mixiユーザー(id:124952)

2019年11月03日21:32

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日曜は……

 日曜は、午前中にCBRのヘッドバルブを組み付け、復元。
 その後、ちょいと一回り走ってから、ブルク13で映画。今日は、
 「ブラック校則」
 これは、理不尽な校則、いわゆるブラック校則と戦う高校生を描く青春映画。監督は「いちごの唄」の菅原伸太郎。

 高校2年生の小野田創楽は、厳しい校則に縛られたクラスの最底辺で、最低の青春を生きていた。親友の月岡中弥は、全く空気を読まず、予測不能な行動で周囲を驚かせている。
 生来の美しい栗色の髪を黒く染めることに反発し不登校気味になった同じクラスの女子生徒・希央のため、創楽と中弥は立ち上がるが……

 これは、最近のこの手の映画には珍しい劇場版オリジナル作品で、行き過ぎた校則と言う社会問題を取り上げ、上手く描けば社会派の側面を持つ、インパクトのあるものになったと思うが……この映画、はっきり言って拍子抜けのぬるいものになっていた。
 まず、肝心の“ブラック校則”が大した事ない――「日本女子ならば黒髪が当然、金髪碧眼の留学生だろうが黒髪にさせる」と公言する教育者が現実にいて、国際問題にまでなったこの国で、その現実をなぞるだけでは映画としてのインパクトは出ない。そして、生活指導の教師のパワハラと暴力にしても、現実に同僚教師に虐待を繰り返し、明るみに出た後も悪びれもしない教師がいると言うのに、生徒に暴力現場の動画を撮られてしゅんとなってしまうと言うのではかわいいものに思えてしまう。
 また、主人公の創楽の「最低の青春」とやらも、あれが“最低”とは贅沢もいい所。感情移入のしようもない。

 クライマックスも冗長で、「全校生徒500人」と言う割には100人ほどしか画面には出て来ないショボさも手伝って盛り上がりに欠けるし、創楽が想いを吐き出すシーンもぐだぐだで、感動するよりも苛々させられるだけ。
 しかも、そのオチは、
 「自由とか校則とかどうでもいい、君が好きだ」
 だよ。
 これには盛大にずっこけた――まぁ、思い切って好意的に解釈して、社会にも他者にも関心がなく、自分と半径5m範囲内だけの世界を生きているのが日本の若者なのだ、と言う事を見せているにしてもあまりに酷い。
 あんな演説とも言えない、不器用な告白で、学校や校則が変わる、と言う認識でいるとしたら脳内お花畑とか言い様がないし、ジャニタレ目当ての女子供向けアイドル映画ならこれで充分、と考えているならば怒りさえ覚る。

 主演はジャニーズの新進アイドルグループ、Sexy Zoneの佐藤勝利とKing&Princeの�盒恭た佑裡彈膠蕁�ヒロインは「21世紀の女の子」のハーフモデル、モトーラ世理奈。
 W主演の2人の演技はまだまだだし、モトーラ世理奈は眠そうな目、ぞばかずだらけの顔にぼざぼさ髪で、その個性的ルックスで妙に女子受けはいいのだけど、男目線では魅力的とは……少なくとも、創楽が「美しい髪」だと心惹かれるのに全く納得出来るものではなかった。
 まぁ、予備知識なしで観たので、これが人気ジャニーズタレントのアイドル映画(実際、観客の8割が若い女性だった)だとは知らなかったこちらにも落ち度があるのだが、かなりがっかりな映画だった。
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