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コメント(135)
>>[106] BlueGreen
どちらが原因かは分からないけど個人的には偏西風が蛇行したから北極圏が温暖化したのではなく、北極圏が温暖化したから偏西風が蛇行し昨冬は北米東部とシベリアに寒気が南下し、ヨーロッパや北米西海岸は暖冬になったんだと思います。
北極圏の気温変化を表したグラフはありませんが、北極海の海氷の減少、グリーンランドの氷床の融解、永久凍土の融解などから温暖化しているのは間違いないと思います。
http://www.nipr.ac.jp/aerc/research/KP-10.html
よく貴方は1950年代の方が北極圏は温暖化していたと気温のグラフを出して来ますが、ほとんどが海に覆われて人の住んでいない海洋の上で気温の定点観測出来ていた訳はないだろうし、観測地点の数も北極圏の全てをカバー出来ていたのかも疑問ですが。
どちらが原因かは分からないけど個人的には偏西風が蛇行したから北極圏が温暖化したのではなく、北極圏が温暖化したから偏西風が蛇行し昨冬は北米東部とシベリアに寒気が南下し、ヨーロッパや北米西海岸は暖冬になったんだと思います。
北極圏の気温変化を表したグラフはありませんが、北極海の海氷の減少、グリーンランドの氷床の融解、永久凍土の融解などから温暖化しているのは間違いないと思います。
http://www.nipr.ac.jp/aerc/research/KP-10.html
よく貴方は1950年代の方が北極圏は温暖化していたと気温のグラフを出して来ますが、ほとんどが海に覆われて人の住んでいない海洋の上で気温の定点観測出来ていた訳はないだろうし、観測地点の数も北極圏の全てをカバー出来ていたのかも疑問ですが。
「あきらめるな！地球温暖化防止」のトピックなので、昨冬にアメリカなどで起こった記録的な寒波が、「二酸化炭素による地球温暖化」の影響か？ということかと思うのですが、それは関係ないと思います。
偏西風の蛇行は、傾圧不安定波というもので、南北の温度差が原因です。これは、べつに特別な現象ではないです。これとは別に、成層圏には「ロスビー波」と呼ばれる波があって、これは海洋と大陸、山脈などの地球規模の地形の影響で、2〜3波の長波長になることが多く「プラネタリー波」とも呼ばれます。これが下層に伝搬して、偏西風が2〜3波の大きな蛇行となって、停滞してしまうことがあります。
極循環の外周部の成層圏では、冬期には極夜ジェットと呼ばれるジェット気流があって、これが蛇行すると、偏西風が影響を受けて蛇行します。偏西風が南側へ蛇行したところには、寒気が流れ込みやすくなるのですが、北極の高層大気の気圧が高めで、極渦が弱いとき、つまり北極振動指数が負のときには、中緯度へ寒気が流れ込みやすくなります。
テレビのニュースなどで、北極圏が温暖化したので極渦が弱くなったような言い方を耳にしますが。極渦の強さを決めるのは、北極と中緯度の温度差ではなく、気圧差です。
偏西風の蛇行の波長が大きくなり、停滞したこと。北極の高層大気の気圧が高めで、極渦が弱かったこと。この２つが、大寒波をもたらした原因だったと言えると思います。そもそも、偏西風の蛇行すなわち傾圧不安定波は、南北の温度差によって生じる現象ですから、北極圏の温暖化が偏西風の蛇行をもたらしたわけではないと思いますし、まして二酸化炭素が原因なんてことはないと思います。
偏西風の蛇行は、傾圧不安定波というもので、南北の温度差が原因です。これは、べつに特別な現象ではないです。これとは別に、成層圏には「ロスビー波」と呼ばれる波があって、これは海洋と大陸、山脈などの地球規模の地形の影響で、2〜3波の長波長になることが多く「プラネタリー波」とも呼ばれます。これが下層に伝搬して、偏西風が2〜3波の大きな蛇行となって、停滞してしまうことがあります。
極循環の外周部の成層圏では、冬期には極夜ジェットと呼ばれるジェット気流があって、これが蛇行すると、偏西風が影響を受けて蛇行します。偏西風が南側へ蛇行したところには、寒気が流れ込みやすくなるのですが、北極の高層大気の気圧が高めで、極渦が弱いとき、つまり北極振動指数が負のときには、中緯度へ寒気が流れ込みやすくなります。
テレビのニュースなどで、北極圏が温暖化したので極渦が弱くなったような言い方を耳にしますが。極渦の強さを決めるのは、北極と中緯度の温度差ではなく、気圧差です。
偏西風の蛇行の波長が大きくなり、停滞したこと。北極の高層大気の気圧が高めで、極渦が弱かったこと。この２つが、大寒波をもたらした原因だったと言えると思います。そもそも、偏西風の蛇行すなわち傾圧不安定波は、南北の温度差によって生じる現象ですから、北極圏の温暖化が偏西風の蛇行をもたらしたわけではないと思いますし、まして二酸化炭素が原因なんてことはないと思います。
