mixiユーザー(id:124952)

2024年02月04日22:47

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「ザ・ガーディアン/守護者」感想

 これは、「藁にもすがる獣たち」のチョン・ウソンが初監督・主演を務めたアクション・サスペンス。

 韓国マフィアで先の見えない稼業に嫌気が差し、兄貴分を殺して殺人の罪で懲役10年を言い渡されたスヒョクが出所し、昔の彼女の元を訪れる。そこで、彼女との間に娘が生まれていた事を知る。
 所属していたマフィアは、企業化を図っていたが、スヒョクは縁を切り、娘のために平凡な生活を送ろうとする。だが、ボスの側近が、スヒョクに不信感を抱き、子飼いの殺し屋を差し向ける、彼女を殺害し、娘を人質に取った殺し屋相手に、スヒョクは再び暴力の世界に足を踏み入れる……

 ……と言うスートーリーを紹介すれば判るように、これはハリウッドならばリーアム・ニーソンの為に作られるような映画。主人公も渋くて寡黙、とリーアム・ニーソンの役柄と重なり、どう見ても二番煎じの印象が拭えない。
 そんな映画で、面白味と言うか、オリジナリティがあるとすれば、本作で敵役となる若い男女ペアの殺し屋だ。爆発物マニアで、飛び道具は強化釘打ち機……そして、飄々としていて、どうにも憎めないタイプ。これが、トリックスターとなって、物語を引っかき回すのだ、この2人が面白く、寡黙で面白みに欠ける主役を食っているように思えた。

 物語はなんだか中途半端な結末を迎える――そもそもの発端を作ったボスの側近にも、彼女を殺した殺し屋ペアにも、トドメもささなきゃ、復讐もせず、成り行きに任せて去って行くだけ、と言うのには肩透かしを食った感じだし、それで最終決着、と言う展開となるのにも拍子抜け。
 なんだか、あまり韓国映画らしくなかったな、と……
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