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特許翻訳コミュのどこまで手を加えていい??アドバイスお願いします!

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うちの事務所でアメリカに出願する日本語明細書を米国出願に向けて外注で翻訳してもらい、最近、翻訳(70ページ近い)が納品されました。それを、

?チェックして
?形式整えて
?図面の翻訳をする

仕事を任されています。

「おおまかにチェックするだけでいいです。」と上の人には言われたのですが、外注先の翻訳会社からの納品書には「特に指定がございませんでしたのでベタ訳にしました。」と書いてありました。ベタ訳にした結果

1.不自然すぎる/意味不明な表現が多い。
2.やたら冗長な文章。(〜and〜and〜and〜and〜,and〜)
3.やたら主語が長くSVOの形になっていない「文章」が多い。
4.一文の中で主語がコロコロ変わる。
5.冠詞抜け(可算名詞でもaかtheか分からなかったので何も書かないでおいた)
6.明らかに単語(特に動詞・形容詞)の意味を英英辞典で調べずに使ってる。
7.読みが浅かったために訳抜け、誤訳
8.口語的で「または」=Or, 「また」=And〜で始まる文が多い。
etc. etc.

自分は英語ネイティブでもないし、この仕事はまだ始めたばかりです。でも、過去6年間以上英語を勉強して、英語圏の国に通訳・翻訳修士号を取得するために留学し、その間実際に毎日の生活で読み、書き、話し、聞いてきたので言いたいことが山ほどあります。「これを読む人たちが現地代理人や米国特許商標庁の審査官で、彼等は日本語の明細書は読まないってことを念頭に置いていないのか」とまで思ってしまいました。

事務所は小規模で、翻訳ができる人が他にあまりいなく、相談できる人がいないのが悩みです。

実際、自分が入ってからUSPTOからのOAに応答するための補正の作成に携わったことが一度あります。その拒絶理由の多くが形式や英語表現に係わるものでした。

明らかな間違いや不整合が星の数ほど多く見られるこの明細書。皆さんでしたらどう対処しますか。

アドバイスお願いします!

コメント(5)

中年のおっさんといいます。在宅翻訳者です。あくまでも感想です。

1.不自然すぎる/意味不明な表現が多い。
→明細書は新聞や雑誌などで使われる一般的な英語ではなく、特許英語ですので、不自然だと感じる場合があります。どの程度不自然なのか分かりかねますが。

2.やたら冗長な文章。(〜and〜and〜and〜and〜,and〜)
→この例でしたら、文章を短くすべきですね。〜. Therafter, 〜, which results in 〜.←ただの例です。

3.やたら主語が長くSVOの形になっていない「文章」が多い。

→SVOの形になっていない文章がどのような文章か分かりかねますが、主語は長くなるのが普通です。

4.一文の中で主語がコロコロ変わる。

→どのように変わるか分かりかねますが、主語が変わる文章も有りえます。

5.冠詞抜け(可算名詞でもaかtheか分からなかったので何も書かないでおいた)

→なにも書かないでおいた、と翻訳者からコメントがあったのでしょうか?翻訳者が悪いと判断します。

6.明らかに単語(特に動詞・形容詞)の意味を英英辞典で調べずに使ってる。

→一般的な英英辞典には、技術文の例文は記載されていなはずですので、ひょっとして一般的な用法とは違う用法も考えられます。

7.読みが浅かったために訳抜け、誤訳

→訳抜けは翻訳者のミスです。誤訳も翻訳者のミスの可能性が高いですが、翻訳者が理解できなかったへたな日本語の文章だった可能性も捨て切れません。

8.口語的で「または」=Or, 「また」=And〜で始まる文が多い。

→ORやANDで文章を始めるのは珍しいと思います(誤りとは言い切れませんが)。

翻訳を発注する側ができることは、以上の不満を翻訳会社または翻訳者に申し出ることです。机の前でKoogerさんが不満をこぼしても、なにも変わりません。

翻訳料金を払わないということはできないと思いますが、やり直してもらうことはできます。その際、Koogerさんの事務所の方針を翻訳者に伝えればいかがでしょうか。

大変余計なことを申しますが、「特に指定がございませんでしたのでベタ訳にしました。」というところから判断して、 Koogerさんの事務所は、指定および指示をされていなようです。正直申し上げて、翻訳者として大変困るのです。

例えば、

1.自然な文章をお書きください。
2.冗長な文章を避けてください。適宜、文章を切ってください。
3.主語はできるだけ短くしてください、またSVOの文型をできるだけ守ってください。
4.一文の中では、主語を変えないでください。
5.冠詞抜けにご注意ください。どうしても分からない場合はコメントしてください。
6.文章を読んで不明な場合は、お問い合わせください。

とかの指示を出せれたらいかがでしょうか。

僕は、在宅翻訳者なんですが、いい仕事をするには、依頼主とのコミュニケーションだと思っています。単語で迷った場合、質問しますし、返答にしたがって、翻訳をします。質問にお答えいただける依頼主さんとは、いいお仕事ができます。

