週末、金曜は在宅勤務。
仕事の後、T−JOY横浜で、
「前科者」。
これは、「ビッグコミックオリジナル」で連載中の同題漫画を有村架純の主演で連続ドラマ&映画化した社会派ヒューマンドラマ。
「あゝ、荒野」の岸善幸が監督・脚本・編集を手掛け、原作にはない物語の完全オリジナル作品となる。
犯罪者の更生を助ける非常勤の国家公務員、保護司。歴とした国家公務員でありながら、活動はボランティアであり、報酬は一切ない。
コンビニのアルバイトと掛け持ちで保護司を始めて3年の阿川佳代は、殺人を犯した工藤誠を担当することになる。工藤は更生は順調で、社会人として自立する日は近いと思われた。だが、そんな工藤が保護観察終直前の面談に現れず、忽然と姿を消してしまう。
しかも、近所で連続殺人事件が発生、捜査線上に工藤の名が浮かんで……
……うん、まぁ悪くはない。「保護司」が無給のボランティアだとは初めて知った。そうした内容は興味深くもある。
それにしても有村架純は、あの顔の大きさで、あの可愛さは奇跡的だな……これまで髪を顔の左右下して、顔の輪郭を隠そうとしていたけど、今回は、顔を上げていたのでよくわかる。開き直ったかな?
土曜、午前中にかかりつけのクリニックへ。
その後、水槽の水替え。
午後は、昼食後、クルマのドライブレコーダーを交換――どうやら、内部バッテリーの劣化により、日時を記憶出来なくなり、クルマを動かす度に日時設定からしないといけない状態になっていたのだ。
今回は、同機種の新品を購入、配線や土台はそのままに、本体だけを新品に入れ替えた。これでまた暫くは使えるだろう。
その後、シネマジャック&ベティで映画2本。
1本目は、
「誰かの花」。
これは、シネマ・ジャック&ベティの30周年記念映画。「世界を変えなかった不確かな罪」で注目された横浜出身の奥田裕介監督の長篇第2作目。
嵐の日に団地のベランダから落ちた植木鉢をめぐって、家族や周囲の者たちの疑念と葛藤が渦巻いていく。
地味だが、考えさせられる映画だが、ラスト、もう一歩踏み込みが欲しかった。
もう1本、
「花椒の味」。
これは、父が遺した火鍋店を継ぎ、秘伝のスープを再現する過程を通して、香港、台北、重慶と別々の土地で育った三姉妹が、家族の温かさに触れて、自分自身と向き合う癒しと成長の物語。
この映画の、上映開始直後、隣席の老夫妻の夫の方が激怒し、奥さんを叱りつけて劇場を出て行った……その際、私に向かって「こんな映画、観てるんじゃない!」と一喝――「バカが」とか「クソが」とかつけてた気もする……
さすがに、映画観るのを怒られるのはあまり経験がなく、びっくり……「何のこと?」と、思い返して、上映中、幾度か映画が頭に入って来なくなった。
確かに、現在の日本では、「安倍晋三が好きで、中国・韓国が嫌い」と言う、所謂“保守”層が主流だ。「保守に非ずんば日本人に非ず」と言う主張も根強い――日本人たるもの、中国映画など観てはいかん、と言う人がいるのも当然だし、そう言う思想を抱く事は否定しない。それも生き方だ。だが、個人的に「中国映画を観ない」権利はあるが、好きで観ている人間を罵る権利はない、と思うが……違うのかな?
映画は、香港・台湾・中国の、異母三姉妹が、父の死をきっかけに姉妹の絆を確認し、人生をリセットすると言うヒューマンドラマ……心温まる物語の筈が、上映直後に冷や水ぶっかけられた感じ。
そもそも、シネマジャック&ベティのある、横浜・黄金町は、住民の99%が外国と繋がっている、と言う国際色豊かな地域だ。そんなシネマジャック&ベティに「中国映画を観るのはけしからん、オレが許さない」と言う人物がいるのにはびっくりだ。
(多分退場後、ロビーで劇場スタッフ、支配人と揉めただろうと言う事は想像がつく……別に知りたくもないが)
日曜、チネチッタで、
「地球外少年少女 前編」。
これは、TVアニメ「電脳コイル」の磯光雄監督によるSFアニメの前編。
2045年。月生まれの少年・登矢と幼馴染の心葉は、地球への移住のために、日本の商用宇宙ステーション「あんしん」でリハビリを行っていた。そこへ、ステーションに彗星が衝突。初めての宇宙旅行に地球からやってきていた子供、大洋、美衣奈、博士とともに事故に巻き込まれた登矢と心葉は、自力で脱出のために、シャトル連絡口を目指すが……
……傑作。面白い。正に、本物のSFだ。こーゆーのがあるから、日本のアニメってのはスゴいよな、と思う。
その後、ブルク13で、
「フレンチ・ディスパッチ」。
これは、ウェス・アンダーソン監督の第10作目。
フランスの「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部には、一癖も二癖もある才能豊かな記者たちが活躍し、国際問題からアート、ファッションから美食に至るまで深く斬り込んだ唯一無二の記事で人気を博していた。
ところが、編集長が仕事中に急死し、遺言によって廃刊することになってしまう。はたして、思いがけないほどおかしく、泣けるという追悼号にして最終号の全貌とは……?
これは、ウェス・アンダーソン監督の独自の美意識とセンスに酔いしれる映画・・・だが、本作はちょっと退屈に感じるかもしれないな。
今週は、水曜、ブルク13で、
「ノイズ」
「クレッシェンド 音楽の架け橋」
を予定。
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