これは、ブルー・ウインド・ブローズ」の富名哲也監督の新作で、小松菜奈と松田龍平がダブル主演を務める“彷徨える魂”の物語。
佐渡金山の展示施設で、倒れている女が目を覚ます。清掃の女性が彼女を介抱し、家へ連れて帰る。
過去も名前も覚えていない彼女は、ミドリと名付けられ、施設で清掃の仕事に就く事になる。そんな中、ミドリは猫の気配に導かれ、構内で暮らす男と出会って……
現実感を欠く、ふわふわとした物語に、台詞の棒読みだけではない、感情に靄をかけたような演技に戸惑っていると、これが実は死後の世界を描いたものだと判って来る……つまり、これは幽霊譚なのだ。
しかしこの映画、描こうとするものは理解は出来たのだが、物語に最後までどうにも乗れなかった、と言うのが正直な所。
1枚の絵のように構図を決めた、いくつかのカットにはセンスを感じはしたが、物語に入っていけなかったために、妙に格好をつけただけのように感じられてしまった。
まぁ、佐渡の金山観光が出来たのと、久々にスクリーンで小松菜奈を鑑賞できたのが収穫ではあるが……
PS
久々に映画で観る小松菜奈だが、顔つきが菅田将暉に重なるような……やはり、夫婦と言うのは似通って来るものなのだろうか?
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