おそらく例の「アルファ碁」のクローンかその一派だろう。
対極数が少ないということはやはりVSOP(very special one-time performance)の類かな。スーパーコンピュータをつなぎまくってのそのとき限りの超絶技巧のお披露目。
何度も書くが囲碁や将棋やチェスは数学の世界。
対局が始まればAならばB BならばC CならばD ゆえにAならばD…という図式が盤上に無限にころがっている。その数は天文学的数値。記憶と検索と演算処理を得意とするコンピュータにとっては最大限に生かせるのが数学的なゲームなのだ。だから円周率を極めるのに人間が機械に勝てないのと同じで本気で(つまりスーパーコンピュータをつなぎまくって)来られたら人間は容易に対処できない。コンピュータソフトの進化は容量と効率の良い洗練されたプログラミングにかかっている。
ひさしぶりにKGSに入った。Zen19l経由ででgodmovesの棋譜を見つけた。棋風は現代的。「ヒカルの碁」の佐為を連想する向きがmixiつぶやきに多く見られるがそれらは見当違いだろう。佐為は当たりまえに古風な打ちっぷりだったと思う。godmovesの序盤は常識的な布石思想に染まっておらず自由奔放。見ていて面白い。中央志向で地に甘い。だから戦いに強い。
余談ながらコンピュータソフトは対極中にカンニングのやりたい放題だろうと思う。
既存の実力あるソフトのほとんどを丸呑みしていてたとえばプログラムの中にgo to zenという一行があってもおかしくないだろうだから。
(未完)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4357041
ネット上の超絶棋士「神の手」 囲碁界騒然、正体は? 349
2016年12月24日 11:53 朝日新聞デジタル
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「Deep Zen Go」は電王戦で、趙治勲名誉名人を相手に善戦した=11月23日、東京・市ケ谷の日本棋院
ネット上の囲碁サイトに正体不明の謎の超絶棋士が突然現れ、趙治勲名誉名人と互角の戦いを演じた囲碁AI(人工知能)「Zen」を圧倒したことが、囲碁界で話題もちきりだ。その名は「God Moves(ゴッドムーブズ、神の手)」。ほとんど時間を使わぬ高速の打ち回しから、超人的な新手の囲碁AIとみられている。
Godは11月29日、世界中の囲碁愛好家が利用する囲碁サイト「KGS」に登場し、同月に趙名誉名人との三番勝負で1勝2敗と肉薄した「Deep Zen Go(ディープゼンゴ)」と同じソフトを搭載する「Zen19L」に連勝。12月1日にも再戦し完勝した。
プロ棋士が驚いたのは碁の内容だ。碁石で境界線を引いて領土の広さを競う囲碁の布石は、少ない石数で効率的に領土を広げられる隅から打ち始めるのが常識だ。Godは1局目は普通の布石を選んだが、2局目の初手は盤の中心・天元に打ち、3局目は天元をはさんだ着点に1、2手目を費やした。
破天荒な布石でトッププロ級の棋力を持つZenを破ったことに、囲碁AIに詳しい大橋拓文六段は「革命的」と言う。「まだ人間の届かない囲碁の真理がGodの着手にひそんでいるかもしれない」
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