ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

Standard Jazz Songコミュのヘンリー・マンシーニ ソングブック

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
以前他のコラムにも書いたのですが、今から40年以上前に故大橋巨泉氏がラジオ番組の中で「20世紀を代表するスタンダードソングの作曲家」という話をされました。
20世紀前半はコール・ポーター、ジョージ・ガーシュイン、ジェローム・カーンの3人、そして20世紀後半を予測して述べた筆頭が、ヘンリー・マンシーニでした。

ちなみに他の候補としてミッシェル・ルグラン、アントニオ・カルロス・ジョビン、バート・バカラックとジム・ウエッブの名をあげられました。
このうち「アップ・アップ・アンド・アウエイ」や「恋はフェニックス」でヒットを飛ばしたジム・ウエッブは残念ながらその後コケてしまいましたが、他はおおむね正解だったと思います。

さて「ティファニーで朝食を」や「ピンクパンサー」など多くの作品で知られる音楽界の巨匠ヘンリー・マンシーニですが、1924年4月26日にオハイオ州クリーブランドに生まれたイタリア系のアメリカ人で本名はEnrico Nicola Manciniと言います。

幼い頃から音楽家の父から英才教育を受け、ジュリアード音楽院に学びました。
第二次世界大戦で空軍のマーチングバンドに所属した後、グレンミラー楽団の後継者であったテックス・べネキーに認められてグレンミラー楽団のピアニスト兼アレンジャーとして活躍しました。

1952年に映画音楽を手掛ける為にユニバーサル映画に入り、修行を重ねて頭角を現しました。
1960年代からは多くの作品を手掛け、特にオードリー・ヘップバーンが主演した「ティファニーで朝食を」のテーマ曲「ムーン・リバー」はよく知られ、他にも「ピーターガン」「ひまわり」「シャレード」「刑事コロンボ」「ハタリ」「酒とバラの日々」など多くの作品を残し映画音楽家としてグラミー賞、アカデミー作曲賞に何度も輝きました。

