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金と日本文化の研究会コミュの金と日本文化(1)

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金と日本文化(1)

「金」と人間の結びつきは、
青銅器、鉄器時代よりも古い。
あまり確とした根拠はないのだが、
私見では中石器時代まで
さかのぼれるのではないかと考える。
自然金や砂金は精錬する必要がなかったので、
道具があれば
叩いたりのばしたり、切ったり、傷を付けたりと
容易に加工が出来る性質を持っている。
そして、
火の発見により、
自然金や砂金で造ったモノを溶かして
また別のモノに作り替えるという
不思議な存在を
人間は見逃さなかっただろう。
5千年を超す、
古代文明からの歴史の中で、
私たち人間にとって
金が重要な役割を担ってきた事は、
世界中の
博物館や美術館に収蔵されている、
発掘品などを見ても
明らかである。
また紀元前5世紀頃に書かれた
ヘロドトスの「歴史」にも、
金について多くのことが書かれている。
日本に金がもたらされたのは、
紀元前後のことで、
金印については以前にも書いた。
その後552年(538年説も)に
日本に仏教が入ってくると、
瞬く間に寺院建立と仏像造立が
全国に広がっていく。
その仏像の殆どは
表面を金で覆うのだが、
金銅に金を張付けるには
アマルガムという
水銀に金を溶かして表面を塗る技法。
しかし多くの金銅仏に使う金は
一体何処から調達したのだろうか。
この当時
日本から金が採れたという事実はなく、
主に朝鮮半島からの輸入によったようだ。
金と日本文化の結びつきはかなり深く、
日本独特の文化を築いていく。

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