冬季北半球の極域成層圏の気温が、急激かつ大幅に（数日間に数十℃）上昇する「成層圏突然昇温」という現象が知られています。この現象は、上部対流圏から成層圏に伝搬したプラネタリー波が引き起こすと考えられていますが、この成層圏突然昇温が影響し、極渦の弱化を促すと考えられているようです。これが1988年から1998年の10年間には一度も起こらなかったのが、1998年以降は、ほぼ毎年起こっています。なぜ、このような現象が起こるのか？そのメカニズムについては、まだ研究途上のようです。
画像引用：成層圏突然昇温と中層大気循環
http://www2.nict.go.jp/aeri/swe/MTI/MTI_symposium/mti-handbook/top/h20/MTI_Handbook_Hirooka_SSW_Ver_1_1.pdf
画像引用：成層圏突然昇温と中層大気循環
http://www2.nict.go.jp/aeri/swe/MTI/MTI_symposium/mti-handbook/top/h20/MTI_Handbook_Hirooka_SSW_Ver_1_1.pdf
>>[122]
[121] TSUNEさんの参考にされたレポートは、温暖化しているという内容のレポートで、
そこに使われているグラフだと思ったのですが・・・？
Arctic Report Card: updatefor 2013 -- Air Temperature より
http://www.arctic.noaa.gov/reportcard/air_temperature.html
英文の
Highlights
・ Fall 2012 was anomalously warm over the Arctic Ocean and adjacent lands after the record sea ice loss in summer 2012.
・ Anomalously low winter temperatures in Eurasia were followed by anomalously high spring temperatures in Eurasia and the adjacent Arctic Ocean, while anomalously high winter temperatures over the central Arctic Ocean, Greenland and Baffin Bay were followed by anomalously low spring temperatures in Greenland, northern Canada and Alaska.
・ The summer 2013 mean sea level pressure field was characteristic of a positive Arctic Oscillation/North Atlantic Oscillation. Consequently, relative to the previous six years, air temperatures were anomalously low across the central Arctic Ocean, Greenland and northern Canada. In contrast, summer 2013 in Alaska was one of the warmest on record.
がレポートの要点だと思うのですが・・・？
英文は得意ではないので何となくしか読めてないのですけど、どうでしょう？
こうちゃさんは、現実のグラフを見て「温暖化を否定するようなグラフを貼り付けましたね（笑） 」と見えるという事ですね？
[121] TSUNEさんの参考にされたレポートは、温暖化しているという内容のレポートで、
そこに使われているグラフだと思ったのですが・・・？
Arctic Report Card: updatefor 2013 -- Air Temperature より
http://www.arctic.noaa.gov/reportcard/air_temperature.html
英文の
Highlights
・ Fall 2012 was anomalously warm over the Arctic Ocean and adjacent lands after the record sea ice loss in summer 2012.