1994年癌の為、70歳で死亡しています。

主な作品
ピンクパンサー(2006) テーマ曲
トムとジェリーの大冒険?(1995)  音楽
ピンク・パンサーの息子?(1993)<未> 音楽
想い出のオードリー・ヘプバーン?(1993)<TVM> 出演
ピンク・パンサー(1993)<TV>  テーマ音楽
マンハッタン・ラブ/女と男のいい関係?(1991)<未> 音楽
スウィッチ/素敵な彼女??(1991) 音楽
ゴースト・パパ?(1990) 音楽
ピーター・ガン?(1989)<TVM> 音楽
ゴースト・パートナー?(1988)<未> 音楽
迷探偵シャーロック・ホームズ/最後の冒険?(1988) 音楽
証人を消せ/レンタ・コップ2?(1988) 音楽
ガラスの動物園(1987) 音楽
ブラインド・デート(1987) 音楽
ブレイク・エドワーズの ファイン・メス!!?(1986)<未> 音楽
ペーパーバック殺人事件?(1986)<TVM> 音楽
オリビアちゃんの大冒険?(1986)  音楽
サンタクロース(1985) 音楽
スペースバンパイア(1985) 音楽
ポール・ニューマンの ハリー&サン?(1984)<未> 音楽
ザッツ・ダンシング!?(1984) 音楽
アーサー・ヘイリーの ホテル?(1983)<TVM> 音楽
グッバイ、デイビッド?(1983)<未> 音楽
ピンク・パンサー5/クルーゾーは二度死ぬ?(1983) 音楽
探偵レミントン・スティール?(1982〜1987)<TV> テーマ曲
コート・ダ・ジュール・ドリーム?(1982)<未> 音楽
パワフル・エイミーの裏表私生活?(1982)<未> 音楽
トレイル・オブ・ザ・ピンクパンサー?(1982)<未> 音楽
ビクター/ビクトリア?(1982) 音楽
愛と憎しみの伝説?(1981)<未> 出演
S.O.B.?(1981)<未> 音楽
コンドルマン?(1981)<未> 音楽
ポール・ニューマン/遠い追憶の日々?(1980)<TVM> 音楽
LOVEシーズン?(1980) 音楽
ピンク・パンサー&クルーゾー警部?(1980)  テーマ音楽
吸血こうもり/ナイトウィング?(1979)<未> 音楽
ゼンダ城の虜?(1979) 音楽
テン?(1979) 音楽
絆/死を見つめて?(1978)<TVM> 音楽
料理長殿、ご用心?(1978) 音楽
ピンク・パンサー4?(1978) 音楽
チャーリーズ・エンジェル/ぶどう園乗っ取り殺人事件?(1976)<TVM> 音楽
マネー・チェンジャース/銀行王国?(1976)<TVM> 音楽
大陸横断超特急(1976) 音楽
ピンク・パンサー3?(1976) 音楽
THE PINK PANTHER ザ・ベスト・アニメーション?(1975〜1979)<未>  音楽
華麗なるヒコーキ野郎?(1975) 音楽
ピンク・パンサー2?(1975) 音楽
いくたびか美しく燃え?(1975) 音楽
殺し屋ハリー/華麗なる挑戦(1974) 音楽
おかしなおかしな大泥棒?(1973) 音楽
オクラホマ巨人?(1973) 音楽
時よとまれ、君は美しい/ミュンヘンの17日?(1973) 音楽
オレゴン大森林/わが緑の大地?(1971) 音楽
ナイトビジター?(1970)<未> 音楽
大洋のかなたに?(1970) 音楽
ひまわり(1970) 音楽
暁の出撃(1970) 音楽
シカゴ・シカゴ/ボスをやっつけろ!?(1969)<未> 音楽
男の闘い?(1969) 音楽
ナタリーの朝?(1969) 音楽
パーティ(1968) 音楽
暗くなるまで待って?(1967) 音楽
銃口(1967) 音楽
いつも2人で?(1967) 音楽
地上最大の脱出作戦(1966) 音楽
アラベスク(1966) 音楽
その日その時?(1965) 音楽
グレートレース?(1965) 音楽
ニューヨークの恋人(1964)<未> 音楽
暗闇でドッキリ(1964) 音楽
男性の好きなスポーツ?(1964) 音楽
雨の中の兵隊?(1963) 音楽
ピンクの豹(1963) 音楽
シャレード(1963) 音楽
H氏のバケーション?(1962) 音楽
酒とバラの日々(1962) 音楽
ハタリ!?(1962) 音楽
追跡?(1962) 音楽
ティファニーで朝食を(1961) 音楽
ゲバルトパパ?(1960)<未> 音楽
おとぼけ先生?(1960) 音楽
黒い罠(1958) 音楽
大アマゾンの半魚人?(1954) 音楽
グレン・ミラー物語(1954) 音楽
イット・ケイム・フロム・アウター・スペース?(1953)<未> 音楽
僕の彼女はどこ??(1952)<未> 音楽

*********************************************************
アルバムリスト(登場降順)
*********************************************************


*********************************************************
reserved (alphabetical)
*********************************************************
Dave Grusin / Two For The Road - The Music Of Henry Mancini
Harry Allen / Henry Mancini Songs with Strings
James Moody / Moody plays Mancini
Janet Seidel Featuring Joe Chindamo ‎/ "Charade" Henry Mancini Song Book
Monica Mancini / Monica Mancini
Royce Campbell ‎/ A Tribute To Henry Mancini
Ted Nash / The Mancini Project
Vaughan / Sarah Vaughan Songs The Mancini Songbook
Dreamsville: Sue Raney Sings The Music Of Henry Mancini
平賀マリカ / Mandelcini

*********************************************************
登場作品&曲 (comment No.)
*********************************************************
#1-"Peter Gunn"(ピーター・ガン)
#3-"Mr. Lucky"
#6-"Pink Panther" (ピンクの豹)
#10-"Charade"(シャレード)
#12-"The days of wine and roses"(酒とバラの日々)
#14-"Dear heart"

コメント(16)

さてマンシーニの音楽がジャズかポピュラーソングかなどという論争は無意味以外の何ものでもないと思いますが、このコミュニティがスタンダードジャズをテーマにしていますからマンシーニの作品の中でも少しでもジャズに距離の近い作品から見て行きましょう。

まずのスタートは、「ピーターガン」(Peter Gunn)です。
そもそもマンシーニの音楽と切っても切れないのは、映画監督でありプロデューサーであり脚本家でもあるブレーク・エドワード(Blake Edwards、1922年7月26日〜2010年12月15日)の存在でしょう。
「ティファニーで朝食を」をはじめ「酒とバラの日々」や「ピンクパンサーシリーズ」などマンシーニが音楽を手掛けた多くの作品の監督を務めた人ですが、テレビシリーズのピーターガンもエドワーズが制作・監督と脚本も手掛けています。

