水曜は、仕事の後、シネマジャック&ベティで、
「凱里ブルース」。
これは、「ロングデイズ・ジャーニー」のビー・ガン監督の長編デビュー作。
霧と湿気に包まれた凱里市の小さな診療所で、老齢の女医の下で働くチェン・シェン。彼が刑期を終えて戻ってきた時には、帰りを待っていたはずの妻はこの世になかった。そんな中、可愛がっていた甥もどこかへと連れ去られてしまう。
チェンは甥を連れ戻すため、そして女医のかつての恋人に想い出の品を届けるために旅に出る。だが、彼が辿り着いた“ダンマイ”という街は、過去、現在、未来が混在する不思議な場所だった……
この映画だが、やっている事は「ロングデイズ・ジャーニー」と一緒。孤独な男が女性の幻想に惑わされ、やがて、夢とも幻とも知れない混沌の世界へ……と言う構成も、終盤、ワンカッットで彷徨する主人公を追うと言うのも……
ただ、本作はデビュー作と言う事で、作りがチープな上に粗く、表現したい事に対するもどかしさのようなものも感じられ、「ロングデイズ・ジャーニー」のような没入感も得られず、眠くなってしまった。
問題のワンカットのシーンはほぼ寝てしまっていて記憶になく、目が覚めたのエンドロールが始まってから。驚愕のラストシーンも観ていないので、本作については語るべきではないのだろうなぁ……終盤を見逃した悔しさはあるが、前半のどんよりとした退屈さを思うと、2回目を観る気にはなれないのが正直な所だ。
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