金曜は在宅勤務。
仕事の後、TOHOシネマズ川崎で、
「すくってごらん」。
これは、大谷紀子による同題漫画を、歌舞伎俳優の尾上松也を主演に実写映画化したもの。共演は、「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子に、元「劇団四季」の柿澤勇人。
本店のエリート銀行員だった香芝誠は、些細な失敗により出世街道から外れ、荒んだ気持ちを抱えて地方の支店に左遷される。
そこで、金魚すくいの店を営む謎めいた美女の吉乃に一目惚れしてしまい……
この映画、予備知識なしで観始めたのだけど、これがビックリのミュージカル映画。
尾上松也の声がいいのは知っていたけど、予想以上の歌唱パフォーマンスに、百田夏菜子の見事なピアノ演奏――吹き替えでなく、彼女、実際に演奏してます。また、元「劇団四季」の柿澤勇人のパフォーマンスが見事なのは当然としても、石田ニコルなどサイドキャラまでしっかり歌って踊る……しかも、殆どの楽曲がオリジナルなのだ。これは日本映画として珍しい本格ミュージカルだった。
また、奈良の古い町並みを活かし、それを土台に和風ファンタジックな世界を作り上げる美術も見事だ。
一方で、物語は陳腐だし、モノローグ(これだけでも結構煩い)心情をいちいち字幕で表すのも煩わしく、観始めて10分ほどは正直後悔したくらい。
だが、ミュージカルとしてパフォーマンスを楽しむうちに、そんな瑕疵は気にならなくなってしまった。エンターテイメントとしての価値は確かにある。
また、ミュージカルとしてはハリウッド的と言うか、途中にインターバルを入れる所や、外連味ある演出など、ボリウッド的。
最後を全員出演のお祭りにしたのもボリウッド的だが、それでも、ちょっとしんみり終わらせてしまう辺りが日本的か……
帰宅後、今日こそ忘れずに
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」
の予告を……と、判っていた筈なのに寝落ち。
何とか、0:25に気づいて予約を入れたが、狙いの席の一列後方になってしまった……何をやっているのやら。
でもまぁ、これで月曜には観に行ける。楽しみ。
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