夏休み9日目。午前中は、部屋で過ごし、午後、映画を観に出掛ける。
今日の映画は、Kinoシネマみなとみらいで、
「SABAKAN/サバカン」。
これは、「ミッドナイトスワン」のCULENによる青春ドラマ。
監督・脚本は、TVドラマ「半沢直樹」の脚本を手掛けた金沢知樹。
小説家の久田は、新作小説の準備中、サバの缶詰を見て、少年時代の友人を思い出す――1986年、長崎。久田は小学校5年生だった。同級生の竹本は家が貧しく、クラスでは除け者扱いをされていた。
夏休みの初日、久田の家に突然、竹本がやって来て、「一緒にイルカを見に行こう」と誘う。
翌日、久田は竹本と共に、イルカが現われたと言うブーメラン島を目指すのだが……
この映画、草��剛が主人公のような予告編だけど、草��剛演じる現在のは、プロローグとエピローグにしか顔を出さず、物語としては、過去のエピソードが中心となる。
その、主人公の少年時代の物語、前半は、まるで「スタンド・バイ・ミー」のような展開……少年の、ささやかながら、初めての冒険。事故やトラブル、そして、綺麗なお姉さんに、強くて頼れる兄貴との出逢い……イルカには出会えなかったけれど、少年は、一夏の思い出と、かけがえのない友を得る……
かつて少年だった大人なら羨ましく思えるような一夏を過ごした先に待っていたのは、突然の別れ。
そこで見せる、意外なまでの父の男らしさと、母の優しさが胸を打つ。
エピローグとなる現代パートも語りが大半で、再開とその後はばっさり省略……これもまた余韻を残す感じで好印象。
爽やかな少年の友情物語に涙してしまった。
夜は、またまた父親のリクエストで、生姜焼きを作った。美味し。
さて、明日から仕事だ。
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