今日も雨、と言う予報だったが……あれ、晴れてる。
ちょっと予想外で、クルマかバイクで出掛けたくもなったけど、午後から雨と言う事だし、予定通り映画を観に行く。
まずはチケットを買い、その後、昼食してから銀ブラとしゃれ込む。
昼食は以前から気になっていた親子丼専門店「○勝」。
うん、美味しい……けど、親子丼なら四ッ谷の「軍鶏一」の方が……って、変に舌が肥えているのも困りものだな。
あとは、日産のショールームに行ってみたり……
三愛のショールームはマネキンじゃなくて、モデルなのか、って事に気づいたり。
そんな事しているうちに時間。
映画は、シネスイッチ銀座で、ゴダールの
「イメージの本」。
ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠ジャン=リュック・ゴダールが、様々な絵画、映画、文章、音楽のコラージュし、暴力、戦争、不和などに満ちた現代世界が向かおうとしている未来への怒りを込めて綴った全五章の物語。
この映画、“物語”とあるけれど、語られるものはなく、そこにあるのは言葉の断片が漂うイメージの洪水。
完全に映像アートで、映画に物語を求める人、そして判り易いものを求める人を拒絶したものになっている……その意味では、これは観客を選ぶだろうな……
アートだけに、それを解説するのも野暮なのだけど、受けた印象としては、これは、聖書やコーランなど、言葉を記し人を律した本に代わる、映像と音楽による新たな人々の指針を模索するものではないか、と感じた。
映画館を出たら、雨が降り始めていた。
そこで、川崎に移動、先日観られなかった、
「愛がなんだ」
を109シネマズで観る。
これは、角田光代による同題恋愛小説を今泉力哉監督が映画化。主演は岸井ゆきの。
28歳のOLテルコは仕事も友情もそっちのけで、片思いする守のことを最優先にしている。呼び出しがあったら仕事も放り出して駆けつけるので、会社もクビになってしまった。
しかし、守はテルコを都合のいい女としか見ておらず、年上でがさつなすみれに恋しており……
これは、これまでにない形で、人を好きになる事を描いた映画。
ただ、傍にいたい、何でもして上げたい、と言う気持ち――愛などではなく、恋が近いかもしれないけれど、それとも違う、人からは「気持ち悪い」と言われたりするけれど、そんな執着と言うか、一歩間違えればストーカーになってしまうような得たいの知れないものに囚われたテルコを描いて行く。
そんなテルコを演じた岸井ゆきのが魅力的。
決して美人ではなく、スタイルもよくなく、NHKドラマでは14歳の役を演じて全く違和感なしの幼児体型……どちらかと言うと、小動物的な魅力で、なるほど、これは恋愛対象からは外れるかも、と言うテルコに説得力を持たせて演じている。これは間違いなく、彼女の代表作になるだろう。
また、テルコとマモちゃんの関係を裏返したような葉子さんとナカハラの関係を対比させて描く物語も巧みで、最後の最後まで“不気味ちゃん”であるテルコを動かす「好き」と言う気持ちの行き先にハラハラさせられる、これは風変わりだけど一級の恋愛サスペンス。大人気なのにも納得だ。
夕食は、「利久」の牛タン。
帰宅後、これまた何も出来ずにダウン。
いかんなぁ、ホムペの更新がなかなか進まない。
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