日曜は、午前中、久々にバイクに乗る。
久々にエンジンをかけたけど、気温も高くなって来たせいか、案外、すんなりと始動して、気持ちよく走れた。
ただ、その一方で、これだけ気温が高くなると花粉も本格的に舞い、走り始めてすぐに鼻ぐずぐずとなってしまったのは失敗……最初っから、クスリを飲んでおくべきだったか……
そんな訳で、昼過ぎに一旦家に戻ってバイクを置き、電車で桜木町へ。
駅の立ち食いで蕎麦を手繰り、午後はブルク13で、
「ブルー・サーマル」。
これは、小沢かなによる漫画「ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-」を劇場アニメ化したもの。
主人公のたまき役には、堀田真由が声優初挑戦。監督は「プリンセス・プリンシパル」シリーズの橘正紀。
長崎から上京して来た都留たまきは、サークル活動や恋愛など、充実した普通の大学生活に憧れていたが、入学早々に事故で航空部のグライダーを傷つけてしまい、その弁償のために航空部の雑用係をすることになってしまう。
だが、主将・倉持潤の操縦するグライダーに同乗させて貰ったたまきは、グライダーで飛ぶ空に魅了されて……
この映画だが、マイナースポーツであるグライダー競技を描いていて興味深い。
サーマル(上昇気流)を捉まえて上昇し、高度を速度と距離に変えて次の旋回ポイントまで飛行して、周回コースの飛行タイムを競う、そこで求められるのが、如何にサーマルを見つけ、捉まえられるかなのだ。
これを巧く描くと共に、グライダーを美しく描いているのには引き込まれた。
ヒロインのたまきは、まるでナウシカ同様に“風が見える”と言う、グライダー乗りとしては天賦の才を持つのだけど、垢抜けないドジっ子となっているのがひっかかるけれど、これは、作者が少女漫画志望だった、と言う事なので納得。
いがみ合っていたふたりが……と言う展開も少女漫画の定番だろう。
気になったのは、いささか詰め込み過ぎに思える内容――まぁ、原作自体、終盤はかなり駆け込み状態で、強引に「第一部完」としたようだし、そこまで単行本で5巻のボリュームがある、と言うのだから2時間弱の映画にするには端から無理がある。
本作も後半はかなり駆け足で、エピソードの大半がほったらかし、あるいは尻切れトンボで終わってしまい、どうにも物足りない……出来れば、前後編2部作にして欲しかった程の内容だが、公開週の日曜午後と言うのに劇場に観客が10人もいないような有様では、そこまでは望めなかった、と言う事……残念。
やはり、日本映画では、特定のブランド(ジブリ/新海誠/細田守/エヴァ/コナン/クレしん/少年ジャンプ)以外のアニメは当たらない、と言う常識、そのままと言う事かな。
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