そもそもピーターガンはアメリカで1958年から1961年まで放映された私立探偵を主人公とした30分完結のシリーズドラマで、エピソードが合計114本製作されました。
ピーター・ガンはクレイグ・スティーブンスが演じ、彼の役どころは洗練された身なりの綺麗なクールジャズを愛する探偵でした。
良くジャズクラブに出入りしており、ローラ・オルブライトが演じるそのクラブのシンガーが主人公の彼女という設定でした。

いかにもジャズに近い、設定ですね。

ピーターガンのテーマを、ウエストコーストジャズを代表するドラマーであるシェリーマンのグループが演奏しています。


ヴァイブラフォーンの大御所、テリーギブスのバンドが西海岸の名トランぺッターであるピート・カンドリをフィーチャーしての演奏です。


デーブ・グルーシンです。


ジョー・ワイルダーです。


そしてマンシーニによる、ジャズアレンジ版です。

>>[1] 「ピーターガン」(Peter Gunn)

>そもそもピーターガンはアメリカで1958年から1961年まで放映された私立探偵を主人公とした30分完結のシリーズドラマで、エピソードが合計114本製作されました。

初回のお話、シリーズ1、エピソード1の動画がありました。
http://www.imdb.com/title/tt0673676/?ref_=ttep_ep1

当時の車のデザインがカッコいいですね。
全編を通じて流れる音楽をヘンリー・マンシーニが手がけています。

ドラマの中で "Day-in, Day-out" を歌っているのはこの人のようです。
Lola Albright
http://www.imdb.com/name/nm0017030/bio?ref_=nm_ov_bio_sm
どうやら彼女はこの番組の準レギュラーだったようです。



さて、「ピーターガン」に続いてブレイク・エドワーズが制作した60分の冒険ドラマがMr.Luckyです。
1959年にCBSで放映され、日本では「ついてる男」のタイトルで1964年に日本テレビから放映されました。
ジョン・ビビアン演じるMr.ラッキーは一流のギャンブラーで、豪華ヨットでカジノを経営するオーナー役。
毎回、宝石盗難や殺人事件など様々な事件に立ち向かっていくMr.ラッキーと相棒アンダーモの活躍が描かれました。

このMr.Luckyのテーマを書いたのも、もちろんマンシーニです。

話しは変りますが、皆さまはやはりエドワーズとマンシーニコンビの超名作、「ティファニーで朝食を」のテーマ曲をご存知でしょうか?
「ムーン・リバー」だろうって?
確かにmoon riverはこのフィルムの重要な挿入歌なのですが、「ティファニーで朝食を」のテーマ曲というのは別に存在します。

https://www.youtube.com/watch?v=shahbZwtZBU

いかにもマンシーニらしいオシャレで粋で、大都会のロマンのような物を感じさせてくれるメロディだと私は思います。

長くなりましたが今回テーマのMr.ラッキー
私はマンシーニのペンになるこのテーマ曲と、ティファニーのテーマ曲に何か共通点を感じます。 
Mr.ラッキーのテーマも都会的で、オシャレで粋な匂いに満ちていると思っていますが、これは私の勝手思い込みでしょうか?

まずは、マンシーニ自身のオーケストレーションで!


サラ・ヴォーンです。


バディ・リッチのオーケストラで


Vince Guaraldi のピアノで


Donald Byrdも演奏しています
>>[3]

>エドワーズとマンシーニコンビの超名作、「ティファニーで朝食を」

のお話が出てきましたので、すこしだけ脱線をさせてください。

『ティファニーで朝食を』 (Breakfast at Tiffany's: 1958)の原作者はトルーマン・カポーティです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Truman_Capote

彼は『わが家は花ざかり』 House of Flowers(ミュージカル。オリジナル戯曲と作詞、1954年)の作者でもあります。
このミュージカルには大スタンダード曲になった "Sleepin' Bee" が使われています。

また、上記の作品とは打って変わって、彼が1965年に発表した小説『冷血』(In Cold Blood)は、彼自身が名づけたノンフィクション・ノベルの嚆矢になっています。

この小説は映画化されています。
In Cold Blood (1967)
http://www.imdb.com/title/tt0061809/?ref_=nv_sr_1
https://en.wikipedia.org/wiki/In_Cold_Blood_(film)

In Cold Blood


またトルーマン・カポーティ自身がこの小説を取材し書き上げるまでを、彼を主人公にして描いた映画があります。
Capote (2005)
http://www.imdb.com/title/tt0379725/?ref_=nv_sr_1
https://en.wikipedia.org/wiki/Capote_(film)

