土曜日は、なかなか忙しい。
午前中にかかりつけのクリニック。診察受けて、来月の検査の予約を入れた。
その後、水槽の水替え。
午後は、CBRを12ヶ月点検に出しに行き、その後でCBのプラグ交換。
プラグは、イリジウムプラグを奢る事にした(まぁ、以前もコレだけど)。
今回、交換を大分サボってしまい、交換時期を大幅超過してしまった・・・
昔ながらの空冷4発なので、プラグ交換は楽チンだ・・・が、そう言えばプラグ交換も久しぶりだ。
交換には車載工具を使用。レンチがやけに上質で精度がいいな、車載工具としては上出来だ、とか思ったけど・・・よく考えればCBの車載工具のスパナはTONEに入れ替えておいたんだっけ。
約1万kmを走ったプラグはこんな状況になっていた。
その後、様子を見る為に試運転。
始動性はよくなっているし、アイドリング、そして低速の回転安定性ははっきり高まった。
走ってみても、エンジン回転は静かで滑らかで、これは気持ちいい・・・が、これが本来のCBで、コレを維持出来るようにしなきゃいかんのだ、反省。
試運転の後、先週購入した礼服とブレザーを引き取りに行く。
礼服を新調したのだから、と合わせてネクタイとポケットチーフも買ってしまった・・・
ブレザーはネイビーブレザーが欲しかったのだが、最近は見当たらない。
生地はウール100%ではなく、混紡なのだけど、シルクが入っていて手触りは上々だし、着心地も軽い。
夕方、ジャック&ベティで、映画「世界で一番ゴッホを描いた男」を観る。
これは、中国、深圳市近郊にある、世界市場の6割もの複製画を生産する大芬(ダーフェン)油画村を取り上げたドキュメンタリー。
この街で20年間ゴッホの複製画を描いてきた趙小勇。彼の工房が製作したゴッホの複製画は10万枚にもなる。ゴッホに魅せられその複製画制作に人生を捧げ、いつか本物のゴッホ作品を見たいと願う彼を追う。
コピー品の盛んな中国とは言え、1万人を超える画工が年間数百万枚の複製油絵を送り出していた、と言う事に驚く。
そして、彼らは、本物の油絵同様に絵具と筆を用い、これまた驚くべき事に僅か数時間のうちに絵を描き上げてしまう。
そんな画工房の主、趙小勇はオランダの取引先に招かれてアムステルダムに赴く。初めてのヨーロッパ旅行に喜ぶ趙小勇だが、画廊に並んでいると思っていた彼の絵は土産物屋に並べられ、しかも、その価格は想像以上に高かった。
自分たちが画家ではなく、複製品を製作する画工だと言う現実を突きつけられ、趙小勇の表情は曇る。
そして、美術館で見た本物のゴッホの絵・・・本物の“芸術”の迫力が画工を打ちのめす。
己の存在意義に悩む趙小勇だが、数万もの絵を本物さながらに仕上げた、その技量だけは本物だ。
帰国した趙小勇はオリジナルを描き始める。
磨き上げられたゴッホさながらの筆遣いで描き出された肖像、風景、そして、働く人々・・・その絵は最早複製画ではない。生み出される“本物”の輝きに人は目を見張るだろう。
これは、ひとりの“職人”が“芸術家”になる姿を描いた作品で、仕事ではなく、情熱を以て活き活きと絵筆を揮う趙小勇の姿には感動を覚える。
そして、無数のコピーの果てに本物が生まれる、そこに現代の中国の縮図を見たような思いがした。
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