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昭和30年代の街角コミュのいじめ

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 スウェーデン映画の『Play』という映画を見た。アフリカ系の少年グループが白人と中国系の少年たちに絡んで「かつあげ」をする様子をドキュメンタリータッチで追いかけるドラマだが、本物を見ている臨場感があり、自分たちが傍観者にさせられてしまう。居心地の悪くなる映画だ。

 自分も同じような経験があって、あの逃げられない絶望的な状況はよく分かる。と言っても、もっと可愛いものだとは思うが。

 幼稚園からの帰り道で、ある場所に来ると、幼稚園には通っていない子供たちの一群に見咎められて、難癖をつけられて暫く身が不自由になるのだ。殴られたりした記憶はないが恐怖感とそこから逃げられない絶望感はよく覚えている。一人のときもあれば、桜井君という園友と一緒のときもあった。二人とも大人しい子だったので逆らえなかった。向こうはいつも大小まぜて7、8人はいた。

 桜井君と相談して別の通園路を選んだら、今度は別の幼稚園のグループに囲まれてしまったりした。

 小学校に上がってからも、低学年のときに別のクラスの三人組に絡まれるようになった。ランドセルを取り上げられて帰れなくなったり、トカゲが乗っかった木の枝を突きつけられたり、見つかると走って逃げたものだ。

 ところがこの連中とは高学年で同じクラスになり仲良くなった。そうなってみると何でもない連中だった。低学年では幼稚園のときのいじめグループで先頭に立っていた親分みたいだった奴も同じクラスになって仲良くなった。向こうは覚えていなかったと思うが。

 自分はいじめはしなかったと思っていても、意識せずにやっているのではないかと思う。誰の心にもそういう気持ちがあるのだろう。

 癲癇持ちの女の子がクラスにいた。この子はよく男の子に蹴飛ばされたりしていた。それを見て義憤を感じていたが何もしなかった。逆に一度だけこの子のカバンを友人に宙に投げさせて空手チョップを見舞って中に入っていた笛を折ってしまったことがある。先生が余っていた笛を彼女に与えて、叱られただけで事なきを得たが、叱られた腹癒せに自分の笛を思いっきり地面に向けて振ったら、袋が破けて笛が飛び出して、石の廊下に跳ねかえって割れてしまった。家へ持ち帰りセメダインで付けたがスースーと音が漏れて上手く鳴らない。仕方なく兄の笛を貰い受けた。

 他にも知らずにいじめのようなことをやっているだろうか。

 写真の変な顔をしているのが私で右隣が桜井君。彼とは去年の帰国時に会った。

コメント(2)

みんないい笑顔してますね! 極楽さんはひょうきんなお子さんだったんですねわーい(嬉しい顔)
子供時代の思い出とそれにまつわる顛末、わかる気がします。
いじめっ子もいじめるつもりというより、自分と違う背景を持つ同世代に対する、なんとはなしの反感みたいなものが強い態度に出てたのじゃないかと。
よく知らない者へのよそよそしさって、大人になって人慣れしたからこそソフトに対応できるのであって、むき出しの子供なら敵意表す子もいたでしょうね。
だから知り合ってみたらいいやつだったりして指でOK
私も小学生時代苦い思い出があります。
クラスで成績も良く、どこか威圧感のある存在感の強い子(女子)の子分ではないけれど、何かと言いなりになってNOが言えなかったのです。
私、成績は良かったんですよあっかんべーでも集団の中でちょっと存在感薄い子だったんです。 わかっていて内心嫌なんだけどうまく逃げられませんでした。
でもそういう経験は忘れることなく、今は人のペースに乗せられそうでうまく回避できるようになったかな、と思います。
今のいじめはこんなものじゃないのでしょうか。 
>>[1] 理由はないのに何となく「嫌だ」という感覚がありました。「なるべく係わりたくない」と避ける気持ち。これは大人になっても残っていて、米国に留学したときに、東南アジアの人を「下に見る」気持ちがあったような気がします。子供のときは、まず着ているものが汚い、手や顔も汚い子は確実に嫌でした。小児マヒで体や発語が不自由な女の子がいて、遠足のときに母親が一緒に弁当を食べる約束をして、しかも手をつながされて動物園を散歩して、他の子は仲の良い子と遊んでいるのに、つまらなくて嫌だったこともありました。そういう気持ちが嫌悪から憎悪に変わると本格的ないじめになるんでしょうね。やはり親、周囲の人たちの影響は子供にとって大きいですね。

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