Capote


また、トルーマン・カポーティ自身が出演した映画 Murder by Death (1976) があります。
http://www.imdb.com/title/tt0074937/?ref_=nv_sr_1
https://en.wikipedia.org/wiki/Murder_by_Death

Murder by Death


いずれも映画好きにとっては見逃せない作品ではないでしょうか。



映画「スペース・バンパイヤ」この映画音楽も、ヘンリー・マンシニーですよね。チョット異色ですけども。
私が好きなおバカ映画(ドタバタ喜劇)の警部役というと、思い浮かぶスターが二人います。
フランスの「ファントマ」シリーズを賑わしたジューヴ警部役のルイド・フィネスと、そして「ピンクパンサー」シリーズでクルーゾー警部を演じたピーター・セラーズがその二人です。

さてThe Pink Panther は、1963年のアメリカ映画『ピンクの豹』を第1作とする映画シリーズです。
もちろんこのシリーズにも、監督ブレイク・エドワーズ。音楽ヘンリー・マンシーニのコンビの名前が出て来ます。

ブレイク・エドワーズ監督、ピーター・セラーズ主演によるピンクパンサーのオリジナルシリーズは、8本製作されました。

ピンクの豹 The Pink Panther (1963年)
暗闇でドッキリ A Shot In The Dark (1964年)
ピンク・パンサー2 The Return of the Pink Panther (1975年)
ピンク・パンサー3 The Pink Panther Strikes Again (1976年)
ピンク・パンサー4 Revenge of the Pink Panther (1978年)
ピンク・パンサーX (トレイル・オブ・ザ・ピンクパンサー) Trail of the Pink Panther (1982年)
ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ Curse of the Pink Panther (1983年)
ピンク・パンサーの息子 Son of the Pink Panther (1993年)

そしてマンシーニが手掛けたピンクパンサーのテーマはもともと第一作「ピンクの豹」でデビッド・ニーブンが演じた怪盗の忍び足をイメージした曲であり、日本でもドリフターズのコントなどにも使用されて泥棒が登場するシーンの定番曲となりました。

ピアノジャズのバージョンです。


これが、オリジナルのようです。


ボーカル版で。


何と、ボサノヴァの巨匠ドリ・カイミもやっています。


そして、マンシーニのオーケストラで。

>>[6] The Pink Panther

ピンク・パンサーのリブート版というのが作られています。

The Pink Panther (2006)
http://www.imdb.com/title/tt0383216/?ref_=fn_al_tt_2
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Pink_Panther_(2006_film)

The Pink Panther 2 (2009)
http://www.imdb.com/title/tt0838232/?ref_=fn_al_tt_5
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Pink_Panther_2

リブート版は、クルーゾー役をスティーヴ・マーティンが演じています。
特筆すべきはジャン・レノ他の有名俳優が多数出演しています。
(2006) には大根役者のビヨンセがでています。
(2009) にはアンディ・ガルシア、リリー・トムリン他が出演しています。
そしてボリウッド(インド映画)の大スター、アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャンが出演しています。
この人が目を見張るくらいの美人です!


このリブート版は、監督を始め、ピンクパンサーのオリジナル版をみて育った映画陣の世代が、真剣に製作に取り組んでいます。

しかし、なんとなく感じてしまったのは、クルーゾー役のスティーヴ・マーティンの演技に違和感を感じてしまったのです。
ピーター・セラーズは実にまじめな顔で演技をして、まじめな会話や動作の中に「ズレ」を見せて笑わせてくれるのですが、スティーヴ・マーティンの方は顔で笑わせようとするようなところがあって、「ちょっと違うかなぁ」と思ってしまうところにあるように思えました。






しかし、このテーマ曲には誰も歌詞をつけて歌っていないのかなぁ…
>>[6]を探しても見つからないのが残念です。


the pink panther (1963)


A Shot In The Dark (1964)


The Return of the Pink Panther (1975)


The Pink Panther Strikes Again (1976)


Revenge of the Pink Panther (1978)


Trail of the Pink Panther (1982)


Curse of the Pink Panther (1983)


Son of the Pink Panther (1993)


