を読んだ。谷川流著。
シリーズ3作目。本作は1巻「憂鬱」と2巻「溜息」の間で起こったエピソードを語る連作短編となっている。
ちうか冒頭で一人称主人公(?)キョンが「憂鬱」と「溜息」の単語を使って2つの事件のことを語るのは、あまりにもメタすぎてびっくりした。
前巻の話をする登場人物というのは珍しくないが、本のタイトルまで言及したのは初めて見た(汗)
涼宮ハルヒの退屈
6月のある日、涼宮ハルヒが「市内アマチュア野球大会」への参加を表明する。
それはアマチュアとは言え、2日間に渡ってトーナメント戦を戦うなかなか本格的なイベントだった。
小学生であるキョンの妹まで動員した急造チームで、相手はここ数年連覇している強豪チームで、まともに相手になるわけもなかったが、コールドゲームを前にしてハルヒのいらいらが限界を突破し、閉鎖空間が発現。このまま負けるわけにはいかないと・・・。
トーナメント戦というのはそれだけで絶対面白くなる印籠みたいなものなので、面白かった(笑)
いろいろあってトーナメント戦になる前に終わるが(汗)
笹の葉ラプソディ
突然ハルヒがみんなで七夕をやる!と言い出して竹の木を切ってきたので、みんなで願い事を短冊に書く。
その後みくるに呼び出されたキョンは時間を越えた冒険に・・・。
時間物というのは面白くなる条件としてはトーナメント戦に勝る数少ないものの1つであり、当然面白かった。
やはりありがちながら過去のエピソードに厚みをもたせるというところは最高に面白く、第1巻のあのシーンで、実は隣の部屋では〇〇された〇〇と〇〇が〇〇していた(笑)というところはシビレた。
気になったところ:竹に笹の葉は生えない。
ミステリックサイン
ハルヒが描いたSOS団ロゴマークを公式ウェブサイトにアップロード。
それから少しして、彼氏が行方不明になったので探してほしいという相談がSOS団に持ち込まれる。
そう言えばキョンが前に苦し紛れによろず相談受付の張り紙をしていたのだった。
かくして行方不明になったと思われるコンピュータ研の部長が住むマンションを探索する一行だったが、そこでは予想を上回る異変が発生していた・・・。
これから盛り上がりそうと思ったら終わった(笑)
まあ悪くはなかった。
孤島症候群
夏休みに古泉の遠縁に当たる金持ちが所有する孤島に建てられた別荘に招待されたSOS団。
そこではハルヒの期待通りミステリアスな事件が・・・。
ハルヒの専門はSFだけかと思っていたら、この話からミステリーも含まれるようになったらしい。
ミステリーとしては当初「まさかこんなしょうもないオチじゃないよね?」と思っていたオチそのままで驚いた(汗)が、やはりミステリー的な雰囲気は楽しめた。
化夢宇留仁もお刺身舟盛り食べたい(汗)
気になったところ:モノポリーにルーレットは無い。
第2巻がありきたりな内容でどうなることかと思ったが、第3巻はどれも面白く読めたのでほっとした(笑)
やっぱりトーナメントと時間物は外さないね(笑)
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