日曜は、午前中、バイクに乗る。今日は、高速に乗らずに、市内を流して、昼前に帰宅。
昼食は、みなとみらいのドトールでミラノサンドA。
その後、Kinoシネマみなとみらいで、
「靴ひも」。
これは、発達障害の息子と、彼を一度は捨てた父の関係を描く人間ドラマ。
監督は、イスラエルの映画・テレビドラマ界で長年活躍するヤコブ・ゴールドヴァッサー。
自動車整備工場を営むルーベンは、ある日、数十年前に別れた妻が事故死した事を知らされる、残された38歳の息子ガディには、発達障害があり、一人暮らしが困難な状態。彼のケアを担当するソーシャルワーカーのイレナは、ガディを受け入れてくれる施設が見つかるまでの間、ルーベンに面倒を見て欲しい、とルーベンに訴える。そして、36年ぶりに息子のガディと同居する事になったルーベンだが、ガディは、食べ物の配置から眠る前のルーティンまで生活習慣のこだわりが強く、長年疎遠だったルーベンは困惑するばかり。
やがて2人がようやく打ち解けた頃、ルーベンは末期の腎不全と診断され、人口透析が必要になるが……
この映画、実話を元にしていると言う。
それ故に、ガディの描写などはリアルなのだろうが、その一方で、物語の運び方がどうにも不自然――まぁ、実際にそうなのかも知れないが、やはり映画としては、そこに説得力を持たせる描写は欲しい。
長年のひとり暮らしのルーベンが、実の息子とは言え、障害を抱える同居人をたちまちのうちに受入れ、ガディもそんな父親になついて行く、と言うのは、どうにも納得出来なかったし、ルーベンにガディを押しつけたイレナに、ルーベンが恋をする、と言う展開も唐突に感じる。
クライマックスでもある腎移植のエピソードは感動的ではあるが、ここはむしろケン・ローチ流に、障害者を守る為の規則が、ひとつの命を奪ってしまう矛盾を描いてもよかったのではないか?
魅力的であったろう、現実のエピソードを、感動を呼ぶ親子愛と、ありきたりのロマンスに収斂させてしまった映画は、いささか定型的であるように思えてしまった。
今日は、もう1本、
「パリのどこかで、あなたと」
これは、「おかえり、ブルゴーニュへ」のセドリック・クラピッシュ監督が過去を受け入れ前に進む男女を撮ったラブストーリー。
「おかえり、ブルゴーニュへ」でも共演したアナ・ジラルドとフランソワ・シヴィルが、パリを舞台に再びクラピッシュ監督作品で共演している。
パリのアパートメントでひとり暮らしをするメラニーは、免疫治療の研究者で、何時までも元恋人との恋愛を引きずっている。一方、メラニーの隣りのアパートメントに住むレミーはeコマース企業で働いており、同僚が解雇されたのに自分だけが昇進して社に残った事に罪悪感とストレスを抱えていた。
メラニーはいくら寝ても寝足りない過眠症に、レミーは眠れない不眠症にそれぞれ苦しみ、セラピーに通うようになる。隣り合ったアパートメントに暮らし、同じように孤独を埋められない二人は、すぐそばにいながら知り合うことはなかったが……
序盤はメンタルヘルスや新自由主義社会における労働の問題に切り込み、社会派のようにも思わせるものの、それらは都会の孤独を描く為の背景でしかない。
都市で暮らす独り者の内面を繊細に描き、孤独とともに生きることのリアルを映し出しているのは美点だし、30代の大人の男女故に、単純なボーイ・ミーツ・ガールの物語にはしない、と言うのも理解は出来る。だが、結局は、メロドラマ展開となって行く訳だし、主人公ふたりが、あそこまで交差しながらもすれ違い続ける展開には、中盤以降苛々してしまった。
映画はふたりがお互いに向き合った所で終わってしまうが……むしろ、その先を見せて欲しい、と思ってしまったり……
映画の後、表に出ると……
ああ、クリスマスも近いなぁ……
今週は、
「天外者」
を水曜、
「ネクストドリーム ふたりでかなえる夢」
を木曜に観よう、と思う。
「ヘルムート・ニュートンと12人の女たち」
「ブレスレス」
は都内のみの上映につき、外出自粛である為、断念。
「ミッドナイト・スカイ」
も都合がつかない。
「無頼」
は、J&Bで来年まで上映するので、冬休みに観よう、と思う。
この週末からは、
「この世界に残されて」
「声優夫婦の甘くない生活」
「ナイル殺人事件」
「日本独立」
「ビルとテッドの時空旅行」
「また、あなたとブッククラブで」
「約束のネバーランド」
「私をくいとめて」
「ワンダーウーマン1984」
と結構あるが……まぁ、23日は休暇にした。何とかなる。
年内最終金曜の25日公開作品からは
「AWAKE」
「えんとつ町のプペル」
「ジョゼと虎と魚たち」
「ソング・トゥ。ソング」
くらいしかないし、28日と29日は休暇にして冬休みは11連休にした。そこ
で観ればいい。
でも、今年は劇場鑑賞300本に届くかどうか……
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