5月連休1日目。
午前中にかかりつけのクリニックに行き、その後、水槽の水替え。
90cm水槽のセパレーターを取り外し、稚魚を成魚と混泳させる……小さい稚魚は、まだ口に入りそうなサイズだけにどうかな、と思ったが、障害物や水草の陰に隠れて、まずは無事のようだ。
まぁ、いずれにせよ、全部大きくなられても困ると言えば困るので、ある程度の淘汰は仕方ない、と割り切るしかない。
昼食後、午後は、ブルク13で、
「ホリック xxxHOLiC」。
これは創作集団・CLAMPの代表作と言える大ヒットコミック「xxxHOLiC」を蜷川実花監督が実写映画化したもの。
主演は神木隆之介。そして、蜷川実花監督らしく、柴咲コウ、玉城ティナ、吉岡里帆、モトーラ世里奈、橋本愛、西野七瀬ら、豪華な女優陣となっている。
人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ“が視えてしまう孤独な高校生・四月一日君尋。その能力に悩み、自死をも考えていた彼は、不思議な一羽の蝶に導かれ、怪しげな【ミセ】にたどり着く。そこの妖しく美しい女主人の侑子は、彼の願いを叶える代わりに、“いちばん大切なもの”を差し出すよう囁く……まずは、【ミセ】の家政夫として働き始めた君尋だったが、そんな彼に、アヤカシを操り、世界を破滅させようと企む女郎蜘蛛の魔の手が伸びて……
原作コミックも、アニメ版も未見。予備知識なしで観始めたのだが、予想はしていたものの、蜷川実花ならではの豪華絢爛なビジュアルには圧倒される。ふんだんに生花を使い、拘り抜いたセットには、日本映画にありがちなチープさがなく、それだけで見応えがある。
正にコミックのキャラクターが現実化したような存在感を見せる柴咲コウの存在感には圧倒される。また、特筆すべきは、ヴィランとなる女郎蜘蛛を演じた吉岡里帆。セクシー所作指導と言う見慣れぬ役職まで起用して実現した、今まで観た事がない程に艶っぽく、エロい吉岡里帆は、ファンならずとも一見の価値あり、と思う。
ただ、物語は粗い――勿論、この圧倒的なビジュアルを「見せる」、筋はあるし、「人は孤独では生きられない」と言う人生指針を君尋に示し、彼の人生を動かす、と言う、意外にも青春映画チックな骨格もあるのだが――君尋の孤独を描く描写はなく、女郎蜘蛛が目指そうとする事も曖昧で、豪華な女優陣も大半は、何の説明もなく数カットの登場で終わり、と勿体ない限り。また、ヴィジュアルへの半端ない拘りと、精細な映像が、演じる俳優の年齢を感じさせてしまう、と言う皮肉な結果も生んでいる。
映画は、やはり「絵」であり、本作は圧倒的なビジュアルの力を見せつけるだけに、何かスゴいものを観た、と言う充実感はあるものの、やはり、物語の弱さが惜しい所だ。
帰宅途中、横浜駅で……
あ、山本太郎だ。
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