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SHORTFILM RESEARCHERSコミュの4月〜5月の上映予定

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(46) 酒の巻 4/11(水) 20:00〜
『酒とからだ』
1985年/28分/カラー/制作:学習研究社/プロデューサー:古岡滉/
脚本・監督:新井慎一/撮影:川上皓市・篠田昇
急性アルコール中毒、肝臓障害、アルコール依存症などはみな誤った
酒の飲み方が原因で起る病気である。飲酒の危険性を科学的にわかり
やすく紹介し、酒に対する正しい認識をしてもらう。

『手造り吟醸酒−一人娘−』
1983年/25分/カラー/制作:金山プロ/企画:山中酒造店/
脚本・監督・撮影:金山富男
吟醸酒は日本酒の最高級酒とされている。機械化され製造される風潮の
中にあって、吟醸酒は手造りによって丹念に醸造される。その製法を
記録する。

『南部杜氏』(左写真)
1988年/34分/カラー/制作:岩波映画製作所/
企画:国立歴史民俗博物館/プロデューサー:桜井朝子/
脚本・監督:諏訪淳/撮影:西尾清/音楽:山下毅雄
南部杜氏発祥の地、北上平野。この南部を舞台に、大正から昭和初期の
独特な酒造技術やその習俗を、往時を知る杜氏たちの協力により再現し
克明に記録する。


(47) 運転の巻 4/25(水) 20:00〜
『ドライブ綺譚』
原題:The ride/1963年/7分/カラー/制作:カナダ国立映画制作庁/
Directed by Gerald Potterton
経済新聞から目を離さない大物に仕える運転手とロールスロイス。
空想の中で夏の日は冬になり、邸宅は雪におおわれたローレンシアの
山々に…。

『ワンポイント・アドバイス−楽しいドライブ・エチケット−』
1971年/22分/制作:日本産業映画センター/企画:自動車工業振興会/
プロデューサー:星野嘉夫/脚本・監督:飯塚増一/脚本:熊谷光之(粕三平)/
撮影:渡辺徹
ドライブウェイを疾駆する真新しい自動車。ハンドルを握る若いドライ
バーと少年が見聞きしたドライブ事例をもとに、雑踏、雨の日、夜など
のドライブ・エチケットを紹介していく。

『酔っぱらい運転』
1963年/20分/白黒/制作:読売映画社/
企画:警察庁交通局科学警察研究所/プロデューサー:山田忠治/
脚本・監督:永富映次郎/撮影:近藤良治郎
年々増加する交通事故の中から酔っぱらい運転をとりあげ、ある運転手
が事故を起すまでの過程と真相を究明して、酔っぱらい運転の恐ろしさ
を描く。

『交通ユーモア作戦』
1960年代/10分/白黒/制作:東京都映画協会/企画:東京都広報室
交通戦争は毎日多くの犠牲者を出している。運転者も歩行者も、もう少し
心にゆとりをもって現状に対処する必要がある。

『道を渡るとき』
1967年/9分/カラー/制作:東京中央人形劇場/
プロデューサー:石川孝寿・庄司洵/脚本・監督:高橋克雄/監督:飯沼佐和子/
撮影:中野好偉
ピョンちゃんとプウちゃんとがいろんな道を渡ってみます。しかしあと
からあとからトンチンカンな出来事が…さあどうやって道を渡ればいい
のでしょう。

『デーモン小暮閣下の 悪夢へようこそ』
1991年/17分/カラー/制作:カジマビジョン/企画:自動車工業振興会/
プロデューサー:石田昭夫/監督:竹内秀明/脚本:池田寛/撮影:福地正博
若者の交通事故は心の弱点ー自信過剰や競争心、見栄や遊びごころーに
負うところが多い。デーモン小暮を案内役に、オムニバス形式のアニメ
ドラマで、スピードの出しすぎ、居眠り運転、暴走の危険などを訴える。


(48) 森の巻 5/9(水) 20:00〜
『山に生きる−新しい林業を求めて−』
1975年/15分/カラー/制作:東京都映画協会
東京の林業の現状とあり方を、檜原地区担当の林業改良指導員と山に働く
人々の仕事を通じてレポートする。

『樹海 第1部 北国の森林』
1973年/28分/カラー/制作:三和映画社/企画:東京大学北海道演習林/
監修:高橋延清(東京大学名誉教授)/脚本・監督:野崎健輔/撮影:原田英昭
きびしい北国の森林を舞台にくりひろげられている森林の生態を明らか
にし、自然の法則を尊重しながら、森林を有効に育てていくための理論
と実践を紹介する。

『モリアオガエルの誕生−謎の樹上生活−』
1997年/20分/カラー/制作:シーエムエス・フィルムワークス/
脚本・監督・撮影:佐藤昌道/撮影:松田忠彦・藤崎太佳洋
モリアオガエルは主として本州の山中に生息し、天然記念物に指定されて
いる。その山中での生態はほとんど解明されていない。春、水面に張り
出した枝々に卵塊を作る産卵期を中心に、生態の一部を紹介する。

『若い年輪』(中写真)
1969年/33分/カラー/制作:桜映画社/企画:林業労働災害防止協会/
プロデューサー:村山英治・利光久輝/脚本・監督:堀内甲/脚本:村山正実/
撮影:村山和雄/音楽:長沢勝俊/
出演:平島正一・徳弘夏生・保科三良・今橋恒・秋山秀子・永井玄哉ほか
山に生きる人々が近代化・機械化に取組み、林業後継者が山に生きる喜び
を真に自覚していく姿を劇構成で描く。


(49) 鉄の巻 5/23(水) 20:00〜
『鉄ものがたり』
1962年/23分/カラー/制作:岩波映画製作所+東映動画/
企画:鋼材倶楽部/プロデューサー:小口禎三・坊野貞男/
監督:前田一/脚本:伊勢長之助/アニメーション:岡部冬彦・市野正二/
撮影:石川光明/作曲:團伊玖麿
寝静まった夜更けの街。とある家のお台所で小さな缶詰の坊やが目を覚ま
し、鍋やヤカン、スプーンたちが真夜中のダンス・パーティを始めます。
朝になって空き缶は屑かごへ。そして屑鉄となって製鉄所へ行き、再び鉄
となって鉄骨や橋梁になります。

『素晴らしき!ばね』
1964年/20分/カラー/制作:電通映画社/企画:日本発条/
プロデューサー:青木茂美/監督:安倍成男/脚本:八幡省三/撮影:小松浩
われわれが日常生活で使っているばね製品をあげて、ばねの働きやその
製造行程およびその広い用途について、わかりやすく解説したもの。

『H形鋼』
1965年/20分/カラー/制作:日本産業映画センター/企画:富士製鉄/
脚本・監督:江口昭彦/撮影:曾根英昭
H形鋼を最高度に使用しているアメリカと日本の現代を紹介。日本に於け
るH形鋼の進出と、実例を示す。

『和鋼風土記』(右写真)
1971年/30分/カラー/制作:岩波映画製作所/企画:日本鉄鋼協会/
プロデューサー:高橋宏暢/脚本・監督:山内登貴夫/撮影:浦島竜夫・西尾清
古代から明治初期まで、わが国で必要とされた鉄鋼類のすべてを供給して
いた「たたら製鉄」。日本の鉄鋼技術の歩みがどのように今日の製鉄に
結びついてきたのか。たたらによる昔の製鉄を実際に再現し、そのすぐれ
た特性を通して今日の製鉄を考える。山内監督が著した角川選書『和鋼風
土記−出雲のたたら師』は宮崎駿氏が熟読し『もののけ姫』の作品世界の
構築に役立ったと言われる。

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