ヘンリー・マンシーニの作曲リストがありました。

何曲あるんだろう…

http://songwritershalloffame.org/index.php/songs/C300/
"Charade"は1963年に、アメリカのユニバーサル・ピクチャーズが制作したサスペンス映画です。
製作・監督は「パリの恋人」のスタンリー・ドーネン、脚本はピーター・ストーン、撮影はチャールズ・ラング。そして音楽はもちろんマンシーニ。
オードリー・ヘップバーンとケーリー・グラントの、二大スターの共演が実現しました。

charadeを辞書で引くと「ジェスチャーゲーム」と書いてあります。
ジェスチャーを見て、隠れた言葉を当てるゲーム、つまりこの映画は「謎解きゲーム」というタイトルという事になります。
謎の連続で観客は騙されて、煙に巻かれます。
そして大どんでん返しのラストシーンまで、本当に楽しめる映画でした。

マンシーニの音楽はスマートでファッショナブルで、ハイセンスなメロディが続き、タイトルバックでは当時流行ったタヒチアンタムレのリズムも取り入れています。

ファッション、音楽、そして映画そのものがあの時代の最先端を行くトレンディ・ドラマでもあったわけです。

テーマ曲の作詞は、やはり多くのマンシーニ作品に詞を付けている JOHNNY MERCERです。

When we played our charade
We were like children posing
Playing at games, acting out names
Guessing the parts we played

Oh what a hit we made
We came on next to closing
Best on the bill, lovers until
Love left the masquerade

Fate seemed to pull the strings
I turned and you were gone
While from the darkened wings
The music box played on

Sad little serenade
Song of my heart's composing
I hear it still, I always will
Best on the bill
Charade

謎解き遊びに興じる二人
子供のように 問題を出し合い
ゲームを楽しみ 役になりきって
それぞれが演じた役柄を推測する

さあ 謎は解けた
もうすぐゲームも終わりに近づく
仮面舞踏会が終わるまで 
主役の 恋人同士を演じる二人

運命にあやつられ
振り向けば あなたはいない
照明の落ちた舞台のそでから
オルゴールの音が聞こえてくるだけ

悲しいセレナーデ
私の心が作り出す音楽が
まだ私の耳に響いてくる 私はいつでも
謎解きゲームの主役を演じる

まず、マンシーニのオーケストラで


ジョニー・ハートマンのヴォーカルで


Sahib Shihabも、やっています


そしてヘンリーの愛娘、モニカ・マンシーニのヴォーカルです。

>>[10]

モニカ・マンシーニ (Monica Mancini) この人についてはま〜ったく知りませんでした。

https://en.wikipedia.org/wiki/Monica_Mancini

アルバムも何枚か出しているようで、ソングブック・アルバムもありますね。
お父ちゃんソングブックとジョニー・マーサーソングブックです。
http://www.allmusic.com/artist/monica-mancini-mn0000586318/discography

【いろいろなソングブック・アルバム】で少しだけ掘り下げてみましょう。

ところで、ヘンリー・マンシーニとジョニー・マーサのコンビの曲というのは何曲ぐらいあるのでしょうね。
ヘンリーの作曲リストとジョニーの作詞リストを掘り起こしてマッチングさせると判るのでしょうけれど、手でやるのは大変です。

どなたか簡単なマッチング・スクリプトを提供いただけませんでしょうか。


いかにも美しいタイトルからは想像も出来ない悲惨な典型的なアル中映画が、1962年にブレイク・エドワーズが監督と務めた"The Day of Wine and Roses"「酒とバラの日々」です。
出演は、ジャック・レモンとリー・レミック。
二人はアル中から立ち直れない、悲劇の夫婦を演じました。

タイトルだけではなく、マンシーニのテーマ曲も、例によって後から付けられたジョニー・マーサの歌詞も美しい曲ですね。
この曲は、62年度アカデミー主題歌賞を獲得、また、グラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀編曲賞を受賞しています。

私的な事でお恥ずかしながら私はカラオケスナックやピアノバーに行ってアルコールが入るとどうしてもこの曲を歌いたい衝動にかられてしまい、周囲の迷惑を顧みずについ声を張り上げて歌ってしまいます。
やはり、アルコールは怖い??

