金曜は在宅勤務。
午後は、半休にして、新型コロナワクチンの3回目接種に行くのだ。
昼食は自宅で食べてから出掛け、接種の前に、郵便局に行って、日本赤十字に「ウクライナ人道危機」への義捐金を振り込む。
接種会場は天理ビルの14階。1回目・2回目はファイザーだったけど、今回は早く打てる&交差接種により免疫効果を高める目的でモデルナにしたので、果たしてどんな副反応が出るものか、ちょっと不安だったけど、接種自体は勿論、何の問題もなし。
ちょっと休憩して、何ともないので、みなとみらいまで移動、映画を観て帰る事にする。
今日の映画は、
「林檎とポラロイド」。
これは、リチャード・リンクレイターやヨルゴス・ランティモスの助監督を務めたクリストス・ニクの監督デビュー作。
記憶喪失を引き起こす奇病が蔓延した世界。
バスの中で目覚めた男は、記憶を失っていた。収容された施設では、治療として“新しい自分”と呼ばれる回復プログラムが行われていた。それは、毎日送られてくるカセットテープに吹き込まれた様々なミッション――自転車に乗る、仮装パーティーに出る、ホラー映画を見る……をこなし、それをポラロイドカメラで撮影して記録するのだ。
ミッションをこなしていたある日、男は同じくプログラムに参加する女と出会い、親しくなっていくが……
記憶喪失パンデミック下にあると言う、特異な世界を描きながら、この映画は、その影響を受ける社会よりも、個人にフォーカスを当て、“記憶”を通して、人を人たらしめているものを描き出して行く。
記憶を失った直後、状況に戸惑うにように呆然とするばかりだった男が、ミッションをこなし、そして魅力的な女性と出会って、愛情や失望、そして怒りや嫉妬と言う感情を芽生えさせて、正に“人間らしく”なって行く展開には、人が人である為には、その知性や知識だけでなく、経験や、感情の高まりが必要なのだ、と思わされる。これには、納得する人も多いのではないだろうか?
終盤、ある事をきっかけに、「治らない」と言われていた記憶喪失が回復した男――男は「忘れた」のではなく、「忘れたかった」のだ。
だが、それも、忘れてはならない事だし、それもまた男の一部なのだ、と言う着地点に至る、終盤の展開は心に残るものがあった。
映画の後でも、目立った副反応はなし。
ただ、やはり倦怠感があり、帰宅後、何も出来ずに21時過ぎには寝入ってしまった。
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