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みちこの映画コミュの悪人

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「本当の悪人とは誰なのか?」という大きなテーマ。
殺人を犯した男(妻夫木聡)の心の深遠を描き出したり、
彼を愛してしまった女(深津絵里)や、被害者側家族(柄本明、宮崎美子)、
加害者の家族(樹木希林、余貴美子)などの表情を追う視点に、じっと引き込まれてしまいました。
説得力のある出演者のみなさんの演技と、それを切り取るカメラワーク、よかったです。

ただわたしは、テーマと映画に隔たりを覚えたんだよね、少し。
ここでは、被害者が好きだった大学生(岡田将生)は徹底的にサイテー人間に描いてる。
殺人を犯した祐一(妻夫木聡)と対比させたいのはわかるけど、ちょっと露骨。
わかりやすすぎるっていうか・・・

「じゃあ、岡田くん演じた大学生はサイテーではあるけど悪人なのか?殺人者よりも?」
そこまで思考がいきつける観客が何人いるかな。
あれじゃ、大学生は絶対的な悪人に見えます。 
そう、「悪人とは?」と問うておきながら、出てくる人は祐一以外、いい人悪い人がハッキリしてるんです、この映画。
人間は一枚岩じゃないというテーマじゃなかったっけ?と、違和感を覚えました。

申し訳ないけど被害者(満島ひかり)もこの映画じゃ悪人ということにならないかな、あの描かれ方だと。
家族の悲しみに着目することでうまくバランスをとってはいるけど。

最後は少しブレた、余韻の残る終わり方でよかったです。 
(これも祐一というフクザツになるしかなかった人間の最後のブレですが・・・。)
光代と会って改心した祐一が、最後に光代にしたことは一体何だったのか。
考えました。 

とまあ、ちょっと厳しい目に発言したけど、引き込まれましたよー。
特に前半が秀逸です。

みな多かれ少なかれ寂しい気持ちってあると思うから、女は光代に、男は祐一に、
自分を少しは投影するんじゃないかな。 
お子さんがいらっしゃるならなお、被害者・加害者の家族に。
ちょいちょい感極まってしまいました。

コメント(16)

あさってやっと見に行きます!

祐一は原作よりエピソードが削られてて、悪人に描かれてると何かで読みましたが、どういうふうに描かれてるのか楽しみです!

リエッチさん☆

すごいですね、たいていの邦画の原作読んでらっしゃいませんか?
人によって捉え方もさまざま、わたしの印象も観た後と今で少し変わっていたり。
感想たのしみにしております!
また書き込んでくださいね!
泣きすぎて なんか 無になりました…。

柄本さんのシーンがほんとにぐっときて。はじめから。

最後はバッサリ終わってましたねー!!

みちこさんの、佳乃と増尾は徹底的に悪者に書かれてるっていうのは本当にそのとおりですね!!

二人については、原作よりシーンが削られてるぶん、さらに悪の要素が際だってる感じでした!!

永山くんのシーンもう少しあると思ってましたがほんのちょっとでしたねー。

でももし、あそこに生きていて普通にその場所であの事件をニュースで見ただけだったなら、1人1人の抱えていた気持ちなんて絶対にわからないですもんね。

削られているところがあっても、とてもうまくまとまってると思いました。

なんていうか、いろんな人の気持ちになりながら見たら、本当に見終わってグッタリしてしまいました…。

見てよかったです。

リエッチさん☆

感想早速ありがとうございます。
確かに見終わった後は疲れましたね。
少しナーバスになりました。

ところで永山くんって岡田君の友人の?
彼、なーーんかハンパだなあって思ってました(笑)
本ならちゃんと描かれてるんですね。
また読んでみなきゃいけないですね〜〜
映画は心理描写が巧みですごくよかったと思います。
だからこそ、ちょっとした違和感に敏感になってしまったのかも。

>でももし、あそこに生きていて普通にその場所であの事件をニュースで見ただけだったなら、1人1人の抱えていた気持ちなんて絶対にわからないですもんね。

そうなんですよね〜、最近ミクシーミュースでもネットの書き込みでも、好き勝手に感想を言ったり揶揄したりできるじゃないですか〜
それに対してもっと、想像力広げろよ、って警鐘を鳴らしてるようにも思いました。

> みちこさん
はい。岡田くんの友達役の人です。彼が出てはるの最近まで知らなかったんですけど、岡田くんのインタビューがないのに、永山くんのインタビューが載ってる雑誌があったので、けっこう出てはるんだって思ったら、彼の思いは想像するしかない感じだったので、えっ?そうなの?という感じでした!!

mixiNEWSはまさにそうですね!

