「こちらでは今年、140トンのコメを収穫予定。ですが、すでに新米は予約で完売しています。」
記者はなぜその先を書かないのだろう。そこから掘り下げれば農水省が語る「コメの流通の滞り」の詳細が見えてくるだろうにと思う。
早い話がコメの先物取引き。
昔ならただの買付けでしかなかった。今は違う。先物買いした「コメ」を相場を見て売り買いができるのだから。それを認めた岸田政権の罪は大きいと思う。
トラックも倉庫も要らない投資家たち。買うと約束した日にその大量のコメをどう処理するつもりなのだろう。心配は要らない。その日には買主が大手商社あたりになっている。商社は市場には出さない。相場が下がってしまうから。コメは海外に。
農水省ははこの状態をいつまで放置するつもりなだろう。
政府の掲げる「デフレ脱却」に照らせば歓迎する事柄であることは想像できるけれど。
【編集済】それを認めた岸田政権
■コメ価格5キロ4000円超 このまま高止まりの見通し 影響は“主食”以外も 日本酒・味噌…加工用米にも影響
(TBS NEWS DIG - 03月17日 19:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8242510
きょう、JA全農は説明会を開き、卸売り業者の間で取引されるコメの価格は今後も高止まりするとの見解を示しました。この値上がり、ご飯だけでなく、食卓に欠かせない商品にまで影響が広がってきました。
栃木県内の農家では、今年の新米の準備が着々と進んでいました。
岡田農園 岡田伸幸さん
「今年は何とか作らなきゃいけないなという感覚になっています。確実に供給していかないといけない。プレッシャーを感じますね」
こちらでは今年、140トンのコメを収穫予定。ですが、すでに新米は予約で完売しています。少しでも収穫量を増やせないかと考えたのが…。
岡田農園 岡田伸幸さん
「去年、そばを作付けしていたが、今年転作して主食用米に戻す圃場(ほじょう)です。今、主食用が足りないっていうことで、『契約を増やしてくれ、もっと作ってくれないか』と相談を受けて、増やさざるを得ないかなと」
田んぼを増やすことで、さらに5トンの増産となります。しかし、その米もすでに売り手が決まっています。
高止まりが続くなか、政府も備蓄米の放出することで価格を安定させようと試みています。きょう、備蓄米を落札したJA全農が、コメを取り巻く現状について説明しました。
JA全農 藤井暁 米穀部長
「価格上昇は需要の減退の可能性もあって、生産者の経営の安定に良い影響を及ぼさない」
その上で、今後のコメ価格について、卸売り業者の間で取引されるコメは今後も高止まりするとの見解を示しました。
コメは安くなる気配がありません。先ほど発表されたスーパーの販売平均価格を見てみると、5キロ=4000円超えに。スーパー4社に聞いてみても、販売価格は4000円前後と、高止まりが続いています。
影響は主食以外にも。都内の和食レストランでは…。
赤坂やげん亭 永野雅昭 社長
「日本酒の冷蔵庫だが、コメが上がると日本酒の値段も全部上がってしまう」
コメはスーパーなどで販売される「主食用米」と、酒やせんべいなどの原料となる「加工用米」に分かれます。こちらの店では、日本酒の仕入れ値が2割ほど上がりました。
赤坂やげん亭 永野雅昭 社長
「全部値段が上がってますから、逆に値段が下がっているものを見つけるのは大変なのでは」
コメを原料に作る味噌にも影響が出ています。こちらの企業では、コメと麦の合わせ味噌を製造していますが、原料となる加工用米の高騰で打撃を受けています。
フンドーダイ 山村脩 社長
「想像を超える金額、価格の高騰と言いますか…。食用米に比べて加工用米は価格が低い関係で、農家さんが生産する量はさらに少ない」
今後も価格が落ち着くのに時間がかかると危惧しています。さらに、簡単には値上げに踏み切れない“業界の事情”があるといいます。
フンドーダイ 山村脩 社長
「もともとコメもみそ汁も需要自体が日本で減っているという話がありますが、それを加速させる動きになってしまうのではないかと危惧しています」
主食のコメの価格は落ち着くのか。備蓄米は今週、倉庫から入札した業者に引き渡されます。
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