mixiユーザー(id:124952)

2019年07月30日00:29

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日曜は……

 日曜、雨は上がった、けど天気はいまいちだなぁ……と言うことで、午前中うだうだ、午後、映画を観に行く。 
 映画は、2回目となる、
 「天気の子」。
 ……2回目なので、あれこれ細かい所に気づく。
 その最大のポイントは、“人柱”となって天空に吸い上げられた陽菜が服を着ている事だよなぁ……実際、それまで着ていたバスロープはベッドの上に残されていたし、指輪は実体を失った陽菜の指から抜け落ちてしまった。だったら、すっぽんぽんになってる筈だよなぁ……レイティング上厳しいのかも知れないけど。

 そして、
 「アルキメデスの大戦」。
 これは、戦艦大和建造を巡る頭脳戦を描く三田紀房の同題コミックを「永遠の0」の山崎貴監督が実写化したもの。
 昭和8年。日本は欧米列強との対立を深め、軍拡路線を進み始める。海軍省は艦齢20年を過ぎた巡洋戦艦「金剛」の代艦を計画。海軍少将山本五十六はこれからの戦いに必要なのは航空母艦だと進言したが、対立する嶋田繁太郎少将は、平山造船官による巨大戦艦の建造計画を提出した。だが、山本の立案した空母よりも安価な見積もり金額を不審に思った山本は、建造費を検算し、捏造された見積もり金額である事を暴いて計画を打ち崩そうと考えた山本は、100年に1人の天才と謳われる元帝国大学の数学者・櫂直に目をつけて……

 これ、思っていたよりよく出来ているじゃないか!
 東京五輪招致に関する予算問題――コンパクト五輪を謳い、安価な開催費用を計上しながら、その後、予算は野放図に膨張した――に着想を得て、海軍軍備に関わる予算問題を、天才数学者が切り崩して行くと言う原作を上手くアレンジして、見応えのある映画にまとめている。
 映画が描く、原作の1〜3巻に相当する金剛代艦(史実では藤本造船官の計画に、平賀造船官が横やりを入れた)計画を、「大和」級戦艦建造計画に置き換えたのはいささか無理があり、史実からかけ離れた内容となったのはいささか残念だが、軍官僚の横暴や、民間業者の癒着による不正、そうした中でないがしろにされる国民と、その血税、と言う図式は現在の政治状況にも合致するもので、そうした“政治的な判断”による不正を、「数字は嘘をつかない」と言う独自の正義感に基づく、嘘偽りのない真実で撃破して行くのは確かに痛快だ。
 また、映画としても、海軍と戦艦を題材にしながら、会議室で図面と数字だけを相手に格闘するシーンの連続では華がない、と思ったか、冒頭に坊の岬沖での「大和」轟沈の様子を大迫力で描いて一気に観客を引き込むと言う構成も巧みなら、正に絵に描いたような美青年ぶりで、三田紀房の描く櫂そのままを体現した菅田将暉もいい。また、その天才と言うか変人さに反発していた田中少尉が、櫂の才能と任務に対する献身を見て、自然に尊敬するようになり、頼れる相棒となって行く、バディ・ムービーとしても楽しめる。
 そして、原作コミックが未完故に映画オリジナルとして持ち込まれた設定……平山造船官の設計の欠陥を修正し、将来「大和」となる巨大戦艦を設計してしまった櫂が、これを完成させたい、と思う心を平山造船官に突かれ、結果として「大和」を生み出してしまうと言うラストの展開に、人の業と世の無常を見せた、見事なまとめでした。


 今週は、水曜に、
 「ペット2」
 を予定。

 今週末以降は、
 「守護教師」
 「世界の果ての鼓動」
 「ワイルド・スピード:スーパーコンボ」
 「トム・オブ・フィンランド」
 「ドラゴンクエスト:ユア・ストーリー」
 それと、ジャック&ベティで、
 「アンダー・ユア・ベッド」
 を順次鑑賞予定。それで夏休みか……
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