土曜日は、午前中にかかりつけのクリニックに行き、先日の検査結果を聞く。
午後、映画2本。
1本目は、「クリミナル・タウン」。
これは、「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴートと「キック・アス」シリーズのクロエ・グレース・モレッツが共演した犯罪サスペンス。
ワシントンD.Cで銃撃事件が発生、高校生のケビンが射殺される。警察は、事件は麻薬を巡るギャング同士の抗争とするが、優等生だったケビンが麻薬に関わって殺されるなどありえないと考えた親友のアディソンは、彼の名誉を取り戻すため、独自に事件を追い始めるが……
この物語、主人公であるアディソンの行動に全く共感出来ず、どうにも物語に入れず……
一応、アディソンの母親が死去し、その際、彼が何も出来なかった事から、友人の死に際に何もしない訳にはいかない、と説明されるのだが……これがどうにも理解不能。
しかも、物語が進むにつれ、警察の方が正しかったと判るに至っては、主人公の行動は勿論、物語としても理解不能――これが、通り魔的犯行だとする警察見解を、主人公が麻薬ギャングとの接点を見つけて覆し、事件解決に導く、とでもするならまだ判るのだが。
クロエ・グレース・モレッツは可愛く撮れているし、アンセル・エルゴートとの初々しいカップルの恋愛模様など、いい描写もあるだけに、意味不明な物語と、主人公の迷走ぶりが映画を台無しにしてしまっているようだ。
2本目は、「検察側の罪人」。
これは、雫井脩介の同題ミステリー小説を「関ヶ原」の原田眞人が監督、ジャニーズの人気タレント、木村拓哉と二宮和也のW主演で描くサスペンス。
都内で発生した殺人事件を担当することになった東京地検刑事部で将来を期待されるベテラン検事の最上と共に働く事になった若手検事の沖野。
最上は複数いる容疑者の中から、すでに時効を迎えた未解決殺人事件の最重要容疑者であった松倉という男に狙いを定め、執拗に追い詰める。
しかし、松倉は否認を続け、他に疑わしい容疑者も浮かび上がった事から、沖野は、最上は私怨により松倉を犯人に仕立て上げようとしているのではと疑問を抱くようになる……
この物語と、社会正義、検察官としての倫理、蛮行に対する報復……と、様々な観点から、人が人を断罪する、と言う事についての“正義”を問うもので、これは東京地検特捜部による証拠捏造とえん罪事件、と言う現実の事件を背景に、現実味を感じさせるテーマを持っている。しかし、映画は、そうしたテーマにより、社会派を装いつつ、その実は、“正義”の形を巡る、濃密な人間ドラマが核。
その人間ドラマを存在感と演技力で支える木村拓哉と二宮和也は確かに見事と言っていい。組織の中でも中枢に近いベテラン、家庭に戻れば年上の妻と、大人になりかけの娘と言う設定が現実と絶妙に被る木村拓哉が、大人の嫌らしさとしたたかさを見せる辺りは今までにない印象だし、それを演技力で対抗する二宮和也は実に見事。感情剥き出しに、容疑者を尋問する激しさには圧倒される。
しかし、どうにも収まりがよくないのが、映画オリジナルの設定として追加された太平洋戦争中のインパール戦のエピソード。
日本を再び戦争へ向かわせる存在、と言う、物語内の巨悪に対する警鐘として盛り込まれたものとは言え、これがどうにも消化不良の印象。
最上検事の暴走もいささか行き過ぎで、あれはさすがに現実味なし。結果として、杜撰で大味、と言う印象を与える事になってしまったのではないか?
日曜は、朝5時に起きて箱根へ。
西湘まではよく晴れていたのだが、芦ノ湖スカイランは……
……これだ。
朝食の為、御殿場に降りたのだけど、富士山も見えない。
なので、諦めて、今日はこれで戻る事にした。
でもって、御殿場から東名で東京まで戻り、それから首都高へ。
いつものPAには今日は6台。
それにしても、全車後輪が動き(四輪駆動もあるが)、でもって自然吸気。
その後、昼食は大黒で。
帰宅後、先日購入したiPodドッグ&スピーカーをセットアップ。
以前から欲しかったのを、漸く中古で手に入れた。
アンテナも配線したのだけど、AMもFMも入らず……ウチは電波状況悪いからねぇ……
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