・ Anomalously low winter temperatures in Eurasia were followed by anomalously high spring temperatures in Eurasia and the adjacent Arctic Ocean, while anomalously high winter temperatures over the central Arctic Ocean, Greenland and Baffin Bay were followed by anomalously low spring temperatures in Greenland, northern Canada and Alaska.
・ The summer 2013 mean sea level pressure field was characteristic of a positive Arctic Oscillation/North Atlantic Oscillation. Consequently, relative to the previous six years, air temperatures were anomalously low across the central Arctic Ocean, Greenland and northern Canada. In contrast, summer 2013 in Alaska was one of the warmest on record.
がレポートの要点だと思うのですが・・・？
英文は得意ではないので何となくしか読めてないのですけど、どうでしょう？
こうちゃさんは、現実のグラフを見て「温暖化を否定するようなグラフを貼り付けましたね（笑） 」と見えるという事ですね？
>>[124]
なるほど、了解しました。
私が時々参照しているグラフは、NASAのGISSのデータですが、
http://data.giss.nasa.gov/gistemp/graphs_v3/
そこのグラフでは、1940年代から1970年代は、多くのグラフでは横ばいですね。
しかし、改めて「Annual Mean Temperature Change for Three Latitude Bands」の
Northern Latitudes (90°N−２３．６°N）のグラフを見ると、
１９３０年から１９６０年にかけて５年平均の赤い線で、０．３度程、下降傾向には有ったように見えますね。
ま〜、しかし、それ以外のグラフでは、だいたい横ばいですね。
北極圏に関する話題に関して、その気温変化を考えると、
[121]のグラフは話題には合っていますね。
なるほど、了解しました。
私が時々参照しているグラフは、NASAのGISSのデータですが、
http://data.giss.nasa.gov/gistemp/graphs_v3/
そこのグラフでは、1940年代から1970年代は、多くのグラフでは横ばいですね。
しかし、改めて「Annual Mean Temperature Change for Three Latitude Bands」の
Northern Latitudes (90°N−２３．６°N）のグラフを見ると、
１９３０年から１９６０年にかけて５年平均の赤い線で、０．３度程、下降傾向には有ったように見えますね。
ま〜、しかし、それ以外のグラフでは、だいたい横ばいですね。
北極圏に関する話題に関して、その気温変化を考えると、
[121]のグラフは話題には合っていますね。
>>[128]
なぜ、変動幅が大きいのでしょうね〜
以前から、温暖化は極地の方がより影響を受けると聞きますが。
「北極圏 変動幅」で検索して以下のレポートを見つけました。
「北極圏の温暖化と雪氷変動」
榎本浩之（国立極地研究所）
http://chiyoda.3.pro.tok2.com/tmp/msj/resume/2012/Enomoto.pdf
太陽光の反射率の大きい雪などが減り、反射率の低い水に代わるなど
その影響によるものが大きいのでしょうか？
その他のものも読んでみましたが、
「極域は、地球上において気候変動による影響が最も顕著に現れる地域の一
つとされています。しかし、なぜ北極域で温暖化が増幅されるのか、そのメカニズム
は必ずしもよく分かっていません。」と以下のページに書かれていました。
