夏休み1日目の土曜は、午前中にかかりつけのクリニックに行き、それから水槽の水替え。
60cm水槽のアーリーの稚魚、4匹ほどを40cmに移して様子を見る事にした。
尚、90cm水槽に移動した10匹ほどは既に姿が見えず……やはり、まだ早かったか……
午後は神田で「零戦についての深い話 4」。
その前に、横浜で腹ごしらえと行こう。
今日は、白エビ天丼と、ざるうどんのセット。この白エビ天が絶品であった。これは美味い。
午後は久々……4ヶ月ぶりくらいの東京。
神田・ミカサホールで、「零戦についての深い話 4」。
今回は、零戦三二型がガ島攻防戦で使えなかったのは、航続距離の減少ではなく、燃料事情による栄の運転制限によるものであったとか、陸軍のキ番号から見る新型機開発の状況など、今回も「そう言うことか」と言う面白い話。
片さん……と言うか最近は「カントク」だな……の話も、新作映画のリサーチとしての枕草子解読――枕草子全文テキスト化、って……そこまでやるか――もあったり、毎度内容の濃い3時間であった。
その後、帰りはちょっと遠回りして、久しぶりに秋葉原へ行ってみる。
今回、以前から気になっていた――アマゾンとかで偶に見るんだけど、現物見てから買おうと思っていた――時計用工具セットを見つけたので購入。
あと、格安のモバイルバッテリーも。
でもまぁ、長居はせずに横浜へ――だってもう、夜の映画のチケット買ってしまっているしね。
夕食は喜助で牛タン……4枚8切れだが、ちょっと多い。最近、食えなくなった来たなぁ。
今日の映画は、Kinoシネマズみなとみらいで、
「ジョーンの秘密」。
これは、イギリス史上、最も意外なスパイの実話を基に、ジュディ・デンチ主演で映画化したもの。
夫に先立たれたジョーン・スタンリーは、仕事も引退し、イギリス郊外で穏やかな一人暮らしを送っていた。
2000年、外務事務次官のウィリアム・ミッチェル卿の死がジョーンの穏やかな老後を日々を変えてしまう。それから暫く後、ジョーンはMI5に逮捕されてしまう。ウィリアム・ミッチェル卿の秘密ファイルから、核兵器開発に関する機密情報のソ連への漏洩事件に、ジョーンが関わっていたと言う証拠が出たと言うのだ。ジョーンは、息子で弁護士のニックを弁護人として、無罪を主張し続けるが、隠されていた過去が次々と明らかになって行き……
この映画、実際に起きた機密情報漏洩事件を元にしているけれど、大分脚色されているよう。
若い女性がKGBのスパイとして核兵器に関わる情報を流していた、と言う事実を、米ソの間で、戦後欧州をリードしようとする英国の核兵器開発の思惑と共に描くだけで、興味深いものになりそうなものなのだけど、映画は、そこにロマンスを多めに添加。KGBの若き工作員との初恋、そして、研究所の上司との不倫恋愛を描き、そこに再度現われた初恋の人との間で揺れる女心……と言う展開になる辺りは完全にメロドラマとなってしまう。
そんなメロドラマを、ソフィー・クックソンが可憐に演じ、数年に及ぶスパイ事件のあらましを、回想しつつジュディ・デンチが重厚な演技で語って行く……その構成には安定感があり、イギリス映画らしい抑えた作りが作風に品格さえ与える。ただ、そんなドラマに、最終的には家族の、そして母と息子のドラマまで重ねて行くのは、さすがに盛り込み過ぎのように思えたし、むしろ、当時の国際情勢などを描いて欲しかった所。
ただ、ジョーンが情報漏洩をした理由――双方が「核兵器」と言う必殺の武器を持つ事で、却って平和が保たれる、と言う核のジレンマが生む平和――は、20世紀当時ならいざ知らず(だからこそ、2000年のジョーンがそれを言ったのだけど)、今、現在としてはいささか古めかしく、説得力に欠ける。
そのせいもあるのだろうか、最後を「家族への愛」として、小さなドラマとしてまとめた辺り、竜頭蛇尾に感じてしまった。
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