今回の暴走解散総選挙(600億だか700億だかの税金が使われるそうな!)には、わたしはハナから反対だった。そんな大金と多くの労力と時間と紙の無駄づかい、納得できないよ。
だけど、高市政権のままではほんとうに戦争が始まりそうで怖いから、選挙になるのなら、新党「中道改革連合」を支持したいと思う。
でも、「中道連」に対して“原発容認”とか“改憲OK”とか、何なん?と怒っている友人たちの言い分もよくわかるので、とてもせつない。
せつないと言えば、伊藤詩織監督の映画『ブラック・ボックス・ダイアリーズ』についても同じ気持ちになる。伊藤さんの側に立つ人と、西廣弁護士が気の毒すぎると言う人とで、友人たちの意見はほぼ半々に分かれていて、しかもどんどん拗れていって……悲しい。
わたし自身サバイバーで、例の“
赤いきつねのCM”でさえ苦手なくらいだから、この映画は観られない。だから、誰が正しいとか、映画の作り方がどうとか、これからも語ることはないと思う。
ただ今回、誰がどんなスタンスでどんな発言をしたのかは、しっかり覚えておきたい。
そして、この映画のことで傷つく人がいたら、いっしょに傷みたいと思う。
似たことが、大阪で開催された「沖縄・米兵による女性への性犯罪 第13版 朗読会」をめぐっても起きていた。
わたしは部外者だけれど、友人や知人が何人か渦中にいて……激論が交わされる様子を、SNSでドキドキしながら眺めている。
混乱の中にあっても、静かに、根気強く抗議や対話を続ける人たち。そして、まだ数は少ないけれど、批判を謙虚に受け止め心から謝罪しようとする人たち。その姿に胸を打たれた。
ここ数日、「知性」というものの美しさに、深く感じ入っている。こんな気持ちになったのは、ほんとうに初めてだ。
世界はまだ、美しい。
◆ 写真は、鳩山町。犬たちとの散歩コースからの風景です。🤗
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