今日も映画2本。
1本目は、ブルク13で、
「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」。
これは、アベンジャーズの一員となった、トム・ホランド演じるスパイダーマンの新作で、「スパイダーマン:ホームカミング」の続編。監督は、前作に引き続きジョン・ワッツ。
アベンジャーズの活躍により、5年ぶりに復活、高校へ再び通うようになったピーター・パーカー。修学旅行でヨーロッパ旅行に出かける事になり、ピーカーはこれを機にMJに告白しようと策を巡らす。
その旅行先のベネツィアにて遭遇した自然の力を操るクリーチャーたちによる危機の中で、、ピーターは“別の世界”から来たというベックと共に敵に立ち向かうが……
スパイダーマンと言う物語は、突如身についたスーパーヒーロ−の力と、高校生のピーター・パーカーの過ごす日常とのギャップに、その妙があるのだけど、今回の映画では、スパイダーマンには、アイアンマンとキャプテン・アメリカと言う支柱を失ってアベンジャーズが消滅した世界で、世界を救うスーパーヒーロー候補となってしまった、と言う設定となり、さすがに釣り合いが取れない、と言うか、未だ16歳のピーター・パーカーにはさすがに酷に思えてしまうほど。
実際、今回のヴィランにしても、子供を騙している訳で、これはさすがに大人げないと言うか、えげつない。
そんな物語の一方で、映画としては見せ場の連続で飽きさせない。いかにも若者向けらしく、テンポよく、駆け足で進める辺りはいいし、アクションの中でも軽口とユーモアを失わないピーターの明るさ――元々スパイディってのはこう言うキャラなので――もいいし、それを活かして、アクション中にもギャグを仕込んで来るのも面白い。
ただ、映画としては、これ単体で楽しめると言うよりも、やはり、MCUに対しての知識が必要で、そうした予備知識がないとちんぷんかんぷんになってしまいそうな所が、敷居を上げてしまっているようで、気になる所。
そして、お馴染みのエンドロール後のプレビュー、これがまた愕然とするようなもので……来年に予定されている続編、これまたスパイダーマンにとって厳しいものになりそうな……
2本目はTOHOシネマズ上大岡。時間ぎりぎりなので、大急ぎで移動してなんとか間に合った。
映画は、
「いちごの唄」。
これは、脚本家、岡田惠和とロックバンド「銀杏BOYZ」の峯田和伸の共著による小説を映画化したもの。
出演は、古舘伊知郎の息子の古舘佑太郎、石橋凌と原田美枝子の娘の石橋静河と言う、二世俳優のW主演――まぁ、正直、石橋静河が出ていなきゃ見送っていた所だけど、彼女を起用するのであれば、そうそう変なものでもあるまい、と、土曜日、急遽観る事を決意。平日観るのが厳しい時間での上映だったので、これは今日観るしかないか、と。
冷凍食品工場で働くコウタは中学1年のとき、伸二という親友がいた。冴えないコウタは、何をやってもカッコいい伸二と共に、大好きなあーちゃんこと天野千日のことを“天の川の女神”と呼び、2人だけのアイドルとしていたが……
この映画だけど……映画冒頭、コウタの描写に違和感。成人男性としてはあり得ない程の幼さで、これは、ひょっとしたら何らかの知的障碍、或いは発達障碍があるのでは?と言う疑問すら抱かせるもの。コウタ役の古舘佑太郎の演技の稚拙さもあって、正直、久々に席を立つか、と思わせる程に不快感がありました。
ただ、中学生時代が描かれ、そして千日の想いが判る後半で持ち直し、終盤では思わず涙を誘われるシーンもあり、鑑賞後の印象は悪くなかったのですが……
あと、この映画で気になったのは、「銀杏BOYZ」の音楽をモチーフとし、原作小説、そして映画にも峯田和伸が関わっているのに、音楽の使い方が下手。映画における“音楽の魔法”も使いこなせないのは、勿体ないというか何と言うか……
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