http://www.nipr.ac.jp/grene/doc/grene_J2.pdf
・・・
専門家の方もわかっていないって事のようですね・・・？？？
なぜ、変動幅が大きいのでしょうね〜
以前から、温暖化は極地の方がより影響を受けると聞きますが。
「北極圏 変動幅」で検索して以下のレポートを見つけました。
「北極圏の温暖化と雪氷変動」
榎本浩之（国立極地研究所）
http://chiyoda.3.pro.tok2.com/tmp/msj/resume/2012/Enomoto.pdf
太陽光の反射率の大きい雪などが減り、反射率の低い水に代わるなど
その影響によるものが大きいのでしょうか？
その他のものも読んでみましたが、
「極域は、地球上において気候変動による影響が最も顕著に現れる地域の一
つとされています。しかし、なぜ北極域で温暖化が増幅されるのか、そのメカニズム
は必ずしもよく分かっていません。」と以下のページに書かれていました。
http://www.nipr.ac.jp/grene/doc/grene_J2.pdf
・・・
専門家の方もわかっていないって事のようですね・・・？？？
>>[129]
「温暖化は、北極圏で増幅される」「氷や雪の面積が減るため反射率が変化する」というのは、分かりやすいです。たしかに、そのようなフィードバックは働くでしょうね。
けれども、これだけでは「どうして気候が変動するのか？」を説明できないわけです。この「増幅される」という言い方では、暗黙のうちに「二酸化炭素による地球温暖化」を前提にしていることが多い。
地球の気候変動を「トータルな放射の収支」で考えるのは、分かりやすいです。地球全体を「平均値」で表し、出て行くエネルギーと吸収するエネルギーがどう変化するかというのは、分かりやすいと思います。
しかし、じっさいの地球は丸く、太陽から受けるエネルギーは均一ではないわけで。大気と地球の自転、自転軸の傾きによって、動的で複雑な気候システムがある。それは「平均値」では語れないことです。地球物理学者は、大気の循環について地道な研究を続けていると思います。
「温暖化は、北極圏で増幅される」「氷や雪の面積が減るため反射率が変化する」というのは、分かりやすいです。たしかに、そのようなフィードバックは働くでしょうね。
けれども、これだけでは「どうして気候が変動するのか？」を説明できないわけです。この「増幅される」という言い方では、暗黙のうちに「二酸化炭素による地球温暖化」を前提にしていることが多い。
地球の気候変動を「トータルな放射の収支」で考えるのは、分かりやすいです。地球全体を「平均値」で表し、出て行くエネルギーと吸収するエネルギーがどう変化するかというのは、分かりやすいと思います。
しかし、じっさいの地球は丸く、太陽から受けるエネルギーは均一ではないわけで。大気と地球の自転、自転軸の傾きによって、動的で複雑な気候システムがある。それは「平均値」では語れないことです。地球物理学者は、大気の循環について地道な研究を続けていると思います。
僕は、科学者ではない素人ですが、「地球温暖化」や気候変動に興味を持って7年になります。調べてみるといろいろなことが分かりました。
海洋研究開発機構や国立環境研究所、全国の大学には「地球温暖化」に関わる研究をしている人がいっぱいいます。ほとんどが「二酸化炭素による地球温暖化」を前提にして「気温がこれだけ上がると、こんな事が起こる」なんてことを言ってる。
研究者は、二酸化炭素の温室効果の寄与とフィードバックを区別して説明するべきだと思いますね。フィードバックの見方によって予測値はいくらでも変わるのですから。
二酸化炭素濃度増加による温室効果の寄与については、僕も正確なところは分かりませんが、意外に小さいものだと思います。フィードバックを除いたら、過渡的な応答は濃度2倍で0.5〜1℃ぐらいではないかと。
海洋研究開発機構や国立環境研究所、全国の大学には「地球温暖化」に関わる研究をしている人がいっぱいいます。ほとんどが「二酸化炭素による地球温暖化」を前提にして「気温がこれだけ上がると、こんな事が起こる」なんてことを言ってる。
研究者は、二酸化炭素の温室効果の寄与とフィードバックを区別して説明するべきだと思いますね。フィードバックの見方によって予測値はいくらでも変わるのですから。
二酸化炭素濃度増加による温室効果の寄与については、僕も正確なところは分かりませんが、意外に小さいものだと思います。フィードバックを除いたら、過渡的な応答は濃度2倍で0.5〜1℃ぐらいではないかと。
