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せつない映画コミュの死ぬまでにしたい10のこと(my life without me)

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主人公の若い女性が不治の病で死期が迫っている
なんて話が「せつない」なんて、イージー過ぎる気がして
このコミュに取り上げるのに、少し抵抗があったのですが

そんな先入観なしに見てみると、実は「スゴイ映画」
なんですね。コレが、、、

少なくとも「お涙頂戴」ではないです。
キレイごとで纏めてないし、音楽が凄く主張していたり
映画のマジックを感じさせてくれる「5つ星」映画です。

コメント(21)

>おっしゃるとおりです。
おしゃれっぽい軽さのあるジャケに騙されて
何度も借りては見れずに返していましたが、
マラパルテさんにお借りして、見ました。

。。。奇跡的なすばらしさです。
気安く語るのも憚られるほどに。
この映画も多くの例にもれず、ダメな邦題ですね。

「死ぬまで」でなく自分が死んだ後の事を考えて
行動する所にこの女の子の非凡な所がある訳ですから。

でもやはり女の子として「死ぬまで」にしておきたい
事もあり、それはキレイごとばかりでは勿論無い。

それにしても、サラ・ポーリーの素晴らしさ!
いい女優だ!
(個人的にはナンバー・ワン)
やっと見ました。

が、ダメだー。感想書けません。
書き始めたら逆に原稿用紙30枚くらい書いちゃいそ。

自分にとってはいろんな意味でprovocativeな作品でしたね。
>provocativeか

イイコトバですね。

人によってはdisturbって言うと思うけど
(MIXIのレビューでも「旦那の立場はー!?」
なんて激怒ってた男子がいましたし。)
そんな単純なもんじゃない所がミソ。と思ってます。

単純にお涙頂戴を期待したら期待はずれな事は
間違いないでしょう。

でも難しい事はいいの、サラ・ポーリーが
ビーチ・ボーイズのGOD ONLY KNOWS唄う所とか
踊るスーパーマーケットとか
雨の車中のキスシーンとか

映画のマジックに酔えばそれで良し。

と、思ってます。
同時カキコか!

>jitano さん

>今の生活のまま、死んでいってもいいんじゃないかと、そう思える人こそ幸せなんでしょうけどね。

そーなんですよね、でもそんな人きっといないし。

でもこの映画みたいに「究極的状況」にならないと
自分が本当に求めているものって見つからないかも
しれないし、「それ」を見つけるために迷走するのが
人生なのかも、、、と思う事さえあります。

そんな意味ではこの主人公は幸せなのかも、、、
>jitano さん

そうですね。

アンの夫のドン、恋人のリー
アンのお父さんやお母さん(デボラ・ハリー最高!)
そして子供達。

みんなこの映画では非常に重要だと思います。
ある意味アン以上に、、、
なぜなら
自分が死んだ後も彼らの中に自分は行き続ける。
という考え方が
原題「MY LIFE WITHOUT ME」の意味ではないかと
思うのです。

冒頭のモノローグで、自分の事を「you」と言っている
(字幕では「私」になってますが、、、)のも
アンが自分の人生を「幽体離脱」のように、自分の
外から見つめてるという意味だと思います。

そう考えると
「子供たちに新しいお母さんを・・・・」という発想も
彼女なりに、理にかなった事なんだと思います。
>jitano さん

人間の行動はすべからく自分のためでしょう。
遺される人々の側に立っての行動ではなく
アンが純粋にしたい事をしたのだと思いますし、
感動してしまうのはその行動の内容でなく動機の純粋
さなのだと思います。

映画では描かれていないので想像ですが、アンは元来
そういう生き方をしてきた女の子ではないのだと
思います。だから「10のリスト」の中に
「思っている事を言う」というのがありました。
きっとそれまでは、いろんな事をガマンして生きて
きたんだと思います。

