今日もまた朝から雨……なので、部屋でうだうだ。
それにしても、もう1か月以上バイクに乗っていない……腐っていないだろうな?
午後、部屋にいても仕方ないので映画を観に行く。今日の映画は、
「トイ・ストーリー4」。
これは、おもちゃの視点で描くピクサーのアニメの第4弾で、9年ぶりの新作となる。
物語は、前作「3」の直後から始まる。新たな持ち主のボニーと共に楽しく毎日を過ごすウッディと仲間たち。だが、女の子のボニーはカウボーイ人形のウッディにはあまり興味を示さず、ウッディの出番はなく、クローゼットの中で過ごす日々を重ねていた。
そんなある日、幼稚園に通うことになったボニーは、工作で作った人形にフォーキーと名付けて持ち帰る。ウッディたちは仲間に迎えようとするが、フォーキーは自分をゴミだと思いこみ……
前作までの三部作で、「トイ・ストーリー」はシリーズとして見事に完結していた。その中で描かれたのは、おもちゃの世界が、実はおもちゃにとっては厳しい世界である、と言うこと。その世界では、おもちゃは所有者の子供により、壊されたり、捨てられたりする事もあれば、おもちゃに別の価値を見出す大人によって、おもちゃ本来のあり方である「子供の遊び相手になる」道を奪われたりもする。そんな世界でも、おもちゃの幸せは、自分を愛してくれる誰かの側にいる事であり、それは、子供の所有物になるという事は、揺るがぬものであるのは一貫していた。
前作「トイ・ストーリー3」では、大人となったアンディが、幼いボニーにおもちゃを譲る、と言う事で、所有者が変わっても愛され続ける事で、おもちゃは幸せなのだ、と言う結論に至ったのだが……そんな完結したシリーズを復活させた本作は、その「おもちゃの幸せ」自体を問う、これまでのシリーズをひっくり返すようなもの。
なるほど、これは正に「びっくり」な展開であり、おもちゃがおもちゃを超え、己がどうしたいのかを己自身に問う、と言う重いテーマを抱えたものとなっている。
アニメーションとしての完成度はさすがピクサーだけあって文句なしに高く、初期シリーズで違和感のあった人間の描写も、リアルとアニメのバランスを上手くとった違和感のない仕上がりになっているのもさすが。
ただ、本作では人間サイドの物語にご都合主義と言うか、強引な部分があるし、展開も不自然。特に、おもちゃとひとり遊びするだけで、周囲に興味を示さないボニーなど、「この子、大丈夫なんだろうか?」と思ってしまう極端な設定になっているのも気になる。
いつものドタバタで始まり、舞台を移しながら、おもちゃならではの小さな冒険を繰り広げるのは定番展開だが、本作はそれにホラー風味も加え、終盤にはお約束の感動の展開に至る……そして最後には「おもちゃの幸せ」を問う物語は確かによく出来ているものの……前述したように、本作の抱えたテーマを深読みすればする程、考えさせられるものになっているのは、24年も続いたシリーズならではの重みだろうか。
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