日曜、午前4時過ぎに目が覚めてしまい、その後眠れず……その割に、日が昇ってから眠くなる。
そんなんで、眠くて怠くて……天気はいいのだけど、出掛ける気にもならず、午前中はぐたーっと。
昼は、ツナと春キャベツのマヨソテーを作った。まずまず。
午後、Kinoシネマみなとみらいで、
「ビバリウム」。
これは、カンヌ国際映画祭の批評家週間にて着目されたスリラー。
新居を探しているトムとジェマのカップルは、立ち寄った不動産屋から、ヨンダーという新興住宅地の物件を紹介される。
郊外にある住宅地に案内され、家を内見し終えたところ、ついさっきまでいた不動産屋が見当たらない。不審に思い帰路につこうと車を走らせても、どこまでいっても景色が変わらず、同じ家が建ち並ぶ住宅街から抜け出せなくなっていた。
そんな二人のもとに、一つの段ボールが送られてくる。ダンボールを開けてみると、中には生まれたばかりの赤ん坊が入っていた。箱には、育てれば解放されるとの文字が書かれており……
この物語は、カッコーの托卵をモチーフに、人間に寄生する“それ”の子供を育てることで、“それ”に侵略されていく若いカップルの変化が不気味なほど静かに描かれて行く。
アイデアは面白いし、新興住宅地の、何処か居心地の悪い人工的な感じを強調したビジュアル――“作られた世界”もなかなかだ。
カッコーに托卵された小鳥が、それでもカッコーの雛を我が子と思ってエサを与えて育て続けるように、ジェマが正体の判らない子供を育ててしまうのは、やはり本能なのだろうか?――それでも、ジェマは最後まで「私はあなたのママじゃない」と言い続けるのはお腹を痛めていないせいか……そして、その一方で、“穴掘り”と言う仕事に熱中するトム、と言う描写にも考えさせられる。
ただ、アイデアとビジュアルは秀逸だけど、ワン・アイデア&ワン・シチュエイションで映画1本はさすがに厳しかったように思う。
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