翻訳者が悪いと決め付ける前に、上に申し上げたことをなさってはいかがでしょうか?翻訳者は喜んでくれると思います。

僕は翻訳者なので、ちょっと(というかかなり)翻訳者びいきの書き込みをしてしまいましたが、他の方の書き込みも勿論、ご参考になさってください。
ある会社でコーディネーター・チェッカー・社内翻訳をしていて、翻訳者として独立した者です。
現在は在宅翻訳者で、経験は10年弱です。

上のお話を伺う限りでは、問題のある品質だと思います。

私がチェックを担当していたら、

・〆切まで余裕があれば、問題点を指摘した上で返品して、再納品してもらう。
・時間的余裕がない場合は、自分ですべて修正し、完成稿を渡して、こちらの望むレベルを分かってもらう(必ず、担当者と翻訳者の両方に渡されるようにする)

のようにします。

お仕事を始められたばかりだそうですが、審査官がすらすら読めない文章は「翻訳された」とは言えませんから、翻訳会社には遠慮なさらなくても良いと思います。

ただ、品質の低いものを納品してくる翻訳会社は、何をしても改善されないことが多かったですね。

また、翻訳会社によっては、実際に翻訳を担当する人にワード単価4〜6円程度しか支払われていない場合もあります。
この場合、無理な仕事を安請け合いする翻訳者や、そもそもプロのレベルに達していない、バイト・パート感覚の翻訳者が担当することも少なくありません。
そういうときは、何をしても徒労に終わることが多かったように思います。
翻訳会社を変えるように上司に進言しました。


翻訳者の立場からすると、依頼主が少し協力的であるだけで、とても楽になります(品質に直結します)。
・非常に先進的・専門的な分野で、出回っている資料がほとんどなく、依頼主からも何の資料提供もない
→役立ちそうな資料を送る、示す、過去の類似案件の翻訳結果を送る、などしてもらえると助かります。
・依頼主から何の希望事項・コメントもない
→「とにかく自然な文章にしてほしい」「こういうミスが多いので、注意して」「疑問点は放置せず聞いてほしい」という程度のことでも、翻訳者にとっては依頼主の希望を知るヒントになります。
中年のおっさんさん>早速のお返事ありがとうございました。この場では上手く例を提示することはできませんが、色々参考になる助言をいただけて少し気が楽になりました。

6.明らかに単語(特に動詞・形容詞)の意味を英英辞典で調べずに使ってる。

→一般的な英英辞典には、技術文の例文は記載されていなはずですので、ひょっとして一般的な用法とは違う用法も考えられます。

例えば、日本語では、何かが進む方向を変えるという意味で「方向変換」といいます。和英辞書で「変換」を探すと、例えば、

change,convert

と幾つか訳語が出てきます。しかし仮に、その何か(ex.光)が進む「方向/道筋/」を変換すると英語で言うのに、convertはモノの中身や性質を変えることを意味するので使えないはずです。この手の誤用が他にもいくつか見られました。



BillEvansさん>お返事ありがとうございます。なるほど、確かにうちの場合、翻訳を準備する上で、関係者間のやりとりが少ない気がします。近日中に翻訳会社にコメントを出す機会があるので、言うことをまとめ上げておこうと思います。
機械、電気、電子の分野で30年以上特許翻訳をしている在宅翻訳者です。特許事務所で翻訳チェックをしていた頃が懐かしいです。

長い経験から、殆どの日本語明細書は矛盾だらけと言えます。一般翻訳者は、殆ど質問することなく、矛盾だらけの原稿を忠実に英訳し、不可解な英訳を作成します。

対策としては、経験豊かな翻訳者を探し、原稿の表現にとらわれない意訳を依頼することです。勿論、依頼者は意訳を評価する能力が必要です。

殆どの依頼者が意訳を嫌いますが、忠実訳では良い英訳になりません。

私は、忠実訳が求められる国際出願英訳の依頼を断ることが多いです。
Boboさん>ありがとうございます。Boboさんのコメントを拝読されていただき、自分が言いたかったことを上手にまとめてくださったと思っています(^_^)。

「矛盾だらけの原稿を忠実に英訳し、不可解な英訳を作成します。」→

自分はまだ駆け出しの身ですが、読み手(この場合英語人)が理解できないものを作り出すようでは翻訳家とは言えない、と留学中に履修した翻訳理論で言われました。この世界では、翻訳者が1単語につき幾らとギャラが決まっているために、質は二の次にして、出来る限り多くの仕事をこなそうとするために質の低い「翻訳」ができてしまうことが度々あるということを最近ようやく知りました。

「原稿の表現にとらわれない意訳」→
今回自分が担当した翻訳をやった人たちは、そもそも英語と日本語は本質的に特徴が異なっていることを念頭に作業を行う努力をしなかったということが実際に読んですぐに分かりました。

いずれにしろ、次回からこの翻訳会社に案件を依する際には、留意点を事前に伝えるようにしたいと考えています。

自分も将来はBoboさんのように経験を積んで、いつの日か仕事を選べるようなレベルになりたいと思います。

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