少林内勁一指禅功コミュの一つの功法の最低練功回数。

並木克敏先生が内勁一指禅功を通信教育で秘伝功法を惜しみなく教えてくださっている。
これ実は中国一指会だかなんだかという組織からは随分憎まれているらしい。「あんにゃろ」ってなもんだろう。

それはともかく並木克敏先生の通信教育では、7年かけて大きな功法68功法ほどを教えている。
年に10功法なので、予備日というか、毎日30回の練功を10ヶ月必ず行えるものでもなかろう、という想定の下に１年当たり10功法になってるのだろう、多分。

並木先生のところでは一功法を1ヶ月つまり約30回毎日行ったならば、（身体が経絡レベルで）修得したものとして、次の功法を教え始める。これは連続30日累計30回行ったならば、もう経絡レベルで覚えているので、先へ進んでも大丈夫だろう、という考えで次の功法をやらせるのだろう。

だが、内勁一指禅功の別の教室では例えば↓
http://miti-koono.jugem.jp/?eid=1
などでは、

「4ヶ月以上なおかつ100回以上やらないと次の技に進めない。」

とされている。
ちなみに、昔の中国では「馬歩站粧功」だけで1年間だった。次に補腎強身法を教わるが、これも3種あり、複雑度が違う。師匠が弟子の適性を見て、補腎強身法以外一切教えないこともある。

これはなかなか厳しい、というか私だって、

【内勁外発功】を修練したときには、毎日11セット65分練功したが、累計60回である。
【螺旋功】を修練したときには、累計71回。
手指按動法は5セット20分しか許されないが前後の馬歩椿と羅漢椿の時間を延ばして毎回60分練功していた。だが、手指按動法はあくまで5セット20分しか許されない為敢えて1日2回練功して、一日120分行っていたこともあった。その時には並木先生からは「内勁一指禅功は一日120分に抑えるようにしてください」と注意されたのを覚えている。

【内勁震蕩功】は、「無意識の病気や古い病巣を自己治療することができます。また，病気を治療する過程で，不快感などの何らかの体感が生じてくることもあります」という言葉にビビって、少し控えめにして印刷教材に書かれているとおり毎回5セットしか行わなかった。
そして累計55回である。

【龍形功】は大してやってないので、やり直そうと思っている。労宮穴を開く重要な功法の一つだ。【納気帰元法第二種】を見た時にやはり真面目にやらないといけないなと思ったのを覚えている。

【佛光功】は未だ手つかず。「頭に後光が後光がさす」と言われて、途端に興味を持つ人があるが、あくまで後光は副産物であり、邪気防止の為の功法である。

実は【螺旋功】【龍形功】【佛光功】はいずれも内気外発三大功法への準備功なのだ。
だから大真面目にやらねばならない。

更には（内気外発三大功法の後には）【内気四大外発功】も後に控えている。
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【内勁外発四大功法について】
発気法には，「意念発気法」と「採気発気法」と「自然発気法」の三種があり，一指禅功の発気法は「自然発気法」であると，外気功中級第一巻の「帰納得気法」で触れました。この一指禅功の優れた内気外発の能力を身に付けるためのトレーニング方法が，外気功初級と中級で経験した「内勁外発三大功法」と, ここで行う「内勁外発四大功法」なのです。
（1）調激指法
（２）激剣指法
（３）左右四法
（４）陰掌調気法 (指導員コースⅠで行います)
これらの功法は，外気功上級編の最終段階のものです。「内勁外発四大功法」は，内気が充実しているという前提で行います。

【内勁外発四大功法の効能】
「内勁外発四大功法」をマスターすると，以下の「潜在能力」が身に付きます。
（１）経絡内の気血を激発させることで「気場」を拡大させます。
（２）人差指と中指から強力な内気を発し, 局部に対する治療に応用できます。
（３）外発する気をさらに一層強めると共に, 気の質をも高めます。
（４）気の浸透力をさらに強めることで, 内臓など身体の深部までます内気を送ることができます。
（５）暖かい内気と冷たい内気を自由に外発させることができます。
※ 「一指禅功」では, 他の流派の発気法とは異なり, 意念を用いると発功のパワーが逆に低下するので, 意念は一切使いません。