祝日と言うことで休暇取得推進日でもあるので、休暇を取って映画三昧。
午前中、ブルク13で、
「ファースト・マン」
これは、人類初の月面着陸を成し遂げたニール・アームストロングの自伝を元にした映画なのだけど……この映画の特徴的な事は、この人類史に残るイベントを感動的にもロマンティックにも描かない。
説明も少なく、これは宇宙開発史に相当詳しくないと、何がどうなっているのかも判らないだろう。
そして、もうひとつの特徴はカメラの近さ。
カメラは、多くがニール・アームストロングの視線、そうでなくともニールの周囲15cmくらいから、と言うアングルで、その殆どが大写し。
所謂“神の目”のカメラアングルはなく、これはコピー通り、「体感する」映画と言える。
まぁ、何にせよ、これは観る人を選ぶだろうな……
今日2本目の
「バーニング」
は、今度はシャンテだ。
時間に余裕がなく、桜木町駅で蕎麦を手繰って昼食とし、有楽町へ急ぐ。
「バーニング」
これは、村上春樹の短編小説を、イ・チャンドン監督が映画化したもの。
このミステリアスな映画、決して謎解きのミステリーではなく、かと言ってファンタジーでもない。
印象的なシーンもあり、この雰囲気を楽しむ映画と言う事か……確かに、後半の妙な胸騒ぎを覚える展開は、確かに一見の価値あり。
3本目は、シネマジャック&ベティで、
「若い女」
これはまぁ何と言うか……情緒不安定で、嘘つきで、見栄っ張りで強情、口を開けば際限なくとりとめのない事を喋りまくる、まるで感情移入出来ず、傍に居て欲しくもないヒロインが、捨て猫のように放り出されて、立派な野良猫になる話、とでも言おうか……確かに、動物の生態を観察しているような気にさせられる映画なのだけど。
4本目は、
「バグダット・スキャンダル」
これは、2003年に明るみに出た国連のイラク政策における不正告発の背景を描く映画で、国際政治と外交の裏を垣間見る興味深い内容。
ただ、下手なスパイ・サスペンスばりの展開にロマンスまで絡めた内容はいささか娯楽志向ではあるが……
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