>>[132]
私も、全くの素人で、ここや色んな所のニュースなどの記事を読ませていただいています。
WIREDなども時々面白い記事が有りますね。
大学などの研究で、成果主義などで、採用される論文が必要。
また、二酸化炭素を要因とした温暖化と、二酸化炭素以外を要因とした温暖化では、論文の評価が違ってくるようなことをどこかで読んだと思います。
あぁ・・・査読ってやつですね。
色々な考えがある方が健全だと思うのですが。
小保方さんの件の後に、昔あったクライメートゲート事件が発覚していれば、世の中の反応も違ったかもしれませんね。
もちろん、気温が上昇しているかどうかなど、真実は変わらないでしょうが。
・・・データにねつ造はないですよね？(^-^;;
「温暖化 WIRED」で検索したら、色々過去の記事などが出てきました。
以下は、クライメートゲート事件関係のことについて書かれた個人のブログです
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65340863.html
私も、全くの素人で、ここや色んな所のニュースなどの記事を読ませていただいています。
WIREDなども時々面白い記事が有りますね。
大学などの研究で、成果主義などで、採用される論文が必要。
また、二酸化炭素を要因とした温暖化と、二酸化炭素以外を要因とした温暖化では、論文の評価が違ってくるようなことをどこかで読んだと思います。
あぁ・・・査読ってやつですね。
色々な考えがある方が健全だと思うのですが。
小保方さんの件の後に、昔あったクライメートゲート事件が発覚していれば、世の中の反応も違ったかもしれませんね。
もちろん、気温が上昇しているかどうかなど、真実は変わらないでしょうが。
・・・データにねつ造はないですよね？(^-^;;
「温暖化 WIRED」で検索したら、色々過去の記事などが出てきました。
以下は、クライメートゲート事件関係のことについて書かれた個人のブログです
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65340863.html
>>[134]
クライメートの件では、
「メールの受信者であるマンは、ＮＹタイムスの取材に対し、確かに自分が受け取ったメールであると認めた。その上で、１９６１年以後の分について、指標値を実測値に切り替えることを「うまい方法」という意味でトリックと言っただけだ、学界ではよくこうした言い方がされると述べている。ＮＹタイムスは、木の年輪を使うより実測値の方が正確なのだから、マンの言い分は正しいと書いている。 （Hacked E-Mail Is New Fodder for Climate Dispute） 」
などで、落ち着いたのは覚えています。
前回の私のコメントは、今この時期にあの事件が起きていたら、もっと大きく取り上げられただろうなーと思っただけなのですが・・・
また、温暖化などの事実関係は、クライメート事件とは関わらず、「真実は変わらない」というつもりで書きました。
今回改めて、過去クライメート事件の記事を読むと、
＊＊＊参照ここから＊＊＊
プログラムの一部は、木の年輪から得られた指標値を処理して過去の気温を算定し、表やグラフにするものだ。処理の中には、異常値を排除するものとか、数値のない年次を補完する修正もある。しかし、それらのまっとうな処理とは別に、結果のグラフが温暖化傾向を示すよう、１９６０年以降の数値に人為的な処理を加えるスクリプトがいくつか見つかっている。 （CRU's Source Code: Climategate Uncovered）
その一つは、ＣＲＵのキース・ブリファ副所長が書いたと思われる「briffa_sep98_d.pro」のプログラムである（zipファイル形式で暴露されたファイル群の中の \foi2009\foia\documents\osborn-tree6\briffa_sep98_d.pro）。このプログラムの真ん中あたりに「（気温の）下落傾向に対し、非常に人為的（不自然）な補正をほどこす」（Apply a VERY ARTIFICAL correction for decline!!）という注釈があり、その下に、
yrloc=[1400,findgen(19)*5.+1904]
