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せつない映画コミュの評決

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はじめまして、あきのぶと申します。
私は映画は好きです、かなり。
そして、映画について語り合うのも好きです、かなり。
たぶん・・・今は、たぶん好きだったんだろうって思うこともあり
ます。ここしばらく、魂に染み込むような映画に出会っていません。
あれほど好きだった映画なのに、最近は映画館が仮眠室と化してし
まいます。
『ミリオンダラー・ベイビー』・・・あと印象無さ過ぎて忘れた・・・
う〜ん、自分が老化してしまったのだろうか・・・
ここのコミュニティートップの“シャーロット・ランプリング”を
見て、『評決』を思い出しました。これは私の好きな映画です。
で、早速先ほど『評決』を借りてきて観てみました。
映画って、その時の心理状態や環境によって感じ方が大きく変わる
んだなぁって実感し、ここ最近触れた映画とはうって変わって、心
に響くものがありました。
私が最初にこの映画を観たのは、中学生の時でした。映画好きな父
に連れられて行ったのでした。その時は、たしかに面白く感じたよ
うに思います。まぁ、ストーリー的には、おちぶれた人があるきっ
かけによって、目覚めて大きな敵と戦う、単純です・・・
客観視してしまうと、あの単純な『ロッキー』と変わりません。
多くの人にとっても弱いストーリー展開だと思います。しかし、
曲がりなりにも、最初に観た時から20年以上も人生を重ねた私が
真っ先に思い出したのが、当時、何かで読んだ記事
「何度もアカデミー主演男優賞にノミネートされながらも、逃して
 きたポール・ニューマン渾身の作品」(だいたいの記憶)
たしかに、このポール・ニューマンは素晴らしいと思います。演技
論はまったく分からない私ですら、そう思いました。ついでに、こ
の年のアカデミー賞を調べてみると『ガンジー』。そらしゃーない
な、私はあまり好みじゃないけど。前置きが長くなってしまいまし
た。この映画のフランク・ギャビン(ポール・ニューマン)は、あ
るきっかけに目覚めはするのですが、ジタバタと慌てふためき、決
して真っ直ぐな信念を貫き通すわけではありません。でも、そこが、
今の私には、スウーって心に染み込むのです。やはり映画を楽しむ
には「共感」が欠かせない要素の1つですね。お酒を止めなければ
と思いつつも、ビールを飲みながら、これを書いている私ですから。
そして、
ローラ(シャーロット・ランプリング)が電話しながら、終わるラ
スト。中学生の私には全く分からなかった、男女の機微が少しだけ
分かる自分に「変わりゆく自分」を実感しました。まぁ、何度も鑑
賞に耐えうる映画、人生経験によっても見方が変わりうる映画は、
いい映画なんだなぁってベタなことを感じました、以上。

コメント(1)

あきのぶさん、はじめまして。

“シャーロット・ランプリング”ときて「評決」とくるってことは、
個人的な思い出が強いんですね、きっと。
歳がバレますけど、僕が中学生だった80〜83年頃は映画雑誌
「スクリーン」とか買っていて、「評決」が82年の映画だから
良く憶えています。実際にはテレビでチラ見した程度ですが。
「裁判映画」は退屈なものが多いので「情婦」と「十二人の怒れる男」
意外はあんまり見てません。

この頃はポール・ニューマンもまだ現役スターって感じでしたね。
今年はもう80歳。
彼もそうですけど、リフティングのせいで表情が堅くなってしまう
俳優が多いのはほんと残念ですね。
ロバート・レッドフォード、フェイ・ダナウェイ、ミッキー・ローク
しかり。違う意味でせつないです。

僕がシャーロット・ランプリングをトップ画像にしているのは、
この映画(「まぼろし」)が持っている「喪失感」になぜか
ものすごく共鳴してしまったからなんですが、女優としての
シャーロット・ランプリングは昔から好きです。
アメリカ人にはないクールさと、いやらしさのない脱ぎっぷりは
若い頃から変わらないし。
(「スイミングプール」ではもはや貫禄さえ感じる)
ヘルムート・ニュートンやジャンルー・シーフ、ヨーガン・テラ−
らの写真家の被写体としても。

彼女をトップ画像にすることで「踏み絵」にしたつもりですが、
メンバーがほとんど女性なのは、そのせいかもしれませんね。(笑

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