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新世界訳聖書 - 過去と未来コミュの新世界訳の特異性

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・英訳からの重訳である。

・少数民族の言語にも、英語からの重訳なので、積極的に展開されている。

・底本(元になっている言語本文)に前世紀の校合本文を使いながら50年経ったが、全面的な改訂は行なわれていない<通常、50年も経てば、翻訳を廃して、まったく新たな翻訳に取り組むのが、「キリスト教」では定石>。

・既成の聖書翻訳の伝統から離れようとする一方で、固有名詞の表記や文体などは、各目的言語での標準的な翻訳をなぞったものにしようする意図が感じらる。

・一般の書店では流通していないが、古本屋で見かけることはある(ほかの聖書も、書店で流通しているが、古本で見かける点は同じ)

・アジアの言語<具体的には、日本語・韓国語・中国語>で、縦書き版が初めから無い(日本の聖書翻訳では、原語/訳文対照版を除き、最初から横書きで出版された聖書は、多分日本語版新世界訳が初めて)

・Tanakhを「ヘブライ語聖書」と、He Kaine Diathekeを「クリスチャンギリシャ語聖書」と呼んでいる。<『セプトゥアギンタ』は、クリスチャン出現以前の「ギリシャ語聖書」、あるいは初代キリスト教徒の時代の「ギリシャ語聖書」という認識>

※「新世界訳」には、現代ギリシャ語訳もあります(ローマ字は、現代語の発音)。

<聖書> η Αγια Γραφη i aya grafi

<ヘブライ語聖書> Εβραϊκές Γραφές evraikezgrafes

<クリスチャン(ギリシャ語)聖書> Χριστιανικές Ελληνικές Γραφές hristianikes ellinikez grafes
**さすがにエホバの証人も、ギリシャでは単純に『ギリシャ語聖書』とは言わないようです。コイネーギリシャ語の原文を、現代ギリシャ語で言い換えたものが使われているようですが、ものみの塔協会の公式サイトのギリシャ語のページでは、一般の現代ギリシャ語訳が採用されています。

<新世界訳> Μεταφραση Νεου Κοσμου metafrasi neu kozmu

コメント(1)

英語版新世界訳では、ヘブライ語動詞の訳し方が特殊で目立ちます。

1)接続詞wawと接頭辞活用の動詞形 >>> 叙述の過去形

2)接続詞wawと接尾辞活用の動詞形 >>> 叙述の未来形

これを英文の新世界訳は

1)<各種接続詞+>proceeded/began/went on/continued to 〜動詞

2)<主語>will surely/actually/really 動詞

を基本とした形で訳しています。

接頭辞活用形(いわゆる未完了)は、いつも未完了の意味を残し、
接尾辞活用形(いわゆる完了)は、いつも確定の意味を残しているという主張が含まれています。


これは、英文で新世界訳のヘブライ語聖書部分が出版された時に細かく序文に説明されています。

また、翻訳全体にわたって、一人称の will 、二人称・三人称の shall は意思を表わし、逆に一人称の shall、二人称・三人称の will は単純未来を表わすと、同じく序文に示されています。これも、知ったら驚く方がいるでしょう。

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