不快になることが本当に多いです。
リエッチさん☆

その永山君とやらの視点はほんとちょっとで、あってもなくてもいいような感じでした(笑)
まあしかし、岡田君(役名で言えって感じですよね、すみません)の周りは
彼以外見事にサイテー人間ばっかり集まってて。。
あの店のセンスも悪いし(笑)
わたしはあんなとこで、あんな人たちと、あんな話題で楽しくは飲めないわ。
面白いこと言う自信ないですっ(ってそれはいい?!)

でも、あの場所にいても平気な人って人いるんかも。不快にならない人。
ネットの掲示板と同じような場所ですね、あそこは。。
久々のコメントです。
こんにちは!
私も「誰が本当の悪人か」という問いにはちょっと疑問な感じでした。
そんなに考えるほどややこしくはない、と思ったりして。

映画としてはよかったです。
登場人物みんなが「あーこういう奴おる!」とか「田舎の人ってこんな感じよね」って思える自然さがありましたし。
妻夫木くんがテレビで言ってるように役作りは頑張ったなぁ、という感じあり、
深津さんのピュア加減に涙し、
また他の役者さんもいい味出しまくり、
寂しい海の景色も心情的によかった。
私が印象に残ったのは「海にでるとそこから先はどこも行かれんような気になる」という妻夫木くんの台詞。
(あんまり台詞が正確じゃないです。すみません。)
口下手な彼の台詞で一番気が利いていると思いました。

最後に妻夫木くんが首を締めたのは…
彼女への愛ゆえですよね?
すずなすずしろさん☆

おひさしぶりです!コメントありがとうございます。
海、寒そうでしたね・・・
確かに、「海にでるとそこから先はどこも行かれんような気になる」って言葉、彼の心情を集約したような言葉ですね。
今まで悔しい思いや寂しい思いをしてきて、でももうそれを受け入れるしかなくなっている感じ、とっくに通り越してしまっている感じが出ていました。
あのイイ車・・・逆になんだか悲しかったです。

最後のシーンは、わたしもそう思うんですけど・・・
どういう心情が沸き起こってあの行為に至ったのかはっきりとは分からないです〜
横入りスミマセン。
最後のシーンは…
原作を読むと、母親の罪の意識が軽くなるように、自分が悪者になって、欲しくないお金をわざとせびっていたように、光代のことは自分が無理矢理つれ回していたのだと、世間に思わせるためにしたことだと思われます。

光代にも自分のことなんて忘れてこれからを生きていってほしいと思ったのかもとも思います…。
リエッチさん☆

なるほど! 合点がいきました。
ありがとうございます〜〜〜!!

可哀相ですねー そこまでせんでも、とちょっと思いましたが(笑)
リエッチさん
私は本はまだよんでないのですが
よかった、思ってたのとあってたわーい(嬉しい顔)

みちこさん
田舎の子ってあーゆー車を買うくらいしか主張ができないんですよね。
他に表現するところがない。
はじけてない感じですかね。
だからそこまでせんでも、っていう所まで直進しちゃうのかもしれません。
すずなすずしろさん

そうなんですね…
頑張ったお金で買った車なんでしょうが明るい感じがせず
他に彼には何もないのを際立たせていましたたらーっ(汗)
あの車以外何も持っていなかった彼が光代という優しい女性と出会ってよかったです。
映画とは関係ありませんが、満島ひかりさん映画監督と結婚らしいですね。
この映画監督じゃないみたいだけど。
最近の女優さんは若くして結婚される方が多いですねぇ。
すずなすずしろさん☆

ええーーー!!そうなんですか?!
満島ひかりちゃん、まだ10代のような気がしていましたが。
汚れ役もいとわない大物度ただよう、かわいい女優さん。
次どんな役だろう、っていつも気になります。
これからも注目します。
> みちこさん
ニュースで見たところによりますとひかりさんは24歳のようです。
それでお相手は石井ユウヤって監督さんのようで(ごめんなさい、知らない…)
27歳だということです。
監督さんもわかいんですね。
昔は監督ってオジサン〜お爺さんのようなイメージでしたけど。
すずなすずしろさん☆

27歳監督。。わかっ
わたしも存じ上げないですね。
へーー 情報ありがとうございます!

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