今日も雨……と言う事で映画を観に行く。
映画は、TOHOシネマズ日比谷で、
「アイアン・スカイ2/第三帝国の逆襲」。
この映画、神奈川では、小田原でしか観られない。東京でも観られるのは、ここ日比谷と、六本木くらいで、上映館が限られてしまっている。
だからと言って不人気な訳ではなく、今日も、劇場には朝10時前に着いたのだけど、その時点で14:35の回までチケット完売、と言う有様で……劇場の方も、観客をバカにしたように「ディズニーとアニメさえ上映しておけばよい」と言う作品選択をせずに、本当に客の入る映画を上映すればよいのではないか、と思うのだが。
さて。
「アイアン・スカイ2/第三帝国の逆襲」、これは、2012年に公開され、月面の秘密基地に潜伏していたナチスの残党が地球侵略を目論む、と言う内容が話題となったSFコメディ「アイアン・スカイ」の続編。
2018年、ナチスの侵略に勝利した人類だったが、その後の核戦争で地球は壊滅。辛うじて生き残った人類はナチスが建設していた月面基地で生き延びていた――だが、核戦争より30年後、エネルギーが枯渇し、絶滅の危機に瀕していた。
そんなある日、地球から逃げ延びて来たロシア人の宇宙船に密航して、死んだはずの月面ナチス総統ウォルフガング・コーツフライシュが月基地潜入する。生き残った人類の指導者レネの娘のオビに捕らわれたコーツフライシュは、人類を救う手段がある事を打ち明けるが……
この2作目ですが、さすがにアイデア勝負の前作に比べ、そのインパクトは薄れたものの、ブラックコメディと言うか、タブーすれすれの悪ふざけは健在。
また、地球空洞説に、爬虫類型異星人・レプティリアンと、オカルティストにはお馴染みのネタを盛り込み、ヒトラーは勿論、ジンギスカンからスターリン、米大統領にザッカーバークまでもがレプティリアンで、人類を支配していた、と風呂敷を広げて行く。
生き延びた人類の中で、支配層となるのがジョブス教の信者だとか、辛辣なパロディも満載。
映画としてはB級で、予算規模も小さい中で、VFXはなかなか頑張ってはいるものの……さすがに大スペクタクルは描けず、アクションシーンも意外とあっさり。それをギャグで補い、決して安っぽく見せていないセンスも見物だ。
また、前作で地球をあっさり壊滅させたのに続き、今回も地下空洞世界を壊滅させ、数億年を生き延びて来たレプティリアンも全滅させてしまうなど、世界の破滅を躊躇しない展開も相変わらず。
そして、最後の最後には、あの国もが亡命秘密基地を設けていたと言うのにはウケた――なるほど、赤い星か……
その後、有楽町まで来たのだから、銀座「天龍」で餃子を食べて行こうか、と思いましたが……結構な長い行列。
でも、そこはランチの餃子、1時間はかからない、と言われて列に並ぶも、本日2本目を考えると並んではいられない、か……と言う事で、結局、駅前でカレーを食べて、桜木町へ。
雨も上がった……日本丸は総展帆。
本日2本目は、Kinoシネマで、
「さらば愛しきアウトロー」。
これは、名優ロバート・レッドフォードが、実在した伝説の銀行強盗を演じる俳優引退作。
1980年代、アメリカ。拳銃をチラリと見せるだけで、決して銃を撃たず、誰ひとりとして傷つけない74歳の銀行強盗フォレスト・タッカー。
被害者の銀行員でさえ、彼のことを「紳士だった」と賞賛する。
そして、2年間で93件もの銀行強盗を成功させたフォレストに、彼を追うジョン・ハント刑事も、彼の生き方に魅了されていくのだった……
この映画、クリント・イーストウッドの「運び屋」と比較すると面白い。
どちらも実在の人物でありながら、イーストウッド演じた男が、生き方を後悔し、家族に許しを請うのに対し、このレッドフォード演じるフォレストは、最後まで後悔する事なく、「これだから止められない」と笑顔で強盗を繰り返し、逮捕されては脱獄するの繰り返し。家族からは許されないけれど、そんな事、まるで意に介さない人物と描かれる。
そんな「止められない」男を演じて、ロバート・レッドフォードは自身の俳優人生にピリオドを打ち、イーストウッドは恐らく製作を止められないだろう。そんな対比も面白い、と思った。
帰宅後、エアコンの整流板を取り付け。
価格は安く、簡単に取り付けられて効果大。その簡便な構造、しっかりした作り……中国製、恐るべし。
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