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2023年07月05日19:20

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国際原子力機関(IAEA)の報告書はなぜ東電のやり方を承認できなかったのか

「東京電力が現在計画している通りの、管理された段階的な放出であれば、人や環境への放射線による影響は無視できる程度のものだ」としながら、何ゆえ東京電力が現在計画している放出を承認できなかったのか。推奨するのは無理としても。

報告書では、放出の計画全体について「放出に対する日本の取り組みは国際的な安全基準に合致している」と結論づけました。
また「東京電力が現在計画している通りの、管理された段階的な放出であれば、人や環境への放射線による影響は無視できる程度のものだ」と評価しました。
その上で「IAEAは処理水が放出されている段階でも、中立的で独立した、客観的な安全性の評価を続けていく。このことは、日本政府と東京電力が数十年単位で行う作業が、国際的な安全基準を満たすことを確かなものとする」としています。
いっぽうで「処理水の放出は日本政府が決定することであり、この報告書はその方針を推奨するものでも承認するものでもない」と強調しています。https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20230704/6000023996.html


こういうことではないだろうか。
放射線被ばくについてはまだ道の事柄が多い。もしかしたら孫子の世代でその影響が現れるということもあり得る。いまの科学的知見ではそれは否定できない。そうなるとIAEAは責任を問われる。それを回避したかった…ということではないだろうか。

基準値以下…ここは冷静に受け止めなければならない。
基準値とは絶対ではない。例えば福島原発直後の野菜の基準値を想起すればそれは分かる。最初のそれはは「300ベクレル」であった。その数値未満であれば安全ですから安心して下さい…というのが当時の政府の説明であった。それが汚染状況が回復するにつれて基準値が低くなった。国側が示す基準値は段々と下がっていき今は「100ベクレル」である。当時は安全だとされていた例えば「200ベクレル」は今は安全ではないのである。


■地元理解・選挙踏まえ決定へ=処理水放出、岸田首相「丁寧に説明」
(時事通信社 - 07月05日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7476224
東京電力福島第1原発で生じた処理水の海洋放出に関する国際原子力機関(IAEA)の報告書公表を受け、岸田文雄首相は「夏ごろ」としている放出時期を最終判断する。風評被害を懸念する地元の理解をどう得るかが最大の課題。8月以降に東北3県で控える地方選も、首相の決断に影響しそうだ。

 「科学的根拠に基づき、高い透明性をもって国内外に丁寧に説明していきたい」。首相は4日、放出計画について安全基準に整合的であると結論付ける報告書をIAEAのグロッシ事務局長から受け取り、今後も慎重に手続きを進める考えを強調した。

 松野博一官房長官は4日の記者会見で「具体的な放出時期は、安全性の確保や風評対策の取り組みの状況を確認し判断する」と説明。報告書については「信頼性や透明性に対する国際社会の理解を醸成する上で極めて重要だ」と指摘した。政府は安全面はクリアしたと判断しており、放出時期の決定を急ぐ考えだ。

 実際の放出に向け、カギを握るのが風評被害への対応だ。政府は地元漁業者に「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」と約束してきた。首相周辺は「地元の理解をどう得るかが大事だ。そんなにすぐには決定できない」と語る。政府は当面、報告書を基にした国内外への説明を優先させる方針。ただ、漁業者の反発は依然強く、理解を得られるかは見通せていない。

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