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2025年01月19日17:25

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「機動戦士ガンダム GQuuuuuuX」感想

 これは、SFロボットアニメの金字塔「機動戦士ガンダム」の新シリーズで、庵野秀明のスタジオ・カラーと、サンライズのコラボレーション作品となる。
 脚本を「新世紀エヴァンゲリオン」の榎戸洋司と庵野秀明、監督を「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の鶴巻和哉が手掛けている。
 今回、TV放送に先駆け、シリーズ冒頭を再構成し、劇場公開となった。

 フォト

 宇宙世紀0079に始まるジオン独立戦争における敗北により地球連邦は、宇宙への足掛かりを失った……それから時が流れ、コロニー国家・サイド6に暮らす女子高生アマテ・ユズリハは、ある日、戦争難民の少女ニャアンと出会う。
 アマテは、その出会いによって、非合法なモビルスーツ決闘競技“クランバトル”に巻き込まれてしまう――

 (以下、内容に触れているので注意)




 新シリーズとなる本作だが、冒頭、懐かしいナレーションとコロニー内の風景描写から、1年戦争開戦となる本作は、「ガンダム」のリブートと言うべきだろう。
 そして始まるのは、アムロ・レイがガンダムに搭乗せず、地球連邦のV作戦は失敗に終わり、MS(モビルスーツ)・ガンダムがジオンの手に落ちて、ジオンが(辛くも)1年戦争に勝利した世界――この辺りの描写は、正に最新アニメ技術によりリメイクされた「機動戦士ガンダム」であり、庵野秀明が手掛けるこれは事実上「シン・機動戦士ガンダム」と言って差し支えないものだろう……この“1年戦争”パートは、庵野秀明がやりたかった事と言われ、アムロのいない「ガンダム」を、巧みに再構築された展開と、マニアを唸らせる名台詞の転用で、非常に魅力的なものとなっていた。

 そうして、世界観を作り上げ、戦後のサイド6を舞台に始まるのが、本作「GQuuuuuuX(ジーアクス)」となる。
 その「ジーアクス」だが、人物キャラクターの絵柄が、それまでの“1年戦争”のものと全然違うのに面食らう……勿論、これまでもシリーズごとに絵柄は変わってはいるのだが、同じ作品の中で変わると言うのには……

 物語の方は、まだ主人公のアマテが、ガンダムに乗り、“クランバトル”の初戦に勝利する所までで、ほんのさわりでしかないので語り様もない。
 煩いマニアは、あれこれ文句をつけていたりするが、とにかくシリーズ1話で主人公がロボットに乗り込むまで描かないといけないTVのロボット・アニメでは冒頭の展開に無理があるのは毎度の事なので、仕方のない事のように思う。
 むしろ、これから先はTVシリーズで観て欲しい、と言う狙いは伝わるし、興味を抱いたのも事実だ。
 だが、「ガンダム」を最初っから観ていた古参としては、冒頭20分の“1年戦争”を、しっかり長尺で映画として見せる「シン・機動戦士ガンダム」を観たいのだがなぁ、と言うのが正直な所だ。
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