ロブションのシンプルフレンチコミュのこれが出来たらグランシェフへの扉～目玉焼き

目玉焼き
Œufs au plat
ポイント：
平凡な料理と思われているが､奥は深い｡
農家の人々の丹精の賜物の新鮮な卵を､先ず､白身と黄身に分け､
丁寧に焼く。
バターに水を加えるのは､水蒸気によって白身をふんわりと
仕上げるための工夫｡
強火で白身が波立ったときはフォークでそっと刺す。
あくまでも白身はふっくら､黄身は艶やかに美しくしあげたい。
卵のようなシンプルな素材の美味しさを最大限に引き出すこと
こそがグランシェフの料理

材料：
　卵４個、バター10g、バルサミコ･ビネガー数滴、塩、
フルール・ド・セル、挽き胡椒、水

作り方：
1.丸い黄身を大切に卵黄を壊さないように､卵白と卵黄を分ける。
2.バター10gに､水､塩､胡椒を用意し､目玉焼き用の皿２枚を温めておく。
3.バターを2皿に分ける｡バターには焼き色はつけず、溶かすだけ。
4.バターだけだと白身がふんわり仕上がらないので、溶けたバターに水大さじ１を加え、塩､挽き胡椒する。
5.白身を落としじっくりと焼き､半分位固まったら（moitié pris）すぐに卵黄をそっと崩れないよう注意しながらのせる。
6.火が強いと白身が波打つが、その時はフォークでそっと刺す。
7.250℃に温めたオーブンへ入れ、焼き時間は１分半。
8.これで白身はふっくらと完璧､黄身もほどよく熱く艶やかに仕上がる。

☆仕上げ
酸味にバルサミコ･ビネガーを。
最後はパンのスティックにバターを塗り
フルール・ド・セルを数粒のせる。

卵のようなシンプルな素材の美味しさを
最大限に引き出すことこそがあなたの腕が問われるわけです！
このままご飯に乗せて、黄身潰して食べると・・・・