱く、映像詩とでも言う、その作風は、個人的にどうにも相性が悪い。本作は内容とテーマの俗っぽさもあって、中盤以降退屈し、眠気さえ覚えてしまったと言うのが正直な所だ。
帰宅後、今日の夕食は大晦日と言う事もあって、年越し蕎麦。
あ、今年はエビが手に入ったんだっけな、エビ天付。美味い。
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