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2014年11月23日12:49

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どうする? 「モンスターティーチャー」? 

モンスター保護者にモンスターチルドレン。
モンスター校長にモンスター教頭。
モンスター先輩にモンスター後輩。
モンスター隣人にモンスター親戚。
モンスター客にモンスター店員。
モンスター部下にモンスター上司
…きりがない。

つまりそう括ることで安心の類を得る。自分は間違っていない…相手が◯◯なのだからしょうがないと。そこで思考停止もあるから…気をつけよう。

どうする? 「モンスターティーチャー」が出す変な宿題
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どうする? 「モンスターティーチャー」が出す変な宿題 1555
2014年11月22日 12:51 All About
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行間や欄外などあらゆる余白に何十回も漢字の書き取りをしないとA評価がもらえない、モンスターティーチャーが出す理不尽な宿題
 「モンスターペアレント」とは、学校に理不尽な要求をする保護者のこと。しかし、何も「モンスター」は保護者に限りません。少なからず学校の先生の中にもいるのです。もし、わが子の担任が「モンスターティーチャー」だったらどうしますか。

■漢字の書き取り100回は当たり前?

 まずは、画像を見てください。これはある中学校で出された実際の課題です。余白や行間、ありとあらゆるスペースに「これでもか!」というくらい、びっしりと漢字の書き取りをしないとA評価がもらえないというのです。驚いたことに、国語に限らず、英語や社会科でも、同じようなただ余白を埋めるだけの課題を出す学校があるのです(実際、筆者はこうした理不尽な課題を複数の学校で確認しています)。

 こうした、いわば「モンスターティーチャーが出す変な宿題」に対して、子どもの対応は2つに分かれます。

 まず、真面目な子は、しぶしぶながらも学校の指示に従います。1ページを終わらせるのに、1時間や2時間かかるのはざらだとか。この理不尽な課題のおかげで、塾の課題がこなせなかったり、睡眠時間を削られ睡眠不足に陥ったりと、さまざまな弊害が出ています。

 その一方で、学校の成績をあまり気にしない子は、学校の指示に従わず「普通に」課題をこなして提出します。あるいは、課題そのものを提出しない子もいます。いずれにせよ、このような生徒は、はなっから「A評価をもらうのをあきらめている」ことを意味します。

 要するに、学校側の指示にまじめに従う子にはA評価(良い)を、そうでない子にはB(普通)以下の評価を与えるということがまかり通っているのです。

■学習効果はゼロどころかマイナス!

 ただやみくもに何回も何十回も書き取りをする行為を、脳は「重要でない」と判断してしまうそうです。結果として、知識として定着しにくいのです。このように脳科学の視点から、こうした理不尽な課題は学習効果が期待できません。それにこんな課題ばかりでは、勉強嫌いにつながるという点でも問題です。

 また、「勉強=質よりも量(とにかく回数をこなせばよいのだ)」という誤った学習観を子どもに植え付けてしまう点でも問題です。ただやみくもに何十回も書き取りするのと、どういう内容の課題をどれくらいの量こなせばよいのかを考えて書き取りするのとでは、効果は雲泥の差です。

 ちなみに、心理学では「どういう内容の課題をどれくらいの量こなせばよいのか考える力」をメタ認知と呼んでいて、この力は、成績の良い学習者に見られる特徴のひとつといえます。本来、学校はこのメタ認知力を伸ばすような課題を子どもに与えるべきなのです。

■何が問題なの?

 すべての学校ではないにしても、こうした理不尽な課題がまかり通る理由のひとつに、内申点制度があります。テストの点数だけでなく、普段の授業態度が通知表の成績に反映されるためです。子どもたちはテストという結果だけでなく、学校での生活態度や授業態度も評価の対象となるのですから、息苦しくて仕方がありません。

 内申点は、高校入試で最も重要な指標のひとつ。進学校を目指している子にとっては、少しでも評価を上げたいところ。ですから、理不尽と思いつつも、内申点のためにただ黙って課題をこなすしかないのです。

 もちろん、こうした理不尽なことに不満があるのは保護者も同様です。しかし、「わが子の内申点にひびくのではないかしら」という理由から、学校に不満を言えないでいる保護者が多いのも事実。

 結局、泣き寝入りするしかないのでしょうか。

■ママ友を連れて学校に要望を伝えよう

 学校というところは、基本的には学年間で足並みをそろえます。わが子に「漢字の書き取りを何十回、何百回もやらせるような」理不尽な課題が出されているということは、他のクラスの子にも出されているはずです。

 ただ、校長や教頭先生、教務主任の先生が、問題を認識していない可能性があります。最近では、学校の先生も多忙を極め、教師間でのコミュニケーションが不足しているケースが多くあります。自分の学校がそのような事態になっているということに気づかない管理職がいても不思議ではありません。

 また、管理職が気づいていたとしても、「問題ごとになっていない以上、個々の教員の指導方針に口を挟めないでいる」というケースも考えられます。

 大切なことは、教員や保護者に限らず、このような理不尽な課題を「問題だ」と多くの人が認識することにあります。

 ですから、まずは、わが子の同級生の母親やママ友と話をしてみて、同じような不満を持っている保護者を見つけましょう。次に、担任の先生でなくても構わないので、信頼できる先生にこのような事実があることを伝え、子どもや保護者の味方(あるいは理解者)になってもらいます。

 そして、折を見て、同じ不満をもった保護者と一緒に、「貴校の指導方針で少し気になることがあるので、相談に伺いたい」という形で、実際に学校へ足を運びましょう。ポイントは、1人で学校側と交渉しないということです

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