火曜は、仕事の後、ららぽーと横浜のTOHOシネマズで
「レプリカズ」
を観て来た。
これは、キアヌ・リーヴス主演のSFアクション。
人間の意識をコンピュータに移す研究に打ち込んでいた神経科学者のウィリアムは、突然の事故で失った家族を、同僚のエドの協力もあって、クローン技術で甦らせることに成功する。だが、タブーを犯した彼に、危機が迫って……
この映画、見所はあるのだけど、あれこれ手を広げ過ぎてまとまりがつかなくなり、B級作品となってる感じ。
クローン人間を作れても、その記憶がなければ、本人のコピーではないだろう、と言う疑問に対し、クローン技術はあくまで肉体のコピー、人間を人間たらしめるのは、脳内の情報、と言う、考えてみれば当然の解決作を提示しているのは好感が持てるし、脳内の情報だけではダメだ、と言う事を示しているのも、SFとして見所。
ただ、そうしたSF的概念に対し、その描写はいささか安っぽいのは残念。
また、妻と子、家族3名を同時にクローン化&コピーと言うのも、描写にいささか無理があるような……妻役のアリス・イブがまだ若々しく、高校生の子供がいるように見えない事もあって、これは妻ひとりだけを蘇らせるようにして、ドラマを整理し、その分、クローン人間製造の倫理的問題や、それを行う事に対する科学者としての苦悩などを盛り込んだ方がSFドラマとしては深まったように思う。
実際、クライマックスもアクションは大した事はないのだから、むしろ、そうした部分を膨らませ、SF的な見応えを与えてくれるようにして欲しかったように思うが……でもまぁ、映画興行的には、キアヌ・リーヴス主演のアクション映画にしたいのだろうけどねぇ。
物語のオチもアイデアはいいのだけど、いささか煮詰めが甘く……そんな所を含め、アイデアを上手く活かせていない所が惜しい、と言う感じだ。
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