だからこの映画で描かれているのは「彼女の最後の身勝手」
といってもいいと思いますが、僕はその自分に真直ぐな
姿勢に惹かれました。

とても人間的なので。
あのお医者さんいいですねえー
あのジンジャー・キャンディ美味しそう

僕は「そうかぁ、死の宣告を受けた直後でも
キャンディ美味しいとか思うんだろうな、やっぱり。」
って思って妙にせつなくなりました。

一番好きなシーンの一つ。
jitanoさん

>アンが亡くなってから、壁を塗り替えたり、家具を入れたり、アドヴァイスどおりに行動するリー、

私はあのエピローグ的な部分は「アンの夢」「こうなっていってほしいな」という願望、として見ました。
(言ってしまえば、映画全編がそうなんですけど。)

アンはドンに対しても両親に対しても、愛してはいるけど
頼りにはできない、とあきらめて生きてきたわけでしょう?
まるで自分の子供達に対するように。
だからあんなに瞬発的に「誰にも言わない」と決心するわけで。
でも、そうあきらめた途端により深い愛情が湧いてきてしまったりもするし、
リーに至っては「誰かを」誘惑してみたかっただけだったのが
踏み込んでみると自分でも驚くほど愛してしまってビックリしてたりするわけですよね。
(そこがいいんですけどね^^)

全編に漂う音楽、映像の浮遊感、ナゾのグラスハープ弾き、など
「アンから見た世界」を表しているんだと思うので、
そういう意味では「アンのアンによるアン的世界」として観ました。

ただその世界は「若さ」ゆえの少女的エゴに溢れてもいるので、
年寄りとしては若干辛かった部分もあったんですが^^;。
めちゃくちゃ意志の強いヒロイン、だという前提を無理に納得しなければ「?」とギモンが湧いてきてしまう部分もやっぱりあったし。
「ドンは無理でもリーとか、『関係ないひと』にはホントのこと言いたくなる衝動に一度くらいは駆られるんじゃないかしら?」とか。
脇役があまりにも面白すぎたせいもあって、「もうちょっとソコ描いてくれないかなー」と勿体ながってみたりもしたし。

「そこを描かないからいいんじゃない」という意見も分かるんですが
この監督自身そのあたりが個人的にはつきつめられてない&クラシックな話になるのを恐がりすぎたのでは?などと揶揄する気持ちも残りました。

批判ぽくなっちゃいましたけど、すごく気に入ったから言いたくなってるだけなんです。
MagicMomentをとらえた、瑞々しく、素晴らしい作品だと思ってます。ヤられました。
マラさんありがと。
ぼんさん、初めまして

>全体的な、色やトーン、音楽が好き。

サントラ、いいですよー。
Gino Paoliの「Senza Fine」歌いながらよく踊ってます。
スーパーマーケットで(笑。
できれば肉切り包丁もって踊りたい♪
この映画、ここのトピを見て観たくなり、先日DVDで鑑賞いたしました。

印象的だったのが、映画の“小道具”として、あの有名なクチパク野郎たちである『ミリ・バニリ』が使われていたってこと。

(若い美容師のねーちゃんが心酔してたデュオ。おそらく現実ではほとんどありえない設定。久々に耳にした名前だったので、なんだかなつかしかったです★)

でも原題が『my life without me』ですもんね。小道具としては「なるほどなぁ」と思いました。私にとって(多分美容師のねーちゃんにとっても)クチパクが発覚しても『ミリ・バニリ』の曲は『ミリ・バニリ』の曲。実際に彼らが歌ってなくても『ミリ・バニリ』の曲は『ミリ・バニリ』の曲。

なんだか自分や他人の「存在」というものを、さらに深く考えさせられた作品でありました。
う〜〜〜ん、この映画は好き。
ドッカーンじゃなくて、しみじみ・・・って余韻・・
たまりません・・・

出てくるキャラクターの個々が非常に良いです。
皆違うんだけど、それぞれに共感持てるとこがあるのが、不思議です。

あと映画の「お天気」が非常に雰囲気を醸し出していて、
この監督・・・上手いな〜〜って思いました。

愛人のお姉さんの選曲も綺麗でホロリときました。

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