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2022年06月27日09:11

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日曜は……

 日曜は、午前中部屋でのんびり。
 朝は、鶏肉とレタスのマヨソテーを作り、昼食は冷やし中華にした。今日は錦糸卵が綺麗に作れてよかった。

 午後、暑いのだけど、覚悟を決めてバイクをメンテ。
 行きつけのバイク屋はもう閉店してしまった。自分でやるしかない……が、これが最後のオイル交換になるかな。
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 スタンドを立ててオイルを抜いたら、多めに買ったオイルでフラッシングをして新油を入れる。
 ブレーキ周りは先月ばらしてメンテしたので、今日は、あとはチェーン清掃と給脂くらい……でもまぁ、風もあって、思ったより暑くなくてよかった。

 その後、バイクの様子を見がてら映画を観に出かける。
 オイル交換直後のCBRはほんとに機嫌がいい……フリクションが減った感じで、右手の動きを追い越しかねない勢いで軽く吹け上がる。気持ちいい……さすがに手放すのが惜しくなるが、でもまぁ、バイク屋閉店を潮時とする、としたのだ。この夏乗ったら、ひとまず終わりとしよう。
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 今日の映画は、Kinoシネマみなとみらいで、
 「東京2020オリンピック SIDE−B」。

 これは、河瀬直美監督による、2021年開催の東京2020オリンピック競技大会を記録したオリンピック公式映画二部作の一つ。
 河瀬直美監督以下、総勢150人のスタッフによる、750日間・5000時間に及ぶ記録から、アスリートを中心に描く本作「SIDE−A」と大会関係者やボランティア、一般市民らに焦点をあてた「SIDE−B」の2作が製作された。

 2019年7月、東京オリンピック1年前イベントに集まる開会式・閉会式の式典演出企画チームメンバーである野村萬斎を始めとする8人のクリエイターに、伝統と革新の融合を語るIOCバッハ会長。
 しかし、新型コロナウィルスのパンデミックにより、2020年3月、史上初めて大会の1年延期が決まる――組織委員会内では切迫した状況の中、山積みの課題を前に議論は紛糾。開催を反対するデモも行われるなど、国民の心は離れ、森喜朗組織委員会会長は女性差別問題で辞任に追い込まれる――アスリートたちの平和の祭典の裏側で、もがき、奔走した人々を記録する……

 東京オリンピック公式映画は、アスリートを取り上げた「SIDE−A」も決して高揚するものではなかったが、この「SIDE−B」もそれは同様だ。
 描くべきものを描かない、と言う題材の選択も、「SIDE−A」同様の首を傾げる事ばかりなのだが、この「SIDE−B」は、その演出や編集、仕上がりまで疑問を覚えるもので、ここまでヘンテコだと、それ自体が面白くなってしまう、“ドンデモ”映画となっている。
 どうやら、「SIDE−A」をカンヌに出品した時点で、本作は完成していなかったと言う事で、難産だったのか、時間をかけられなかったのかは判らないが、河瀬直美監督作品とは思えない惨状だ。
 オリンピック競技ではなく、その裏側を描く、と言う事から、大会関係者のインタビューが多くなるが、製作スタッフの存在を消した「SIDE−A」に対し、本作ではインタビュアーの相づちを消さないなど、細部の仕上がりの差異を感じるし、印象的な言葉を、黒字バックの極太フォントのL字表記で示す……これは確かに市川崑作品にルーツがあるとは言え、「エヴァンゲリオン」のパクり、と思う人も多いのではないだろうか?

 勿論、5000時間もカメラを回しているのだから、貴重な映像も少なくないのは、この映画の数少ない美点だろう。
 東京五輪反対を叫ぶデモ参加者に、「怒鳴らないで、会話しましょう」と対話を試みるバッハ会長の姿や、インタビュアーの言葉に涙ぐむ選手村のケータリング責任者の姿などは、価値あるものだと思う。
 しかし、そうした印象的なシーンは少なく、ブツ切りにされたインタビュー映像にはストレスが溜まる――式典演出チームを追われた野村萬斎が、電通の不理解を語るものの肝心な所までは行かず、開会式でダンスを披露した森山未來が「伝えたかった事」を語る前に、映像はダンスシーンに切り替えられてしまうなど、肝心な「言葉」を切っているように思うシーンが数多あった。

 エピソードの選択にも疑問が残る。
 森会長の辞任までを描いたのはよいとしても、それならば、「クリエイターは映画や古典芸能だけではない、CM屋の誇りを見せる」と豪語して、野村萬斎を追い出した式典演出の佐々木守が出した企画が“渡辺直美のブタ踊り”だったと言う醜態も描くべきだったろうし、エンブレム盗用問題も欲しかった。
 会場設営だって、描くべきは3×3バスケの臨時会場ではなく、設計やり直しのドタバタを演じた国立競技場と、会場周辺の景観を美化する為に地域コミュニティごと破壊された区立アパートではなかったのだろうか?

 むしろ、そうした描かれず、切り捨てられた所にこそ、今回の東京オリンピックの抱える問題があったような気がしてならないし、それが出来なかったからこそ、このような珍妙な出来になったとすれば河瀬直美監督には同情もしたくなるのだが……
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