土曜日、午前中にかかりつけのクリニックに行き、その後、水槽の水替え。
午後、ブルク13で映画2本。
今日の1本目は、
「キーパー ある兵士の奇跡」。
これは、第二次世界大戦で英国の捕虜となったドイツ兵が終戦後、困難を乗り越えて英独を結ぶ平和の架け橋として活躍した実話を映画化したもの。
1945年、ドイツ軍兵士だったバート・トラウトマンはイギリスの捕虜となる。
ある日、収容所でサッカーをしていたところ、地元の弱小サッカークラブの監督の目に留まり、ゴールキーパーとしてスカウトされたバートは、クラブを地区リーグ残留に導くのだった。
やがて、名門サッカークラブ「マンチェスター・シティ」に誘われるのだが……
これは、これまでサッカーファン以外には存在を知られていなかったバート・トラウトマンの激動の人生を描く伝記映画。
物語の軸にあるのは、戦争による憎悪の感情を、人として、如何に収め、赦しを与えるのか、と言う事。そして、英独の“戦後”を導いた男の生き様を描き、過去に囚われずに歩み出すと言う感動的なものなのだが……この映画、バートがイギリスで過ごした1945年からの10年以上のエピソードを2時間の映画にまとめる、その取捨選択が首を傾げるものとなっているのだ。
結婚や、マンチェスター・シティ入団テストなど盛り上がりそうなエピソードが省かれているのは理解に苦しむ。
また、戦時に敵国同士だった男女の恋愛に重きを置くのは、いささか陳腐なように思えたし、その一方で、サッカーの面白さや、技術描写の乏しさに物足りなさを覚えてしまった。
2本目の映画は、
「どうにかなる日々」。
これは、志村貴子によるオムニバス漫画を、「あさがおと加瀬さん。」の佐藤卓哉監督が映画化したもの。
「えっちゃんとあやさん」
百合はかつて女の子から人気を集めていたが、男性と結婚。その結婚式で、百合の高校時代の恋人のえっちゃんは、短大時代の恋人のあやさんと出会って、互いに惹かれ合っていく……
「澤先生と矢ヶ崎くん」
何の感慨もなく卒業の日を迎えたある男子校。教師の澤は生徒の矢ヶ崎に告白されて……
「 しんちゃんと小夜子」
AVに出演した事で親に勘当された従姉の小夜子は、しんちゃんの家に居候中。ある日、幼馴染みのみかちゃんが、面白半分で小夜子が出演したAVを見てしまうが……
「みかちゃんとしんちゃん」
中学2年生になったみかちゃんとしんちゃんは、しんちゃんの従姉・小夜子が出演した1本のビデオに囚われ続けていた。思春期の距離感ともどかしさが、二人を包み……
この話、全く予備知識がなかったので、最初のエピソードで面食らった。
綺麗で清潔感のある絵柄で描く、様々な愛の形……性の多様化の時代とは言え、同性愛のエピソードが2つ続いて、その次が小学生とAVだ。
話としては面白い部分もあるのだが、内容的に恋愛像あるある、と言う普遍性に欠けて感情移入がし辛く、物語の尺の短さもあって、さらりと流れてしまった感じ。
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