The days of wine and roses
laugh and run away like a child at play
Through a meadowland toward a closing door
A door marked "nevermore" that wasn't there before

The lonely night discloses
just a passing breeze filled with memories
Of the golden smile that introduced me to
The days of wine and roses and you

酒とバラの日々は、
戯れる子どものように、
笑いつつ駆け抜けていく。
野を走り、閉じられた扉に向かう。
「二度としない」と刻まれた扉。
そんな言葉、前にはなかったのに。

孤独な夜は、吹き抜ける風にたくして
思い出の数々をよみがえらせる。
あの光輝く微笑みが私を導く
酒とバラと、そしてあなたがいた日々をに


ロージーのボーカル版で


オスカー・ピーターソンのピアノトリオで


デクスター・ゴードンのテナーサックスで


シナトラのヴォーカルで


そしてマンシーニ本人のプレーです。

>>[12]でこの映画を探したのですが、置いていませんでした ^^;

歌詞の和訳はこちらが丁寧に取り組んでいるようです。

http://camoq.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/days-of-wine--1.html
"Dear Heart"
マンシー二が「ムーン・リバー」「酒とバラの日々」でアカデミー賞歌曲賞を連続受賞し「シャレード」がノミネートに終わった翌年の1964年,デルバート・マン監督の映画"Dear Heart"の主題歌であるこの曲もアカデミーにノミネートされました。

映画はグレン・フォードが主演した、中年達の恋愛ドタバタコメディです。
内容が今一歩アピール不足と判断されたのか、この映画は日本未公開に終わっています。

但し後にテレビで「ニューヨークの恋人」というタイトルを付けて放映されたので、一応邦題は「ニューヨークの恋人」という事になります。

スローバラードのマンシーニのテーマ曲は相変わらず人を惹きつける美しいメロディで、この曲の作詞はジェイ・リビングストンとレイ・エヴァンスが担当しました。
この曲はジャズの世界ではあまり聞きませんが、アンディ・ウイリアムスのボーカルでヒットしました。

Dear heart, wish you were here to warm this night
My dear heart, it seems like a year since you've been out of my sight
A single room, a table for one
It's a lonesome town all right
But soon I'll kiss you hello at our front door
And dear heart, I want you to know
I'll leave your arms never more

愛しい人よ、あなたがそばに居てくれたらこの夜が暖かくなるのに。
愛しい人よ、あなたが私の前から消えて 1 年が過ぎ去ろうとしている。
テーブルが一つだけの、個室。そこは寂れた街そのもの。
でもすぐに、あなたを玄関でキスで出迎える。
愛しい人よ知って欲しい。もうあなたの腕を決して離さないと。

やはりアンディ・ウイリアムス(マンシーニと一緒です)


Teresa Brewerのボーカルです。


磯貝たかあきさんの歌が有りました。


BOOTS RANDOLPHの、ムードテナー?


そして、シナトラです。

>>[14] "Dear Heart"

>この曲はジャズの世界ではあまり聞きませんが、

そうでしたか。
なかなかきれいな曲なので、結構耳にしているような気がしていたのですが…

こんな録音がありました。





映画『ニューヨークの恋人』といいますと、この映画を思い出します。
Kate & Leopold (2001)
http://www.imdb.com/title/tt0035423/?ref_=fn_al_tt_1
https://en.wikipedia.org/wiki/Kate_%26_Leopold
タイムスリップを扱った作品で、エレベーターの発明者オーテスも出てきます。

Dear Heart (1964) の方はDVDがあるかどうか調べてみます。
http://www.imdb.com/title/tt0057999/?ref_=nv_sr_1
https://en.wikipedia.org/wiki/Dear_Heart



"Breakfast at Tiffany's"
Barney kessel and his men

これはジャズギターの名手バーニー・ケッセルが、映画「ティファニーで朝食を」に挿入されたマンシーニのペンによる全曲をジャズ化したアルバムです。
1962年1月に、ロサンゼルスで録音されました。

ここではケッセルはギターのみならず、バンジョーやベースギター、12弦ギターなどを使い分けています。
バックを固めるミュージシャンも西海岸派の実力者揃いで、バド・シャンク (as,fl) ポール・ホーン (saxes,pic) ヴィクター・フェルドマン (vib,marimba) チャック・バーグホーファー (b) アール・パーマー (ds) といった豪華な陣営。

バー二-のリーダーアルバムならさぞやバリバリのジャズが聞けるかというと、意外や?耳に心地よいイージー・リッスニングの音作りがされています。
飲食店のBGMにでもピッタリといったサウンドで、それはそれで気持ちよく聞き流しても良いのでしょうがあえてなぜバーニーがこの映画の挿入曲全曲に挑戦したのか?という謎が残るアルバムです。

1.Moon River. 2. Something for cat. 3. Sally's tomato. 4. Mr. Yunioshi. 5. the big blow out.
6. Hub caps and tail lights. 7. Breakfast at Tiffany's 8. Latin golightly. 9. Holly. 10. Loose caboose. 11. The big heist. 12. Moon riber chacha.
















ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

Standard Jazz Song 更新情報

Standard Jazz Songのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。