valadj=[0.,0.,0.,0.,0.,-0.1,-0.25,-0.3,0.,-0.1,0.3,0.8,1.2,1.7,2.5,2.6,2.6,2.6,2.6,2.6]*0.75 ; fudge factor
という２行がある。これは「誤差」（fudge factor）と注釈がつけられているが、処理の内容は、１９０４年から９４年（データの最終年）までを５年区切りにして、その２０個の各年の温度変化に対し、個別に数字（温度）を加算し、現在に近づくほど加算値を大きくしている。つまり、現在に近づくほど気温が上がったように、結果を歪曲している。１９０４−２４年は加算なし、２９−４９年は若干の減算を行い、その後は再び加算に転じ、７９年以降は２・６度（後で０・７５を乗じているので実質１・９５度）ずつ加算している。 （briffa_sep98_d.pro）
＊＊＊ここまで＊＊＊
というのがありました。
このコード（上のコードはその一部ですが）で、昔のホッケースティックのグラフが生まれたように読めます。
こういうのも実際に有ったのでしょうかね・・・？。
まー、済んだことですよね。
クライメートの件では、
「メールの受信者であるマンは、ＮＹタイムスの取材に対し、確かに自分が受け取ったメールであると認めた。その上で、１９６１年以後の分について、指標値を実測値に切り替えることを「うまい方法」という意味でトリックと言っただけだ、学界ではよくこうした言い方がされると述べている。ＮＹタイムスは、木の年輪を使うより実測値の方が正確なのだから、マンの言い分は正しいと書いている。 （Hacked E-Mail Is New Fodder for Climate Dispute） 」
などで、落ち着いたのは覚えています。
前回の私のコメントは、今この時期にあの事件が起きていたら、もっと大きく取り上げられただろうなーと思っただけなのですが・・・
また、温暖化などの事実関係は、クライメート事件とは関わらず、「真実は変わらない」というつもりで書きました。
今回改めて、過去クライメート事件の記事を読むと、
＊＊＊参照ここから＊＊＊
プログラムの一部は、木の年輪から得られた指標値を処理して過去の気温を算定し、表やグラフにするものだ。処理の中には、異常値を排除するものとか、数値のない年次を補完する修正もある。しかし、それらのまっとうな処理とは別に、結果のグラフが温暖化傾向を示すよう、１９６０年以降の数値に人為的な処理を加えるスクリプトがいくつか見つかっている。 （CRU's Source Code: Climategate Uncovered）
その一つは、ＣＲＵのキース・ブリファ副所長が書いたと思われる「briffa_sep98_d.pro」のプログラムである（zipファイル形式で暴露されたファイル群の中の \foi2009\foia\documents\osborn-tree6\briffa_sep98_d.pro）。このプログラムの真ん中あたりに「（気温の）下落傾向に対し、非常に人為的（不自然）な補正をほどこす」（Apply a VERY ARTIFICAL correction for decline!!）という注釈があり、その下に、
yrloc=[1400,findgen(19)*5.+1904]
valadj=[0.,0.,0.,0.,0.,-0.1,-0.25,-0.3,0.,-0.1,0.3,0.8,1.2,1.7,2.5,2.6,2.6,2.6,2.6,2.6]*0.75 ; fudge factor
という２行がある。これは「誤差」（fudge factor）と注釈がつけられているが、処理の内容は、１９０４年から９４年（データの最終年）までを５年区切りにして、その２０個の各年の温度変化に対し、個別に数字（温度）を加算し、現在に近づくほど加算値を大きくしている。つまり、現在に近づくほど気温が上がったように、結果を歪曲している。１９０４−２４年は加算なし、２９−４９年は若干の減算を行い、その後は再び加算に転じ、７９年以降は２・６度（後で０・７５を乗じているので実質１・９５度）ずつ加算している。 （briffa_sep98_d.pro）
＊＊＊ここまで＊＊＊
というのがありました。
このコード（上のコードはその一部ですが）で、昔のホッケースティックのグラフが生まれたように読めます。
こういうのも実際に有ったのでしょうかね・・・？。
まー、済んだことですよね。
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